鰻流(うなる)*北新地の鰻料理店【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の帰りに表記の鰻店を訪問。深夜食堂しまながしさんのお店を間借りされてランチタイムと18時〜20時のみ営業。21時からはしまながしさんが営業されているとのこと。アバンザビルの南側の飲食店の集積した古めのビルの4階に位置する。

お店はカウンター8席と個室のテーブル4席。お店はご主人のワンオペ。注文が入ってから鰻を備長炭を使って焼き始める。鰻丼は鰻の切り身の量によって価格が変わる。鰻は蒲焼き・白焼き・酒蒸しの3種類から自由に選ぶことができる。

例えば鰻1本分をかば焼きと白焼きと酒蒸しの3種類の調理法に分けたものもある(3960円)。この日はメニューの写真が美味しそうだったので「うなとろ丼ダブル2500円(シングルは1300円、トリプルは3700円)」を注文する。

焼いた鰻を蒸して餡掛けにした玉子の上に盛り付けて着丼。鰻はふわふわで味付けも濃くなく上品な仕上がり。出汁の効いたとろとろ玉子との相性が抜群。鰻も国産で厚みのある本物を使用。予想をいい意味で裏切る丁寧な仕上がりの内容に大満足。焼くのに時間がかかるので提供まで30分は待つ覚悟が必要。ごちそうさまでした。。

大阪市北区堂島1-5-35 堂島レジャービル4F
050-5488-2184
11:00 - 15:00/18:00 - 20:00
月曜定休

大阪市 梅田/JR大阪

北新地 天冨 *北新地の人気天ぷら店【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の後、北新地の表記の天ぷら店を訪問。新地本通りのビルの2階で30年続く老舗店。夜は11000円のコース一本。

 

年季の入った店内はカウンターとテーブル席、小さな座敷が一つづつ。

ランチメニューの天丼は1500円、海老が2本になると2000円、穴子が入った上天丼が2000円、海老と穴子の入った上天丼2000円(全て税込、現金支払い)今回は上天丼に海老500円を追加する。

ご主人が目の前で天ぷらを一つづつ揚げてそれを女性スタッフさんが流れ作業で醤油ベースの甘辛いタレにポチャンとつけてご飯の上に盛り付けられる。

しばらくして着丼。かなりの色黒でまさに関東風の天丼の風情

このままでは食べにくいので取り皿に山盛りの天ぷらを外して仮置きしてから一つづつご飯と一緒にいただくのがこの店流。

天ぷらの具材は大きなブラックタイガー海老、ふわふわカリカリの穴子、鯛の大葉巻き、身厚の烏賊、茄子、蓮根、玉ねぎ、茄子、ズッキーニ、かぼちゃなど。天ぷらをいただくと見た目ほど辛くはない。サクサクの衣に旨みたっぷりのタレと共にごま油の香りが鼻に抜ける。海老の美味しさも秀逸。

赤だしの味噌汁も完璧な塩梅でとても美味しい。隣の外国人の客にはスプーンを出されてました。親切なお店で見ていて気持ちが良かった。ごちそうさまでした。

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大阪市北区曽根崎新地1-5-2 大川ビル本館2F

大阪市 梅田/JR大阪 どんぶり天ぷら

守破離 堂島店 *十割蕎麦の名店【大阪市 梅田/JR大阪】

堂島にある表記の店を夜に一人で訪問。昼間は常に満席で行列ができる人気店。西梅田駅から徒歩3分の好立地。こちらのお店の他にも谷町、日本橋にも同店舗がある。「この店が関西で一番そばが美味しいと思う」という友人もいる。

センスのいい店内は大きなテーブル席やカウンター、ライトアップされた中庭を臨むソファー席もある。こちらのお店は蕎麦のみならず一品料理のクオリティーも高いので一人ご飯の時にたまに利用させていただく。

この日は日本酒と共に酒肴と蕎麦を注文する。

最初にわさび菜のお浸しをいただく。器にもこだわりがあり店主の良い審美眼が垣間見える。続いてのホタルイカと新じゃがの肝バター炒めは初めていただいた料理。素材を活かしたアイデアのある料理に敬服。だし巻き玉子ハーフサイズは完璧な焼き上がりと味。ここまで見事なだし巻きは滅多にいただけないと断言できる。

最後に看板商品の十割蕎麦をいただく。石臼で自家挽きし手ごねの手打ちで加水もかなり少ない。早く食べないと固まってしまうタイプ。麺線も美しく細麺だけどシャキッとした風味豊かな仕上がり。ありがちなパサつきは全くなくてコシもしっかりと感じる出来栄え。

香り高い「つゆ」は辛すぎない塩梅でとてもいいバランスと思える。昆布の旨みがしっかりと感じられる大人な味わい。
夜の一人蕎麦もたまにはいいね。

大阪市北区曽根崎新地2-1-9
11:30~14:30 / 17:30~21:00

大阪市 梅田/JR大阪 蕎麦