2025年05月

5月 雑記

夏の気配を感じる季節になりました。今月も私の日記を見ていただきありがとうございました。毎月のことですが月末は日記で掲載していなかった普段使いの店や好みの店などを自身の忘備録として記します。

少しずつですがこのブログのHPも改良を重ねています。読者さんがどこかに行かれてお店を探される時に利用いただけるように検索機能もバージョンをあげています。また食べログにも転送して閲覧機会が少しでも増えるようにもしています。

このブログは美味しいお店の紹介ではなく私個人の食事日記がベースとなっていますので店舗の好みは偏重気味でありますことお許しください。また商業ベースのお店掲載依頼は全てお断りしております。

このブログで何度も紹介させていただいた住吉大社の中の汐かけ横丁のホルモンミサイルが5月末で閉店。お気に入りのお店だったんだけど残念。

お気に入りの住之江区の東加賀屋のビストロバル「MICRAD」のワンプレートランチは1000円から。この日は牛ほほ肉の赤ワイン煮込み1400円、ごぼうのスープ付き、副菜も美味しい。ランチなのに本格的で大満足。

リーガロイヤルホテル大阪のB1にある老舗うどん店の「今井」できつねうどん1250円をいただく。飲食店経営者として羨ましいくらい美味しかった。さすがの老舗の貫禄・・・

ひと月に数度訪問する阿倍野の居酒屋のオオサカ堂。この日は阿倍野の眞ちゃん豆腐の冷奴380円、尾崎港直送平目の昆布締め780円、千早赤坂産の筍旨煮450円、和泉市田中商店の胡麻豆腐380円、鯛の頭のアクアパッツア780円、福島区の大黒ソースを使用した激辛焼きそば780円など。最近値上げしたみたいだけどそれでもコスパは素晴らしい。

大阪高島屋のB1のイートインのはり重でビーフカツカレー1650円。肉も柔らかくて美味しい。カレールーはしっかりと煮込まれた牛肉がたっぷり入った欧風タイプ。

阿倍野の路地にあるイタリアン立ち飲みバルのBacaro

この日は鮑と岩海苔の濃厚リゾット1200円が秀逸。

ベネチア出身のアレちゃんの明るい接客と美味しいつまみに誘われて7席くらいの小さな店に20人くらいが集結する人気店。客の半分以上が若い外国人。

南船場のジムの帰りは豚生姜焼き専門店の上出来

使用する豚肉は3種類から選ぶことができる。特にリブロースは柔らかくてとても美味しい。ランチタイムは生卵が無料。

新世界の口人気串カツ店の八重勝の海老は550円だけど食べ応え満点。保水していないブラックタイガーを使用していて注文を聞いてからから殻をむく。当然身はぷりぷりでかなり美味しい。こちらのお店はいつも掃除も行き届いていて気持ちがいい。

クリスタ長堀に最近できたwith greenのコブサラダ。ジムの帰りに最近訪問することが多い。もう少し安ければいいのにといつも思う。

上本町の果物カフェの山口果物店のデコポンのかき氷1000円。フルーツを使用した蜜も美味しくて最高のデザート。

初万博でニチレイが運営する炒飯専門店でランチ。1500円だったが思いの外、美味しかったことにびっくり。流石の冷凍食品でした

万博の東ゲートの近くの万博で一番安いうどん店のうどんは600円でした。

でもおにぎりは400円で生ビールは800円。なんとも言えないバランスでした

昭和町のふくの助で夏の河豚を楽しむ。この日はアラカルトで注文。ぶつ切りの刺身は食べ応えあり。河豚皮ポン酢と焼き河豚、唐揚げを日本酒と一緒にいただく。

私どもが経営する住之江区にある懐石料理徳で会食会合。8000円のコース料理(税・サ別)高級食材はないけど美味しかったです。

・先付けー抹茶嶺岡豆腐と北海道雲丹
・刺身ーイサキ、細魚、鰹たたき(別皿にて)
・煮物椀ー玉蜀黍擦り流し、帆立真薯、ヤングコーン、水菜
・焼肴ー金目鯛塩焼き 青さ海苔佃煮、酢蓮根
・八寸ー分葱ぬた和え、穴子寿司、鰻と牛蒡八幡、稚鮎甘露煮、玉蜀黍と枝豆茶巾
・酢肴ー鱧チリ、白芋、若芽
・食事ー釜炊きご飯 有馬ちりめん、だし巻き卵、新生姜鼈甲 赤だし汁
・水菓子ー美味しいみかん

できましたら皆様のお気に入りの地元のお店などおすすめ店をご教示いただければと存じます。予約の取れない高級店よりもお店や店主や商品の個性が立った「渋すぎる店や」「おもしろ美味しい店」が個人的には好みです。私のアドレスは→shatyo@nori-net.jpです。

6月も引き続きよろしくお願いいたします。

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ひろせ 5月 *東心斎橋和食の佳店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の和食店を訪問。大阪で美味しい日本料理を提供する店の一つ。心斎橋駅から徒歩7分、畳屋町の雑居ビルの一階に位置する。小体なお店はカウンター6席と小上がりのテーブル2卓のみ。店内全て掃除は行き届いていてとても綺麗にされている。

寡黙なご主人の手元を見ながら食事ができるカウンターが特等席。西心斎橋のミシュラン店「ゆうの」で修行されたご主人の素材重視の食い味のある仕事が口によく合う。刺身の美味しさと備長炭を使った炭火を駆使した焼肴は特に秀逸。ご主人はソムリエの資格も持っておられるので赤ワインと肉料理のみならず煮物椀を合わせる客も多い。

料理は全てひろせ氏が一人で作り、配膳は妙齢の女性が担当。料理は月替わりのコース16500円(税別)。遅がけの時間はアラカルトを提供されるようになったと聞き及ぶ。

普段は先付けで始まるんだけどこの日は勢いを感じさせる前菜盛り合わせから。

稚鮎の唐揚げ、鯛肝の玉子寄せ(これはかなり美味しい)、蛸の柔らか煮とフルーツトマト、秋田産の新蓴菜、鯛の子の含め煮など。どれも丁寧に作られていて特にトマトに掛かる酢味噌のワンランク上の美味しさに悶絶する。

刺身はミンククジラのロース、皮目を炙った金目鯛とノドグロ、平貝、締め鯖の錦巻き、鯛昆布締めなど圧巻の6種盛り。これだけで日本酒が大量にいただける。

続いての煮物椀は高知産の炭火でふんわりと焼いた白甘鯛。下には蓬豆腐が敷かれていてこしあぶらと蕗のスライスが添えられる。喰い味ある大阪料理らしい逸品。

大ぶりに包丁された蒸し鮑。一口で頬張れば上品な旨みが口いっぱいに広がる。肝のソースもかなり美味しい。白芋は鯛白子ソースで和えられる。

肉料理は和牛のいちぼ部分を使用。旨みも深く濃いめの純米酒と一緒にいただく。炭火で火入れした極太のアスパラガスも瑞々しい。

食事は釜炊きの帆立ご飯。ご飯に貝の旨みがしっかり入り込んでとても美味しい。

抹茶アイスを入れた最中でフィニッシュ。

珍しい夏酒含めしっかりといただきました。

デザートの最中に合わせて出していただいたデザートワイン(貴腐ワイン)。とても贅沢です。今回も大満足。ごちそうさまでした。

遅がけの時間からのアラカルトメニュー。

過去の記事はこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

米増 5月 *大阪を代表する和食店【大阪市 福島】

福島の表記の人気和食店を友人と定期訪問。毎回工夫を凝らした茶味あふれる料理は日々の活力のもとになる。カウンターで相伴する客の筋もとてもいい。誰もが大きな声を出さずにひそひそ声で話をする。厨房の中でもほとんど調理の音がしないのもさすがでお茶室にいる錯覚に陥る。

福島駅から北に徒歩7分、大阪屈指の予約困難店でミシュランは星2つだけどそのことには全く触れられない。食事のスタートは14時と17時半の2部制。料理のおいしさと気配りの効いたコミュニケーションにいつも魅了される。月替わりの献立も毎年新しいものを考えられ、その時期の一番美味しい物を常に提供される。

大阪の「本湖月」や「かが万」等で修行をされた温和な人柄のご主人と着物姿の奥さん、調理師学校を出た全員21歳の見習いスタッフさん3名トリオで切り盛り。コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日は23000円(税・サ別)。予約の2日前に女将さんから確認の連絡があるのもありがたい。

この日焼き魚に使用される夏の高級魚アコウのプレゼンテーション。1キロオーバーの大きなサイズで身がプリンプリンだった。これだけでも訪問する価値があったと思う。

料理写真掲載は禁止なので忘備録のため献立のみ記す。

・冷たい新茶
・碓井豌豆豆腐 蓴菜
・根曲筍の飯蒸し 柏の葉包
・淡路島の春子鯛、寄せ素麺、三度豆、青柚
・明石産油目焼き霜造り、ポン酢ジュレ、油目の煮凝り
・林崎の蛸柔らか煮、、徳島産もずく
・スナップエンドウの豆とハリ烏賊
・アコウの塩焼き、こしあぶら
・福井産の蕎麦粉を使った蕎麦、うどの天ぷら
・大鍋で冬瓜スープと福岡産鰻白焼
・釜炊きご飯とお供(小鮎煮、のびる、しどけ、桜鱒など)
・メロンと牛乳ソルベ、炭酸羹
・焼き餅とこし餡(全て手作り) 薄茶

お酒と一緒に全て美味しくいただきました。

過去の記事はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食