弁天町にある表記のミヤンマー料理の店でミヤンマー留学生を含む5名で食事会をする。大阪にあるミヤンマー料理の店の中では一番大きなお店らしく3年前にオープンとのこと。お店は居酒屋かスナックの居抜きのような感じでコックを含むスタッフさんも客も全員ミヤンマー人。平日の夜だけど満席が閉店までずっと続く人気店。テーブル席と広いカウンター席がある。
スタッフさんは日本語も堪能なので不自由はない。ミヤンマーは国境を中国とタイに臨し、西隣はバングラディッシュなので麺料理から米料理。スパイス料理まで料理の幅はとても広い。私も13年前にヤンゴンに行った記憶がある。
ダンパウ1200円はほろほろに煮込んだ鶏もも肉が乗せられたミヤンマー風のビリヤニ。ありがちなチキンスパイス煮込みご飯なんだけどご飯はパラパラでとても香ばしい。
添えられたピクルスとフライド玉ねぎも合わせて一気に混ぜ込む。柔らかいチキンを含め色々な味が混在してかなり美味しい。パキスタンやネパール料理のビリヤニと比べて油が少なくさっぱりしている印象。
ミヤンマーの名物料理の「ラペットゥ」は発酵お茶の葉サラダ850円。ミャンマーではアッサム種の茶葉を蒸して手揉みして2年くらい発酵にかけるらしい。。その発酵した茶葉をサラダとしていただく。
サラダの中には食感のいい揚げた豆に干しエビ、キャベツとトマト、胡麻のような粒などが入る。魚醤などの風味とチリ系の辛味が後を引く味わい。
モンティ900円はミヤンマー風混ぜうどん。ピーナッツ系のソースがとても味わい深い。具材はチキンで甘くて旨味がとても強い。チリソースとニンニクソースが添えられる。
チェーオーシチュ1200円は油そばのようなもので麺はビーフン、具は肉団子と野菜。総じて何をいただいても美味しくて味のバランスが素晴らしい。
サモサ600円は豆を潰したものや色々な野菜のペーストなどが入る。チリソースも秀逸。
ミヤンマー風天ぷら1200円はミヤンマーの豆腐や魚のすり身、豆を潰したものやテンペなど様々な植物性の食材をカリカリに揚げて仕上げている。
「外からの食べ物の持ち込みは遠慮ください」と書かれているらしい。ビルマ語はかなり難解。
サヌウィマキン500円はバナナで作ったミヤンマーのデザート。米も混ざっていてあっさりした味わい。ミヤンマーの代表的なお菓子らしい。
デザートのファルーダはココナッツミルクジュースの中にプリンやゼリーやタピオカ、ピーナッツ、アイスクリーム、ジャムが入ったもの。見た目よりあっさりしていて一気にいただいた。
同伴した留学生がここはミャンマーの本場の味だと言っていた。日本人の口にも合うし今まで食べたミャンマー料理店の中で一番美味しいと思った。ごちそうさまでした。
大阪市港区弁天4-12-25
06-6585-9422