聖天坂

春日 12月

阪堺線聖天坂駅を東に1分の住宅街にある表記の老舗うどん店を2年ぶりに訪問。昭和2年の創業で外観もなんとも言えない良い味を出している。昔から界隈に住む財界人や芸能人御用達のお店。

現在はオーバー80歳のご主人と女将さんの2人で切り盛り。店内もかなり古いけど掃除が行き届いていていつもピカピカ。黒電話や今は使われていない出前用のオカモチなども店内に見える。客の常連率はかなり高い。客もシニアが中心で「○○さんが最近死んだよ」と言う大きな声の内緒話が隣から聞こえてくる。

古いテーブルと椅子は昭和の空気感をしっかり醸し出していて映画の舞台のよう。

きつね丼580円と中華そば520円が人気メニュー。きつねうどんは500円、大好きな肉うどんは600円、天丼790円。この季節ならではのシーズナルメニューの鍋焼きうどんは海老天入りで880円と最も高価な商品となっている。

しばらくして熱々の鍋焼きうどんが提供される。柔らかめの丸い断面のうどんの上には牛肉、2種類の蒲鉾、なると、玉子蒲鉾、椎茸、生卵、カリカリに揚がった海老天は尻尾が香ばしい。この特徴的な海老天は出汁につけてもなかなかふやけない。

年季の入った関西ならではの出汁も秀逸。女将さんが小袋に入った七味唐辛子をうどんにかけてくれるサービスも泣ける。。良いお店です・・・・

過去の春日はこちら

大阪市西成区天神ノ森1-9-12
11:00~20:00
毎月3日.13日.23日が休み


カテゴリー 聖天坂, 麺料理 |

春日

久しぶりに表記の店を訪問。店に入るとおかみさんのお出迎え。

店内は4人掛けのテーブルが6つ。昔ながらの昭和の食堂の空気満載で店の奥には黒電話。店は古いが掃除が行き届いていてどこもピカピカ。昭和2年の創業。すでに90年この場所で商売をされている。藤山寛美、京唄子、桑名正博が常連だったことでも有名。

お店は高齢のご主人と女将さんともう1人のシニアさんの年季の入った3人で切り盛り。中華そばがかなり有名で遠方からも食べに来られる。私のお薦めはきつね丼とこの時期の鍋焼きうどん・・・

この日の注文は肉うどん580円。。以前は530円だったけど気にならない。。モチモチのうどんが突き抜けた美味しさ。。シャキシャキのネギと肉の旨味たっぷりの出汁は比類なき美味しさ。。おかみさんが小袋に入った七味唐辛子をいててくれるのがとても嬉しい。。元気な姿を見ると自分も頑張ろうと思う。。

過去の春日はこちら

大阪市西成区天神ノ森1-9-12
11:00~20:00
毎月3日.13日.23日が休み

 


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オカモト

阿倍野の表記のビストロに友人と訪問。松虫通沿いの住宅街にひっそりと佇む。

上町線の東天下茶屋駅から徒歩7分。瀟洒なファザードの入り口を開けるとカウンターとテーブル席がいくつかある。鉢巻をした大柄のマスターが一人で切り盛り。料理はすべてアラカルト。

まずはたくさんある中から好きなものを選ぶ前菜盛り合わせ5種2400円。今回は生ハム、玉ねぎのキッシュ、ウニとトマトのムース、エビのタルタル、カンパチの厚切りカルパッチョをチョイス。写真ではわかりにくいけど驚くボリューム。骨太の料理とはまさにこのこと。店主おすすめのスパークリングと一緒に味わう。。。

赤ワインはシラーの重ためのもの。

まずは出来立てのメイン料理の付け合わせ。ローストした巨大玉ねぎの上には牛肉の脂身が載っていて一緒にいただく。

メインは和牛イチボ肉のロースト。推定800gくらいの切りつけ。滑らかでしっとりした食感は火入れの妙。パンチのある盛り付けに感激。。ボリューム満点で大満足。

ワインが残ったのでチーズ盛り合わせ1600円。。。。お腹いっぱいで店を出る。。ご馳走様でした。。

前回のオカモトはこちら

大阪市阿倍野区松虫通3丁目6-7
06-6115-6267
営業時間ランチ 12:00~13:00
ディナー17:30~21:00
定休日火曜日・祝日


カテゴリー 聖天坂, 東天下茶屋, 松虫, フレンチ |