鮨処よし田 5月【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】

連休に島根にいる姉が大阪に帰省。。高齢の父親の顔を見に来てくれる。(感謝)

私ども本社近くのお気に入りの寿司店で晩ご飯を一緒する。この店は界隈ではかなりの人気店で特筆はネタの上質さとコストパフォーマンス。

店内には沢山メニューの札が貼っていてすべて明朗会計。この日はお得な握りのコースを所望する。

最初は右側がシマアジと天然カンパチ。。いきなりプリプリのコリコリ攻撃。大根おろしに醤油を浸したものもとてもいい塩梅。小さめのシャリも実にいい。左側の手前はとらふぐに白子をのせたものとカワハギにその肝を乗せたもの。両方ともおろしポン酢で。

目玉が飛び出るくらい旨かった。

生ダコは丁寧な下処理のために臭みもなく固すぎす味がとても深い。一つは柚子胡椒を忍ばせてあり一つは梅肉で。この店の鮨の特徴は2貫づけで1貫づつ味を変えて出してくれること。工夫されたお寿司はネタの良さもありとても美味しい。

バリバリ霜降りの牛肉をあぶったものは「ホント美味しいわ」と思わず声が出ていた。

私はお肉は遠慮というと好物のたいらぎ貝を替わりに出していただく。このような心遣いがうれしい。

トロが苦手な私のことを良く知っていただいて赤貝を出していただく。コリコリして大満足。

本マグロのトロは「島根ではこんなんあらへんわ」と姉の言葉。。気に入っていただいてよかった。奥は少し炙ったもの。食べ比べも出来て大満足。

この日一番美味しいなあと感じた徳島産の真鯛。この時期は身がやせる時期であまり鯛はいいのがないと言うのが定説だがこの店のご主人の目利きには敬服する。脂もしっかり乗ってねっとりした身は旨味たっぷり。これも鯛の白子と皮の湯引きが乗ったものの2つの味を楽しむ。

この店のイケメン店主、顔はいかついんだけど小振りのお寿司や細部にわたった仕事ぶり、いろんなところに柚子の皮が乗ったりとか仕事はとっても細やか・・

しめ鯖もとてもいい脂がのって最高に旨い。一つはバッテラ昆布が乗り、一つは少し炙りがかかっている。

最後は北海道産の甘すぎるウニで締め。もうこの色とつやは見ただけで口の中がきゅっとなる。。かなり上質であることは一口いただけばわかる。ミョウバン臭さは一切ない。

コース終了後私だけエビの握りを所望する。私が小学生の頃、両親が現在の本社近辺で小さな寿司屋を営んでいて学校から帰ると母親がよくおやつにエビの握りを作ってくれた。子供心に美味しいなあと思いながら毎日エビばかり食べていた。

だから今でも車エビや天然のエビではなく冷凍の普通のチープな美味しすぎないエビの握りが無性に食べたくなるときがある。

仕上げは玉子が入った赤出し。半熟玉子を割ってかき混ぜるととてもまろやか。安心してほんと美味しかったねと言えるお寿司。。この日のコースは4150円なり。

お寿司だけではなくお酒のアテもとても充実。
お魚はとても新鮮で上質なものを使用しているので美味しい魚で一杯飲みもいいと思う。

大阪市住之江区東加賀屋3-16-16

06-6683-4084

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