松虫

堕楽暮(ダラクレ)11月【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記のスパイス料理店を訪問。チンチン電車の松虫駅に隣接。天王寺駅から2駅で約5分。昼はスパイスカレー、夜はカレー含めてお酒のアテになる様々なスパイス料理を提供。大阪のスパイスガストロノミーと私は名付けている。

ずっと前は色々な場所で間借りカレーをされていて数年前にこの地に定住。月の半分以上は全国のイベントや有名店とのコラボに出店されているので実店舗での営業日はかなり限られる。大阪におられるときは全国から集まる巡礼者のような客(ほとんど1人で来店)の予約で常に満席となる。

この業界では超有名人の「スパイスカレーの天才」と呼ばれるカリメロ帽子を被った店主の「堕天使カッキー」さんの食材への限りないこだわりと創意に満ち溢れた唯一無二の料理は比類がなきもの。

間口は狭く奥に長い店内もカフェのように綺麗で清潔感がある。この日は最初にオリオンビールと定番メニューの「播州地鶏胸肉のレモングラス蒸し鶏の自家製早生蜜柑胡椒添え 600円」を注文。しっとりした蒸し鶏はスパイスを使っているんだけどとても上品な味わい

平鯵のバイマックル酢味噌なめろう600円(写真なし)も目が覚めるくらいの美味しさで今まで体験したことのない味の組み合わせ。

主菜は牡蠣、スルメイカ、天然ぶりのスパイスアクアパッツア1200円を所望。タジン鍋に入ってぐつぐつと音をさせながら提供される。食材も新鮮でこんなに上品で美味しくて楽しい海鮮鍋も珍しい。残ったスープに青さのりと柚子蕎麦を入れていただく。

今回はお腹いっぱいで頂かなかったけどこの日のカレーは「ラム肩肉と茄子のタイバジル柚子ビンダル」と「穴子のフレッシュリーフ香るサグカレー」の2種類。ご飯は四方竹と豚軟骨の炊き込みご飯。。

基本的にカレーは日替わり。スペシャリテは鯛出汁の鶏キーマでこれも突き抜けた美味しさ。

お酒にあうスパイスなデザートもおすすめ。こちらは相棒の「小麦のレ」さん担当。この日はイエガーナツメグかぼちゃぷりん500円をいただく。お酒が効いていて身体が解けていくような感じがする。このほかにも「かぼちゃと胡麻のシフォンケーキ500円」や定番の「ゴルゴンゾーラと生胡椒のバスクチーズケーキ500円」など。

全国から集めたお酒もスパイスの効いたものなど変わり種が多い。日本各地の生産者との出会いによって入手したものも多く、そのエピソードを聞くのも楽しい。今回は麦・芋焼酎と北海道産のパンチの効いた発泡酒をいただく。

お店のスケジュールやその他情報はインスタグラムに明記されています。阿倍野を代表するいいお店です。

お店の予約はインスタグラムから

大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライス

堕楽暮 9月【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記のスパイス料理店を訪問。チンチン電車の松虫駅隣接。天王寺駅から2駅で約5分。昼はスパイスカレー、夜はカレー以外にお酒のアテになる様々なスパイス料理を提供。

自宅からも近いのでヘビーユースするお気に入りのお店。毎回訪問するたびに食材へのこだわりと創意に満ち溢れた料理のレベルの高さに敬服する。店主の「堕天使カッキー」さんは「スパイスカレーの天才」と呼ばれイベント等で全国から招聘されるために実際の店の営業は月に半分くらいしかない。(お店のスケジュールはインスタグラムに明記)営業日は全国各地から巡礼者のようにファンというか客が訪れる。この日も予約で満席状態(静かに過ごす一人客多し)。

また地方に行かれるたびにその場所ならではの個性的な食材やお酒を仕入れられるのでそれをいただくのも楽しみ。

定番商品の「播州地鶏の蒸し鶏 自家製河内蜜柑胡椒600円」 この日は蒸したてで厚切りにて供される。胸肉だけどジューシーで柔らかい。

蛸と瀬戸ジャイアンツという品種のぶどうの酢の物600円。辛くない唐辛子のビキーニョの輪切にしたものとバイマックル(昆布みかんの葉)があしらわれる。

真鯛と茗荷の梅酒粕あえ600円。梅干しの酸味と酒粕の甘味が絶妙。マイクロ胡瓜(胡瓜メロン)の食感もメキシカンな感じ。

メインに鰆、剣先いか、アサリのスパイスアクアパッツア1200円を所望。タジン鍋で供される。残ったスープにお米のようなパスタを入れてくれると言われたけどお腹いっぱいなので遠慮する。

お酒にあうアテ菓子も有名で今回は長野パープル、シャインマスカット、ゴールドフィンガー、涼香(すずか)の4種類のブドウの入ったトゥルーシー(ホーリーバジル)味のパンナコッタ600円を最後にいただく。

お酒はオリオンビールからスタートして日本の発泡白ワインと日本酒をいただく。

今回頂かなかったけど締めのカレーは豚タン、バラ、モモのオリーブアチャーリーと秋刀魚のダル、酒盗と赤キビの炊き込みご飯梨のぼるさんぼるを合わせたもの1200円。メニューを見ただけでは全くイメージができないのが面白い。

お店の予約はインスタグラムから

大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライス

堕楽暮 8月【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記のスパイス料理店を訪問。チンチン電車の松虫駅隣接。天王寺駅から3駅で約5分。昼はスパイスカレー、夜はカレーもあるけどスパイス料理を提供。

新商品の冷やしスパイスカレーが「あまから手帳8月号」の見開2ページの巻頭を飾っていたことにもびっくり。

食材へのこだわりと創意に満ち溢れた料理のレベルの高さは比類なきもの。店主の「堕天使カッキー」さんは「スパイスカレーの天才」と呼ばれイベント等で全国から招聘されるために実際の店の営業は月に半分くらい。(お店のスケジュールはインスタグラムに明記)営業日は開店前から全国から巡礼者のようにカッキーのもとにファンというか客が訪れる。この日も予約で満席状態。訪問は予約必須。

最初はオリオンビールとともに鯵のなめろう。一見よくあるなめろうだけど色々なスパイスが入っていてパンチがありまくる。途中で純米吟醸と一緒にいただく。渋めの赤ワインでも合うような味わい。

牛かすと目玉焼き。黒胡椒がいいアクセント。これは強めの白ワインと一緒にいただく。

鶏背肝の中華風スパイス炒め。これは濁酒と一緒にいただくのを進めていただく。複雑な鯵なんだけど空芯菜も食感が良くて食べ応えもあってとても美味しい。

お酒も料理に合わせていろいろいただきました。ガッキーさんは1年かかって3つのフレーバーのクラフトカレービール(世界で初めて)を作っていてもうすぐ完成するとのこと最後に紹興酒の珍品をスパイスレアチーズケーキと一緒にいただいてフィニッシュ。

並びにこのようなバーあり。味わったことのないようなカオスを体験できます。(安全で良心的です)

お店のインスタグラムはこちら

過去の記事はこちら

大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

 

大阪市 松虫 カレーライス居酒屋