カテゴリー:鉄板焼

Noi  *東心斎橋の隠れ屋鉄板焼き店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

東心斎橋の表記の店を友人と訪問。なんば歌舞伎座の裏で長年営業されていた「テッパンラブワイン」をされていた店主のヒデさんが西天満の「薪炭まだら 」や北浜の「中国菜 火ノ鳥 」で修行をされ、この地で今年6月にニューオープン。

心斎橋駅から徒歩5分、雑居ビルの3階に隠れ屋のように位置する。ファザード含めた店内は間接照明を使ったかなりスタイリッシュな空間。ウッディなカウンター8席と銅板のコントラストがかなり素敵。 ソムリエの店主厳選のオーストラリア・日本を中心としたニューワールドのワインに修業先の中華料理の要素を合わせた創作鉄板料理を提供されている。

全9品のお手軽なコース料理もあるがこの日はアラカルトで注文。

中華の空気を纏った前菜盛り合わせ1500円。アルプス乙女(姫林檎)のジャスミン酒漬け、ヨコワの生春巻き油淋鶏ソース、冬瓜と松茸の摺流し、葉鰹をラー油と中国醤油、徳島産椎茸ブルーチーズとパン粉、蒸し鶏と茗荷の香味ソースなど。

これらをオーストラリア産のスパークリングと一緒にいただく。

続いて「山椒とミモレットの冷製ビーフン1500円」は圧巻の逸品。爽やかなビーフンにミモレットのコクと山椒の痺れが合わさったもの。

メインのステーキ2500円~/100gは信州のプレミアム和牛の腕部分を使用。噛みごたえがあって肉の味がしっかりと感じることができる。薬味はカンボジアの生胡椒とオーストラリア産の塩、西天満の長池昆布、福井産の生辛子を味噌と合わせたもの。カリフォルニアの赤ワインと一緒に合わせる。

以前の店からの人気商品の「メレンゲのお好み焼き2000円」ふわふわですり下ろした山芋の味と細かくカットした豚肉がいい味わい。これ以外にもワインに合う前菜が色々、鉄板を使った焼肴が色々あって2件目使いにもピッタリ。

この日は料理に合わせて5種類のワインをいただきました。ごちそうさまでした。。

大阪市中央区東心斎橋1-17-15丸清ビル 3F
06-6484-5520
17:00〜26:00
日曜定休+不定休

大阪市 心斎橋/四ツ橋 鉄板焼

鉄板焼き しるし

休日に友人と六甲山登山に行った帰りに表記の鉄板焼き店を訪問。阪神御影駅から西に徒歩5分の高架下に位置する。渋い外観は以前のお好み焼き店の居抜きをそのまま使用。食べログ等には未だ露出していない穴場の店。

中に入ると大きなアイランドスタイルの鉄板が鎮座。昔にホテルの鉄板焼き店で修行されたという店主のワンオペ。簡単な居酒屋メニューからスタンダードな和牛のステーキまでかなり幅広く食事ができる。鉄板の上で魚介を出汁で蒸し焼きにしたり、油を使わずにフライを作ったりというものまである。

ドリンクも日本酒やワイン含め、こだわりのものが揃っていて価格もかなり良心的。

最初にメジナ昆布しめ980円を所望。メジナはグレのことで本来は冬の魚だけど脂がしっかり乗っていて昆布締めで水分も抜けて旨味凝縮でとてもふくよかな味わい。

続いてアスパラと生ハム・軽い目玉焼きとパルメサンチーズかけ790円を所望。とろとろレアに焼いた目玉焼きと生ハムの塩気がいい相性。

若きご主人の手さばきを見ながらライブ感満点で楽しく食事ができる。メニューを含めホテルライクな仕上がりの鉄板焼きで、界隈にありがちなお好み焼きメニューはこちらにはない。

大きな塊の半分を使用した筍のステーキ980円はじっくりと時間をかけて焼き込んだのち仕上げに香草バターソースをたっぷりかけて仕上げられる。

鶏モモ肉と自家製辛味噌790円はしっかり焼き込んだ鶏肉を自家製の辛味噌(青唐辛子、コチジャン、ねぎなど)と一緒に大葉で巻き込んでいただく趣向のもの。美味しすぎてびっくり。お酒が進みまくる目からウロコの料理。

こちらのお店のオリジナル料理の「鉄板焼き屋のフライ・自家製タルタルソース1210円」は食材を海老、貝柱、鮮魚などから選ぶことができる。好物の海老で作っていただく。大きなサイズのブラックタイガーをしっかりと焼き込む。同時にパン粉を綺麗なきつね色になるまです分を飛ばしながら鉄板で丁寧に火入れ。最後に海老の上にパリパリになったパン粉をかけて出来上がり。柴漬けの入ったタルタルも優しい味わい。

名物とろとろ卵のとんぺい焼き690円は大きな塊の3枚バラをパリパリになるまで脂を落としながら焼き込んで最後にふわふわの卵をのせて仕上げる。これがまずいわけがない・・・会計は居酒屋価格。いい店見つけました。。次回は貸切で訪問予定。。

神戸市東灘区御影本町8丁目14
070-8394-2716
火曜日定休

鉄板焼 しるし鉄板焼き / 大倉山駅高速神戸駅湊川公園駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

鉄板焼 神戸市

すてーきはうす寿々【大阪市 難波】

難波にある表記のステーキハウスを知人から紹介いただき訪問する。御堂筋の道頓堀南詰を西に入ったところの1階は焼肉店となっているビルの地下に位置する。ビルの階段を降りると重厚な扉があり、中に入ると12席くらいの鉄板カウンターが現れる。

席に案内いただき早速ドリンクを注文。この日は車海老のついたオススメコース13000円を所望する。BGMは90年代の懐かしい洋楽などが流れていてとても柔らかい空気感がある。サービスの女性がこちらで開業して15年とおっしゃってました。

最初にサラダ登場。一見普通な感じだけどかなり瑞々しい。2種類の自家製ドレッシングをかけていただく。

この日はベテランの女性シェフが担当。最初に野菜から焼き始める。穏やかで嫋やかなシェフとの会話もご馳走。丁寧に焼きこまれたエリンギ。豆腐、菜の花、蓮根などが供される。

続いて水槽から取り出した大きな車海老は九州産の天然物との事。鉄板の上で暴れる海老を見ながらワインをいただく。包丁とタナーを使って器用に皮を剥く手さばきはお見事。

焼きあがった身はプリプリで何もつけなくても甘くて美味しい。歯ごたえ抜群でパツパツと繊維が切れる食感もいい。大きいので食べ応えも満点。

頭の味噌部分や脚、尻尾もカリカリに焼いていただける。これも白ワインと相性抜群。

水槽に大きなサザエを見つけたので追加で焼いていただく。少し加熱して殻から身を取り出して肝と身を分けて丁寧に強火でさっと焼き上げる。手さばきの良さに見とれてしまう。サザエ以外にも大きな黒あわびも水槽に入っていました。

北海道産のカチョカバロチーズも追加でいただく。軽くスモークしたアッフミカータでさっと焼き上げてそのままいただく。表面がカリカリで中がトロトロもっちり状態でミルキーな味わいは赤ワインにぴったり。

メインの鹿児島産ヘレ肉登場。ど真ん中のシャトーブリアンを使用いただく。細かな小さしがとても美しい。好みの焼き加減を聞いて少量ずつタイミングを見ながら焼いていただける。

ステーキはニンニクを薄くスライスしてバターを使って低温で焼き上げた大量のチップと一緒にいただく。ニンニクは嫌な匂いがほとんどしない上質な大きな物を使用。表面をカリカリに焼き上げたヘレ肉は予想以上に脂が乗っていてとても柔らか。自家製ニンニク醤油、ポン酢、粗挽き胡椒でいただく。

この後はガーリックライスとデザートでフィニッシュ。アットホームでこじんまりとした店内で静かに美味しいステーキをいただける都心のど真ん中にある穴場店。界隈のホテルだと25000円以上する内容のものを気取りなくお値打ちにいただくことができる佳店です。

大阪市中央区道頓堀2-1-7 サン道頓堀ビルB1
06-6213-2939

すてーきはうす寿々ステーキ / 大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)JR難波駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 鉄板焼