福島

米増 4月

福島にある表記の和食店を訪問。大阪では屈指の予約困難店で今回の訪問も1年前に予約をした記憶がある。最近は常連客の予約で埋まるために新規予約は取られていない。私も数年前から毎月伺っているが全く飽きることのない好きな和食店の一つ。茶味あふれる料理で素材をいたずらに触りすぎないいい仕事をされる。今月から若い女性スタッフさんが入店し健気に一生懸命に働く姿を見るのもご馳走の一つ。

この日は16時から9名で一斉スタート。コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はお酒を少しいただいて23000円に税金とサービス料のコース。写真掲載は禁止なので忘備録のため献立のみ記す。

・先付けは温かい茨木市産の三島独活の摺流しにバチコを加えたもの
・蒸し立ての灰干ししたぜんまいを入れたおこわ
・鳴門若芽と京都大原野の筍の煮物椀
・皮目を炙った明石産の油目と串本産の伊勢海老(ポン酢と塩水)
・室津の鳥貝をさっと炙ったものと浜防風
・大きな土鍋で焼き上げた筍の下部分を鰹節と蕗と一緒に炊き上げたもの
・兵庫県新温泉町の鴨肉のロースト 新玉ねぎ、一寸豆と共に
・兵庫県二見産の鯛の姿蒸し
・塩だけで味付けした筍ご飯とコシアブラの味噌汁
・高知産の文旦のジュレ
・蓬餅と薄茶

お酒もたくさんいただきました。

大阪市北区大淀南1-9-16

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米増 3月

数年来毎月通う表記の和食店を友人と訪問。この日は17時半から9名で一斉スタート。現在、関西屈指の予約困難店で11月までは予約がいっぱい。最近は常連客の予約だけで新規客は受け付けておられないと聞き及ぶ。コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はお酒を少しいただいて23000円に税金とサービス料のコース。

大阪の「本湖月」や「かが万」等で修行をされた46歳になる温和な人柄のご主人の茶味あふれる料理が口によく合う。かが万の修行中に週に一回お茶の稽古があったと聞き及ぶ。料理もさながら接遇も一級品で常連客、新規客の分け隔てなく丁寧にカウンター越しで楽しく話をされる姿も美しい。料理は奥のキッチンで行われ目の前で刺身の切りつけや盛り込みなどをされる。お弟子さんは調理師学校卒業の3名(4月からさらに1名入店)で奥さんの柔らかいサービスも秀逸。

この日の床飾は店主の米増氏の娘さんの作。最近は料理もさながら、これを見るのが楽しみになっている。

料理の写真掲載は控えるルールなので忘備録として献立のみ記します。

・座付 練りたての蓬豆腐(止め辛子)、桃の花弁を浮かべた白酒
・低温で火入した飯蛸の飯蒸し(振り柚子)
・蛤(桑名)の潮仕立て、若芽(鳴門)と筍(合馬)
・2kgオーバーの白甘鯛(宇和島)大根おろし、とろろ昆布、山葵
・ミル貝と剣先烏賊、菜の花
・白魚に叩いて魚醤で味をつけた蕨・蕗のとうを添えたもの
・渡蟹(坊勢)の身と卵と味噌を味付けしたもの。
(熱い茶碗蒸しと一緒にいただく)
・黒メバルと筍の煮物
・釜炊きご飯とお供(あさり時雨・花山葵・アカモク)
・晩白柚(熊本)とせとか(高知)に炭酸ゼリー
・練りたてのわらび餅と薄茶

酒豪の友人と一緒付だったのでこの日はお酒を5種類いただきました。

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大阪市北区大淀南1-9-16


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米増 2月

毎月定期訪問している福島区の大淀にある表記の和食店を訪問。この日は16時からの席でカウンター9席で一斉スタート。現在、関西屈指の予約困難店で10月までは予約がいっぱい。最近は人気がありすぎて新規客は受け付けておられないと聞き及ぶ。

コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はお酒を少しいただいて22000円に税金とサービス料のコース。

綺麗な茶室のような店内は掃除も行き届いていてとても美しい。ご主人の米増氏と着物姿の奥さんと調理師学校卒業の見習い調理師3名で切り盛り。4月から新しい見習いさんが入店されると言っておられた。

ここ数年の床飾は店主の米増氏の作。最近は料理もさながら、これを見るのが楽しみになっている。

料理の写真掲載不可なので忘備録のために献立のみ記します。

・座付き 呉汁(大豆を裏漉したもの)鷹峯の菜種と辛子
・味をつけてカウンターで焼く香住産の水たこと山独活の酢味噌
・煮物椀 明石の虎魚 すっぽん仕立て
・刺身 真鯛と平貝
・鳥羽産の大きく包丁をした茶振なまこ 海鼠腸掛け
・4日熟成させた和歌山産の白甘鯛と北海道百合根
・鯨囀(さえずり)と菊菜の鍋仕立て
・氷見産の鰤と聖護院大根の煮物
・芹ご飯と鰯の梅煮 粕汁と香の物
・能勢産のいちごのヨーグルト掛け
・ニッキの入った饅頭

お酒も好みのものを3種類いただきました。

大阪市北区大淀南1-9-16


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