Gucite グシテ *天満橋の人気イタリアン【大阪市 天満橋】

天満の表記のイタリアンを訪問。京阪電車、大阪メトロの天満橋駅から北に徒歩5分。現在新規の予約は不可なので友人の予約に相伴させていただく。

店内は手前にテーブル席、奥にオープンキッチンのL字カウンター15席の空間。今回はテーブル席に案内いただく。こちらはシェフがワンオペで料理の提供とサービス全般をされるとのこと。この日も料理提供終了まで約3時間。ドリンクは全ての料理にワインペアリングが施される。

最初の一皿は日本で唯一作られている(らしい)木更津の水牛モッツァレラとガスパチョ。チーズはとてもフレッシュ、酸味のあるガスパチョは暑気払いにちょうどいい。

鯖のブルスケッタ。鯖の締め加減がとてもいい。スルスルと喉に入る感じ。一見無骨だけど味のバランスなどよく考えられている。

名物料理のバスク豚ローストのツナマヨソース(トンナート)。豚肉自身も美味しいけどどニンニク風味のツナソースが秀逸。適度な酸味もあってアンチョビやケッパーなどが入っているかと推察される。

花ズッキーニにすり身を詰めてフリットにしたもの。ズッキーニも美味しいけど旨みが凝縮されたスープドポアゾンのようなソースがかなり美味しい。甲殻類含めいろいろな魚の味がする。

適度な硬さに火入れされた牛タンにパプリカソースを乗せたもの。鰯の南蛮漬けも日本であまりいただかない味わい。焼き込んだポレンタと塩タラすり身のブランダール。外国で食事をしているような錯覚に陥るような内容。ワインとの相性がとてもいい。

鱧と那須とチーズを合わせたものと金目鯛と白身と鰹のカルパッチョのような料理。

メインは牛ステーキ。部位は不明だけどしっかりとしたかみごたえと赤身の旨みがある。トリュフは不要かな・・・

トリッパのタヤリン。厚みのあるトリッパがとても美味しい。平打ちの細麺でパツパツした食感であまりいただいたことのない種類。お腹の加減で量は少なめにしていただきました。ワンオペとは思えないタイミングで「シェフが客に何を食べさせたいのか」がわかる料理が次々提供され、その都度ワインを全ての客に声掛けしながらサーブされていることにびっくり。

ワインは全てナチュールのペアリンク。ガブガブ飲みました。全て美味しく楽しくいただきました。ごちそうさまでした。

大阪市北区天満2-7-1
18:00〜00:00
木曜日定休

大阪市 天満橋 イタリアン