カテゴリー:フレンチ

釜山紀行① Ramsey  *超人気ミシュランフレンチ店

ずっと前から行きたかった釜山の表記のフレンチをランチタイムに一人で訪問。
繁華街からタクシーで13000ウオンくらい(¥1JPY=9.414 KRW)。人里離れた海沿いのビルの3階に位置する。

お店の入り口にはミシュランの印が貼られている。店内はゆったりした席の配置で窓側のテーブル席に案内いただく。

大きな窓からは広安里の橋やビーチが見える。おかげで時間がゆっくり流れるように感じられる。夕方にかけての景色もとてもいいと聞き及ぶ。今回のランチのコースはデフォルトで80000ウオン。手頃な価格にびっくり。5種のワインのペアリング(120000ウオン)をつけていただく。

アミューズブーシュは左側はタルト仕立て。ソテーしたシダと牛蒡のピューレを乗せてチャオブとカシューナッツのトッピング。右側は店のシグニチャーメニューでサクサクのブリオッシュパンにフォワグラムースを挟んだもの。その上に砕いたピスタチオナッツ、ルビーチョコレート、表面に凍結乾燥いちごパウダーで仕上げ。食べる順番もあり一口サイズだけどパンチが効いていて味覚が一気に呼び戻された鮮烈な一品。

アミューズ2つめはカリカリに揚げたピンポン玉より一回り小さな雛豆を潰して作った殻の中には生の甘海老とアボガドペースト。上には柚子のジェルが添えられる。一口でいただくとねっとりとした甘エビとアボガドの食感と甘み、柚子の爽やかなシトラス感もとてもいい。完全に計算されたサイズ感と食感のバランスにびっくり。*周りの雛豆は飾りで食べられない・・・・

バケットとカンパーニュパン。バターには乾燥アンチョビが練り込まれていて風味抜群。泡のスープは黒豆がベースで海藻のペーストが入る。深い海の香りを楽しむ。

次の料理はブルターニュのガレットをインスパイアしたもので包んでいる皮は蕎麦とローストした海藻を合わせたもの。海藻は中の具材とともに海の香りを引き出す狙い。ガレットの中には小さく刻まれた烏賊、リンゴ、アスパラガス、ディル、エシャロットが入る。その上にハーブの入った黒ニンニクソースが上にかかる。

さらに横の付け合わせの黒いソースが昆布とイカで作った海の香りのクリーミーソース。海を見ながらこの料理をいただくと鼻から海水が入ってくる錯覚に囚われる。

続いてはニョッキなんだけどいわゆるパリ風で材料がジャガイモではなくてバター小麦粉、卵で作られたもの。しなやかでとても繊細で柔らかな食感。上にはマッシュポテト、カラメル化したヘーゼルナッツクロカン、オエストラキャビア30gとハーブが添えられる。下にはハーブオイルの入ったブルーチーズソースでパンチを入れている

メインデイッシュは韓牛のストリップロインとバターでソテーした火入れが完璧なロブスター。ステーキには赤ワインと牛骨を詰めたソース、ロブスターは殻で風味をとった人参ソースが添えられる。間にはシェリーワインで味付けした大根、その上に乾燥大根の葉、プレリの種が添えられる。

デザートはストロベリーカルダモンソルベとメレンゲ。グラスの下にはストロベリーコンソメ。新鮮で爽やかな印象でカルダモンの爽やかな芳香がとてもいい。一見どこにでもありそうなんだけどこのソルベは目が覚めそうな味わい。

最後の小菓子はデザートワインと一緒に楽しむ。。。

ワインもビオワインからシャルドネ、ピノノワールなどをソムリエさんが好みを聞きながら選んでいただいた。
聞いていた通り、雰囲気、味、サービス、設えなどどれもが大満足。特にサービスはハイエンド級で料理の説明も詳しくてとてもスマート。英語だけど耳にすっと入ってくる。しばらくの間、記憶に残るレストランでした。夜はコース2万円くらい。

3F, 38 Gwanganhaebyeon-ro 284 beon-gil, Suyeong-gu, Busan, 48285, 大韓民国

フレンチ 海外

 MICRAD *住之江区の多国籍料理店【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

住之江区の中加賀屋という場所のバス通り沿いにある表記のレストランを一人で訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅からそれぞれ徒歩10分という渋い場所に位置する。会社の近くなのでよく訪問する店の一つ。

間口の狭い小さなカフェのようなお店はカウンター5席とテーブル2卓のみ。目立たないファザードなので知らなければ通り過ぎてしまう。

小さな厨房で手際よく作るイタリアンとフレンチと中東料理をフュージョンしたアラカルト料理が売り。料理は女性店主のミクさんのワンオペ。

素材のこだわりはかなり強く野菜は契約農家、肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」からブランド肉を仕入れをされ、調味料もほぼ自分で作られる。サラダのドレッシングやフォカッチャやカンパーニュ、スイーツも全て自家製。コスパもいいので紹介した方には喜んでいただける。このブログの読者様も常連になられていると聞き及ぶ。

壁に張り出されたアラカルトメニューから好きなものを選んで注文する仕組み。予算を伝えてお願いすればコース料理も作っていただける。

この日は開店から予約客で満席。最初にサワークリームと生ハムのシューサレ750円を白ワインと共にいただく。別の場所で焼き菓子の店もされているのでこの手の料理はとても上手。

続いてイカのハーブバターソテー950円は新玉ねぎと新キャベツが入る。見た目はイマイチだけど高級な野菜炒めみたいな感じ。

この日のメインはスペアリブの煮込み1450円。まさにトロトロ状態で赤ワインを煮詰めた濃厚なソースが秀逸。選んでいただいた赤ワインとの相性がとてもいい。マッシュポテトがいい口直しとなる。

この日の白はシャルドネとミネラルなワインの2種類。

食後は余市のシングルモルトをストレートでいただく。ごちそうさまでした。今月から店主のミクさんが産休のためしばらくお店を休業します。再会の際はこのブログで紹介いたします。。

過去の記事はこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286

*電話予約必須

大阪市 住吉大社大阪市 北加賀屋 その他料理イタリアンフレンチ

晃市 11月 *大正区の創作多国籍料理【大阪市 大正】

前月の訪問に引き続き大正区の表記のお店を5人で訪問。大正駅から徒歩20分、バスの利用が便利(駅から5分くらい)。こちらはイタリアンをベースにした無国籍料理の隠れ屋のような店で創業38年となる大正区を代表する老舗レストラン。35年前くらいによく通った記憶がある。

店内はカウンター8席と6人掛けテーブル1卓。本年65歳になるご主人ともう一人の男性で切り盛り。黒板には本日のこだわりメニューが90種類くらいずらりと並ぶ。メニューのほとんどは洋食だけど木津市場で仕入れる新鮮で高品質の刺身も数種類ある。ほとんどの客が好みを伝えて店主にお任せするという。

最初にビールと松葉蟹のジュレ1200円をいただく。蟹の身と味噌がたっぷり入ったグラスに酸味の効いたジュレがたっぷりかかる。見た目よりも食べ応えあり。

カブのスープはとても濃厚で食材もこのスープ用の品種があると言っていた。シャインマスカットとモッツアレラ1500円はさっぱりとした透き通った味わい。

名物たこのニンニクオイル焼き1200円は一見アヒージョのようなんだけど和風の味わい。オイルの中にポートワインと蜂蜜を煮詰めた秘伝のタレが入る。残ったオイルを持ち帰りにして自宅でピラフ等の味付けに使う客が多いと聞き及ぶ。このベースのタレは創業以来ずっと継ぎ足して使っていると言っておられた。

その甘塩っぱいタレを使った「たらの白子の香味焼き1200円(写真撮り忘れ)」もかなり美味しい。

この日のメインは天然河豚と松茸の土鍋蒸し。自家製のまろやかなポン酢でいただく。仕入れてから3日間熟成させた河豚は3キロオーバーのものでこの大きさしか使わないと言っておられた。

メニューにはない「賄いピラフ」はシラスや蟹の身など全部で35種類の具材が入っているらしい。ドリアやパスタ、リゾットもあるけど店主の一押しらしい。味も個性的でおすすめの逸品。

南部鉄の鉄瓶で入れたお茶は鉄分のせいで真っ黒。。店主のキャラも濃くて最後まで楽しく食事を楽しむことができました。予約必須です・・・

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大阪市大正区泉尾3-3-1
06-6553-3337
営業時間 17:00-24:00
定休日 水曜

大阪市 大正 イタリアンフレンチ その他