堺市

リジーニ・リザイア【大阪府 堺市】

このブログの読者様の紹介のイタリアンを連日訪問。堺東駅のジョルノの裏の踏切を東に渡ったところにある隠れ屋のようなお店。すぐ横にコインパーキングあり。2017年にこの地で開業とのこと。ガラス張りの外観はカフェのような感じで大きな看板もないので通り過ぎてしまう。

満席の店内は白を基調としていてカウンター6席とテーブル2卓のこじんまりした感じ。シェフと見習の若い男性とサービスの女性の3名で切り盛り。料理はシェフのワンオペのよう。客層はこの日は全員女性グループばかり。この日は読者様おすすめのBランチ1480円を注文する。

しばらくして前菜が着皿。一目見てクオリティの高さと彩りの美しさ、センスの良さにびっくりする。イタリアンなオムレツ、鶏もも肉を低温調理したもの、タコのマリネ、鯵のマリネ、生ハム、パテのようなもの、生野菜いろいろが大きな皿に綺麗に盛り込まれる。続いてイカとレモンのピザが一切れとフォカッチャが供される。ピザがつくだけでお得に感じる。

パスタは「ポルチーニと茸のクリーム」を選ぶ。この他にも赤いかと小松菜のオイルソース、サルシッチャと秋茄子のトマトソース、ロースハムと白菜のクリームソースなどから選ぶことができるのが嬉しい。周りの客は数皿選んでシェアされていた。パスタのソースが思った以上に本格的なことが嬉しい。

このあとガトーショコラとバニラアイスとフルーツ3種。盛り付けもとても細やか。カウンターからキッチンでシェフが真摯に料理を作っているところを見ながら食べるとさらに美味しく感じる。ごちそうさまでした。ランチタイムも予約必須。

堺市堺区榎元町1-2-13
072-242-6450
11:30-15:00 /17:30-23:00
定休日:月曜日・第一日曜日

大阪府 堺市 イタリアン

ちく満【大阪府 堺市】

堺の表記の蕎麦店を訪問。堺ではとても有名な1695年創業の老舗店。私が幼少の頃に父親とよく来た記憶がある。その当時は蕎麦の製粉工場を兼ねていて靴を脱いで座敷に上がるスタイルだった記憶がある。最近リニューアルオープンされ駐車場も完備。10時半から営業されているので早めの昼食にもいい。平屋の外観は料亭のようで店内も整然とテーブル席と小上がり席が並ぶ。

昔からメニューは変わらずの「せいろそば」のみ。注文は1斤(いっきん)800円もしくは1斤半1500円のみで、2斤以上食べたい場合はお代わりをする。この日は1斤半を所望する。私が知る限り最近値上げは全くしていない。

せいろに入った蕎麦の蓋を開けると湯気が一気に立ち上る。お椀に卵と熱い汁と薬味を入れてかき混ぜせいろ蕎麦をどっぷり浸けていただく。熱々で麺はふにゃふにゃで蕎麦粉の味はほぼわからない。ソフトな食感が心地よい。卵が出汁と麺に絡まって独特の滑らかでいい風味となる。蕎麦湯をいただいて椀に入れると玉子が凝固してマイルドでとてもいい風味を醸し出す。

さすがの330年の歴史と感心しながら店を出る。

過去のちく満はこちら

堺市堺区宿院町西1-1-16
072-232-0093

大阪府 堺市 蕎麦

よし井【大阪府 堺市】

堺の表記の蕎麦店を訪問。定期的に食べたくなるヘビーユース店。チンチン電車の大小路駅の西側、堺北警察署の一方通行を南に50mの場所に位置する。店の前にコーンパーキングあり。昭和46年創業の老舗店で50年以上続く地元では有名なお店。

昭和の残り香が漂う薄暗い店内はカウンター12席のみ。高齢のご夫妻とご子息で切り盛り。

せいろ蕎麦が名物で分量により一斤(1人前)、一斤半、二斤とそばの分量で注文するようになっている。目の前の厨房ではすでに10人前くらいの蕎麦がゆであがっていてその蕎麦を一度冷水で引き締めてから再加熱して提供。色々な具材が入ったホームラン蕎麦も人気。今回はせいろ蕎麦1斤650円を所望する。

注文と同時にに熱々のつゆの入った徳利と生卵の入ったお椀と薬味が登場する。つゆは関西風の昆布と鰹節の香り高いもの。生卵との相性がとてもいい。

間髪入れず湯気の立つせいろ蕎麦が供される。蕎麦自身のビジュアルは白く食感はかなり柔らかい。以前聞いたら小麦粉と蕎麦粉の割合は5:5らしい。コシはないけどとても食べやすくて熱い汁で加熱された生卵と蕎麦が絡んでかなり美味しい。

この日は好物海老の天ぷらを6匹所望する(2匹400円)。小さめだけど塩をつけていただくとプリプリでとても美味しい。半分は塩で残りは卵の入った付け出汁でいただく。最後に急須に入った薄めの蕎麦湯をいただいて終了。卵が入っているせいか蕎麦湯の味わいも格別。大好きな店です。。

過去のよし井はこちら

堺市堺区甲斐町西1丁2-22
11:00~19:00
日/祝休み

大阪府 堺市 蕎麦