福島

米増 11月

数年来定期訪問している大淀にある表記の和食店を友人と相伴する。この日は17時半からの席でカウンター9席で一斉スタート。関西屈指の予約困難店でこの日は税別21500円のコース。煎茶が供されてから最初は焼酎で乾杯する。

床飾は店主の米増氏の作。最近は前衛的な床になっていることが多い。

大阪の本湖月等で修行をされた46歳になる温和な人柄のご主人が客の常連客、新規客の分け隔てなく接遇を行いながら刺身の切りつけや盛り込みなど綺麗な手元で次々と料理を作られる。お弟子さんは調理師学校卒業の3名で奥さんの柔らかいサービスも秀逸。

お店の詳細は過去履歴をご覧ください。

料理掲載禁止なので献立のみ忘備録として記します。

・座付き  かぶらの鯛味噌鋳込み
・凌ぎ   鯖寿司 砧巻 筋子麹付
・煮物椀  鴨真薯 焼き目粟生 青身 柚子
・刺身   カワハギ(火入れした白菜と肝)剣先いか
・刺身   舞鶴産鰹たたき にんにく醤油 辛子
(皮目を炙ったカマスに変更いただく)
・焼肴   高知産ノドグロ 骨で取った香味ソース
・合肴   せこがに 外子 内子
・進肴   岡山産すっぽん 焼き餅 豆腐 葛切り
・強肴   すっぽん竜田揚げ
・食事   釜炊きご飯 カマスでんぶ いくら醤油漬け 香の物
・水菓子  富有柿 りんごソルベ
・甘味   栗きんとん

この日は刺身のレベルがかなり高かった。ノドグロの香味ソースはとても濃厚。セコガニは身と内子、外子で火入れ温度や時間を変えてレアに仕上げられているのが刮目。

近くのうめきたの巨大オブジェがやたらリアルで夢に出てきそう・・・・

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16


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路地裏アバンギャルド

福島にある表記の立ち飲みおでん居酒屋を友人と訪問。JR福島駅から南東へ徒歩2分くらいの路地の中に位置する。界隈で展開するジャックとマチルダ系列のお店。長屋をリノベーションしたお店は立ち呑みカウンター席16と立ち呑みテーブル席2つ。

2階に座敷があって料理のコースと6時間飲放題付きで5500円とのこと。

この日は昼食が遅かったので日本酒とおでんをサクッと所望する。

最初に長芋醤油漬けとごま油で味付けした水茄子としらすのナムル各390円を所望する。客層は30〜40代が多い。女性客率も高い。

そのあとおでんを大根、玉子、こんにゃく、えのき各150円をいただく。油かす豆腐390円、とりつくね300円も特にどおってことはないけど普通に美味しい。

日本酒もおでんんい合うものがたくさんあって楽しみながらいただく事ができる。ごちそうさまでした。

大阪市福島区福島5-6-3
06-6147-7840
18:00~26:00


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澤田

7月に開店した新福島の表記の店を訪問。JR新福島駅3番出口から徒歩5分の住宅街に位置する。こちらのご主人は「銀座しのはら」や「味吉兆」等で修行されたとのこと。

夜営業のみの2回転制。無垢の白木と土壁を使った店内はカウンター6席のみでこの日は17時半の一斉スタート。料理代金は24200円(税サ込み)。お店は店主さんご夫妻と2番手さんの3名で切り盛り。

最初に食前酒の菊酒が供される。

座付きは卵黄を混ぜた揚げ胡麻豆腐。底に胡麻ソースが敷かれる。。

1.6kgサイズのアコウと薄切り松茸の煮物椀。。アコウは食べ応えあり・・・

滋賀のしのはら時代に学んだという「すっぽん」の揚げ物。よく肥えた黄色い脂がたっぷり纏ったものでかなり美味しかった。

脂のよく乗った明石の鯛と寝かせて藁焼きにしてから漬けにした鰆。 煎り酒とチリ酢でいただく。

大皿に盛り込まれた八寸。手羽先に鴨肉を詰めてダイナミックに唐揚げにしたもの。カボス釜に蛸の柔らか煮と鱧の卵、コノシロの酢漬けと茶豆、北陸の海蘊など。

カウンターの端が焼き場になっていて松茸を秋刀魚で巻いてつけ焼きにしたもの。。松茸の香りがないのが残念。。

蕪に蕪餡をかけた口直し。冷たくてさっぱりして美味しい。

河内鴨のロース肉とつくね。。カウンターの中の大鍋で仕上げられる。甘味を排したさっぱりとした味。

食事は白米とカマスの塩焼きとイクラ。いくらは小粒でマスを使用。

鴨肉を炊いた出汁で煮麺が供されてフィニッシュ。

冷たい玉露(宇治園)と栗きんとん。。栗の味はかなり薄め・・・・

奥さんが日本酒に造詣が深く色々なものを少しずつ出していただき楽しむことができた。お酒の値付けはかなり優しい。。ごちそうさまでした。。

大阪市福島区福島4丁目2-50


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