松浦商店 *西天満の老舗角打ち【大阪市 北浜】 【大阪市 西天満】

西天満の表記の角打ちを一人で訪問。大阪高等裁判所の少し東北側、老松通りの東端あたり翁の蕎麦屋の近くに位置する。界隈では有名で老舗なお店。

引き戸を開けると横長コの字型の大箱のカウンターが現れる。中の調理場でご主人がワンオペで切り盛り。士業に見える1人客と2人客が多い。客は全員男性でみなさん黙々と呑んでいる。

店内は絵に描いたような大衆酒場な感じ。ご主人の客捌きも素晴らしい。ビールはよく冷えたサッポロ黒ラベルの大瓶450円。

年季の入ったメニューには価格は記されていないけどほぼ350円くらい。茶碗蒸しがとても美味しいと聞き及ぶ。

どて焼きは焼き台から皿に移してチンするんだけど「ポン!」と爆発していた。かなり濃厚な味わいでビールにピッタリ。会計は700円なり。ビールを少し残したら「次は小瓶もあるからね・・・」と声をかけてくれた。。

大阪市北区西天満4-2-15
06-6364-4402
17:00〜23:00
日曜日、祝日定休

大阪市 北浜大阪市 西天満 居酒屋

季節料理 いわ伊 *西天満の割烹【大阪市 西天満】

西天満の表記の割烹店を訪問。裁判所の北側に位置する。2012年にオープンしたと聞き及ぶ。

お店はカウンター7席、奥にテーブル席がある。若いご夫婦で切り盛り。毎日変わるランチメニューも人気とのこと。夜のメニューはアラカルトが中心。価格も明示されているので好きなものを適宜注文する。

座付きは柿の白和えで季節の変わりを感じさせる逸品。刺身盛り合わせ2500円は徳島産の鱧、皮目を炙ったカマス、天然鯛の雲丹巻き、鯨赤身、秋刀魚、車海老の6種類盛り。

タコと小豆の柔らか煮1000円は美味しすぎてすぐに日本酒に切り替える。地鶏塩焼き1400円は皮目がパリパリで柚子胡椒との相性も抜群。

脂の乗った伝助穴子の天ぷら1400円はネギがたっぷりと乗せられる。

お酒も3合いただきました。ごちそうさまでした・・・・

大阪市北区西天満4-6-29
06-6131-1616
日曜日・祝日休み
11:30~14:00 18:00~22:30

大阪市 西天満 和食

大阪焼きふぐの会【大阪市 西天満】

生野区寺田町と北区等で完全会員制の河豚料理を展開する大阪トラフグの会の新店舗。名物の焼きふぐに特化した業態。場所は西天満の端の1号線を少し入ったところ。こちらの店は会員制ではなく他店舗と比べると比較的利用しやすい値付けが特徴。ビニールシートで囲われたテラス席を含むテーブル席で気軽に店内の水槽で泳ぐ焼きふぐを楽しむことができる。

コース料理も3種類ほどあるけどこの日はアラカルトで好きなものだけを注文する。河豚を15の部位に分けてそれぞれを美味しく提供される。

最初の突き出しは「フグ汁」。ふぐの「まぶた」という聞いたことない部位らしい。骨のついた身はむっちり食感、ちゅるちゅる食感が楽しめる。スープはピリ辛の坦々ベースで身体が温まる。

続いてのてっさは普通な感じでベーシックな仕上がり。

続いて焼き河豚登場。最初は上身を覆っている「身皮」部分とぷりぷり食感でゼラチン質の「遠江(とおとおみ)」が提供される。両方ともニンニクの効いた七味唐辛子に自家製の河豚皮の棘を入れた塩を混ぜたもので味付けされる。パンチの効いた味にお酒がすすみまくる。

河豚の「ハラミ」は体内の助骨の周りにある横隔膜部分でレモン塩味でいただく。河豚にハラミがあるのは初めて知った。

「ウグイス骨」は背びれと尻びれの根元の筋肉で1匹に2個しか取れない部位。よく動くひれに連動した筋肉なので他の部位よりも身が締まっていて身離れもよく弾力が強い。こちらは山葵醤油でいただく。

「上身」はてっさに使われているいわゆる「身」の部分。甘めの醤油味のタレに絡めて焼いてご飯と鶏の玉紐と一緒にすき焼き仕立てでいただく。

最後は顎部分を使用したムチムチジューシーな「唐揚げ」でフィニッシュ。

この日は辛口シャンパーニュを合わせて楽しみました。ケンゾーエステートなど高級なワインも良心的な価格でたくさん揃えてあり、その日の気分と予算で楽しむことができます。ごちそうさまでした。

北区西天満4丁目2-13
06-6766-3967

大阪市 西天満 その他料理