鮨晴日(すしはれのひ)*万博の穴場寿司店

万博に行くと海外旅行に行ったような気分になるので年間パスを買って20回ぐらい通ってほとんどのパビリオンとレストランは制覇しました。昨日はお世話になっている会計士の先生に教えていただいた日本館の隣のラウンジにある表記の高級寿司店を友人と訪問。

海の横にあるラウンジにはインターナショナルなブッフェ(かなり大箱)とステーキ店と寿司店が入る。お店は有名な東京の「ヨロシク寿司」の店主が隔週で来阪し江戸前の寿司をこちらで握られるとのこと。店主がいない時は大阪府内の約500店で構成される大阪府鮓商生活衛生同業組合の方々が交代でつけ場に立たれる。

この日はフリーランスで日本中を助っ人で廻られている方と東大阪の寿司店のご主人がカウンターで寿司を供される。大阪のみならず全国の腕利き職人が交代で寿司を握るいわばドリームチームのようなお店。全国の寿司文化の異なりを学びながら寿司をいただける。

海が見えるロケーションはとても良くて万博の喧騒が嘘のよう。店内も高級感があり静かなカウンター10席は特別感満載。1日5回転の一斉スタートでこの日は17時半スタートの席を予約。コース料理18,000円税込(別途サービス料10%)を注文。内容が少し異なる22000円のコースもあり。

最初に日本酒をいただく、錫の杯で富士山の形。細部にわたり外国人が喜びそうな意匠。和装のサービスの女性もとても気が利いていて板前さんの寿司の解説も楽しく、とてもいい時間を過ごすことができた。

先付けの後は鹿子状に包丁目を入れて火入れした甲烏賊からスタート。続いて東京から直送のアイルランド産の中トロ、旬のアコウ、ホタテ貝、甘鯛の昆布締め、北海道の雲丹といくら、漬けマグロと続く。寿司は小振りで食べやすい。

大阪鮨は小鯛とサーモンの箱寿司、鯵と鯖の棒寿司、カステラ玉子の盛り合わせ。ふわふわの煮穴子、炙ったマグロ(私は車海老に変更いただく)。干瓢巻きと鉄火巻きと抹茶でフィニッシュ。

特に小振りのさい巻き海老が味が乗っていてかなり美味しかった。ほとんどネットにも出てこない万博の穴場です。ごちそうさまでした。

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夢洲中1 東ゲートゾーン E14-11

寿司