福島

米増 5月

福島にある表記の和食店を友人と訪問。毎月定期訪問しているお気に入りの店。大阪では屈指の予約困難店で最近は週休2日で1日に1回転の日もあり、さらに入店が難しくなっている。来年4月までは予約がいっぱいで、新規客はお断りされているとのこと。

座席はカウンター8席のみ、基本は14時と17時半スタートの2回転制。普段はコース18000円(税・サ別)で食材の都合で変更の場合あり。献立は月替わり。静かで温和な人柄のご主人の作る茶味溢れたケレンのない料理が多くの客を魅了する。接遇も常連、新規と分け隔てなく丁寧に対応される。その他、お店の詳細は過去履歴をご覧ください。

料理写真掲載は禁止。忘備録として献立のみ記します。

・先付け 京都鷹峯の碓氷豌豆豆腐と秋田産の新じゅん菜
・凌ぎ  淡路産の鯵の棒寿司 中に胡瓜
・煮物椀 明石産の春子鯛 素麺束ね 柚子の花 青味
・刺身  皮目を炙った骨切りした油目 花穂紫蘇
室津産鳥貝の醤油焼き
・焚き物 兵庫県垂水産のアコウの酒蒸し 新玉ねぎ
・口直し 知覧産の新茶
手打ちそば 辛味大根
・強肴  毛ガニの小鍋仕立て 蟹味噌 山菜
・食事  白飯 香の物 実山椒 小筍 蕗の薹佃煮
・水菓子 メロンアイスとジュレの入ったメロンジュース さくらんぼ
・甘味  葛餅と薄茶

秋田産の山菜と根曲り筍など。

 

美味しい純米酒を2種類いただきました。

 

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

 


カテゴリー 福島 |

出汁家浪庵

新梅田シティで映画を見た後にB1の花見小路にある昨年の10月オープンの表記のうどん店を訪問。昭和32年創業の老舗うどんちり「本家にし家」の新業態とのこと。カウンター席とテーブル席合わせて全47席で界隈のお店と比べると大箱店となる。

こちらのお店のウリは二種類の削り節と天然昆布、独自ブレンドで仕上げた細うどんとのこと。うどん店にしては珍しいメニューがたくさんあって選ぶのに苦労する。「とろろうどん」「ジャン麺」「檸檬うどん」「出汁スパイスカレーうどん」「肉つけ麺」などがある。最初に券売機で食券を買う仕組み。

今回は看板商品の浪花どろうどん 900円を所望する。

しばらくして着丼。大きな平べったい丼の中に白濁した粘度の高いスープの存在が目を引く。そのスープの上にはo.01mmの厚さにカットされた鰹節が載せられる。ポタージュスープのようなクリーミーな出汁はウルメ節、サバ節、北海道産真昆布を使って毎朝引いているとのこと。

見た目は魚粉系のラーメンを食べているような感じ。スープの中には喉越しのいい柔らか目の細麺と鴨ロース、柔らかく炊き込んだ牛蒡、少し苦味のあるレッドオニオン、水菜、白髪ネギなどが入る。最後はご飯を少し残してスープに入れてリゾット風にしていただくのがオススメとのこと。ラーメンの進化系ですね。

大阪市北区大淀中1-1-90 B1F
06-4798-0248


カテゴリー 梅田/JR大阪, 福島, 麺料理 |

米増 4月

福島にある表記の和食店を訪問。毎月定期訪問しているお気に入りの店の一つ。最近は週休2日になったので今まで以上に予約が困難になっている。関西で予約が取りにくい店の一つで年内はすでに満席。

お店の詳細は過去履歴をご覧ください。料理写真掲載は禁止。いつも品が良くて美味しい食事でいい時間を過ごす事ができる。初見のお客さんでも分け隔てなく接していただける大阪を代表する和食店。

床飾りは春らしい額が掛けられる。小学校4年生のご主人の娘さん作とのこと。忘備録として献立のみ記す。

・座付は淡路産の半生のバチコと秋田産の山独活を乗せた飯蒸し
・室津の身厚の鳥貝を目の前で炙って山形産のウルイとアマドコロを添えたもの
・煮物椀はオーソドックスな若竹煮。筍は京都の大原野産、若芽は鳴門産
・お造り1品目は丁寧に骨を抜いた明石産の油目の薄造り。
  骨でとった出汁で作った醤油ゼリー、あしらえはニワドコ
・2品目はすさみのケンケン鰹、刻んだ行者ニンニクと黄身を混ぜた醤油で供される
(鰹苦手な私はハリイカを酒煎りにしたもの)
・筍の根元部分は大きな土鍋で土佐煮にしたもの。
 天然木の芽と大量の鰹節が添えられる
・兵庫県新温泉町の合鴨を使ったものはホロホロの新玉ねぎ
(カリフォルニアのピノ・ノワールと一緒にいただく)
・和歌山産の伊勢海老はさっと火入れして頭の味噌を添えて炊かれる
・食事は筍ご飯と鯛ご飯の2種
・高知産の文旦のアイスとゼリーとジュースを合わせたもの
・桜の外郎と薄茶

カウンター前で丁寧に火入れされる身厚の鳥貝。

好みの日本酒をたくさんいただきました。この日も大満足で帰宅する。ごちそうさまでした。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

 


カテゴリー 福島, 和食 |