カテゴリー:和食

こりょうり たか屋 *京都駅近くの小料理店

京都の表記の和食店を島原のお茶屋さんで遊んだ後に訪問。こちらは京都駅と東本願寺の間、烏丸七条の交差点を西に50mくらい行ったところに位置する。

店内はカウンター席のみで9席。ご主人と配膳スタッフ2名で切り盛り。
夜は税込11,550円のおまかせコースのみ。予約は必須。隣の席に外国人の一人客が座る。

先付けは蕪蒸し。中には鰆の身が入る。ふわふわ食感で優しい出汁の味が体に染み渡る。

香住産のせこがにのゼリー掛け。日本酒との相性がとてもいい。。土佐酢のゼリーの塩梅も完璧。

煮物椀は蕪と青梗菜とひろうす。白味噌仕立ての出汁には蟹のエキスが入る。

刺身は鯛と甲烏賊。藻塩といただくと甘く感じる。鯛の白子はポン酢でいただく。

天然ぶりを炭火でレアに焼いて野菜と一緒にいただく趣向。レモン汁の入ったソースがかけられていて粒マスタードがいいアクセント。あっさりといただくことができた。

豪華な八寸は海苔巻きでいただく鯖寿司。栗で作ったコロッケ、黒毛和牛のローストビーフ、柿とムカゴの白和えなど。どれも手の込んだものばかりで目にも麗しい秋の吹き寄せ。

鱈を炭火で焼いて水菜と一緒にはりはり鍋仕立てにしたもの。身体が温まる滋味深い逸品で、これも出汁の美味しさが秀逸なり。

白ごはんと選べるお供。おすすめの焼き鯖を所望する。

デザートは手作りの焼き芋のアイスクリームと洋梨とシャインマスカット。

お酒もたくさんいただきました。「こりょうり」と店名には書いてありますがコスパに優れた立派な日本料理のお店でした。ランチは10品程の小皿料理の御膳を3000円位でいただくことができるそうです。

帰りは怪しげな飲食街を見学して帰阪しました。

京都市下京区西境町165
075-365-5159
12:00-14:00 17:00-22:00
日曜日定休

和食 京都市

食堂まっすぐ *なんばのカジュアルな和食店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】 【大阪市 難波】

心斎橋の表記の小料理店を訪問。本年9月に初めて訪問してから毎月通っている気がする。大阪メトロなんば駅から道頓堀を渡って徒歩5分、三津寺筋の雑居ビルの奥まったところにある。7席しかない店なのでなかなか予約が取りにくい。今回も当日にインスタで席の空き情報を見つけ、一人で開店時間を目指して伺う。

引き戸を開けると店内はうなぎの寝床のようなカウンター7席のみでご主人の完全ワンオペ。お店のメニューは初訪問の場合は6600円のお任せコースとなり、2回目以降は黒板に書かれたアラカルトで注文できるシステム。しかしながら常連でもおまかせで注文している客が多い。

コース料理は、お刺身、揚げ物、あて盛りなど黒板に書かれたものを少しずつ店主のアイデアと一工夫を添えて出していただけるのでお得と思われる。料理はほぼ待つことなくスムーズに出していただけるのがありがたい。私は今回もアラカルトで注文する。
食材の組み合わせやお仕立てに工夫と創作があって毎回メニューを見るのが楽しみ。

先付けはさつまいもと縮み法蓮草のお浸し。酢橘ソーダと一緒にいただく。

ここから焼酎に切り替えて、おまかせあて3種類を注文「まーしーのポテサラ」「青さのチヂミ」「ししとうと茄子皮の肉味噌炒め」「タコとブロッコリーのぬた」。それぞれに手間がしっかりかかっていて何をいただいても美味しい。

ご主人の出身の丹後産のアオリイカ。切りつけ盛り付けがとても美しい。

炊いた海老芋の豚巻きフライ法蓮草ソースとタルタル。。お酒がよくすすむ一品。

最後に野菜たっぷりの粕汁をいただきました。お酒を4杯いただいてこの日の支払いは5400円。入店から退店まで45分。サクッと一人で美味しいものをいただきたいときに重宝しています。予約はインスタから・・・

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大阪市中央区心斎橋筋2-7-11 日宝ロイヤルビル 1F
18:00~26:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋大阪市 難波 和食

米増 11月 *関西屈指の予約困難和食店【大阪市 福島】

ほぼ毎月訪問する大阪福島の表記の和食店を友人と訪問。現在は新規客は取られていない人気店。ミシュランはずっと2つ星だけどそのことには全く触れられない。

器も常に新しいものを色々と購入され食事だけでなく設含めて楽しませていただいている。ご主人や奥さん、若いお弟子産たちのコミュニケーション力も卓越していて時間があっという間に過ぎる。

食事終了まで3時間かかるけどカウンター越しの食材のデモンストレーションやライブ感溢れる料理の仕上げなどを見ていると飽きることはない。この日もカウンターで若いスタッフさんが筋子をほぐしたり栗きんとんを目の前で作ったりされて楽しめた。この日の丹波篠山産の栗きんとんは美味しすぎて声も出なかった。セコガニは甲羅に身と外子と内子を詰めて供されるんだけどそれぞれの火入れ具合が異なって調理されていることにもびっくり。。

料理の写真掲載は控えてほしいとのことなので忘備録として献立のみ記す。

・先付け 北海道のたらの白子を出汁で伸ばして葛で豆腐のように仕立てたもの
・お凌ぎ 明石の鯖の棒寿司 辛子添え
・煮物椀 蕪と霞ヶ浦の天然鰻白焼き ほうれん草
・造り すさみの鰹、和歌山の伊勢海老、カワハギ
・菊菜のおひたし
・北海道のせこ蟹
・岡山産天然すっぽん鍋、小芋、九条ネギ
・釜炊きご飯 自家製いくら、牛肉と香茸、かますでんぶ 味噌汁
・富有柿とさつまいものソルベ
・自家製栗きんとんと薄茶

この日はお酒を4種類いただきました。ごちそうさまでした。

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大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食