カテゴリー:フレンチ

ビストロ・ダ・アンジュ *パトリック・テリアン来日イベント【大阪市 心斎橋・四ツ橋】 【大阪市 難波】 【大阪市 なんば・道頓堀】 【大阪市 心斎橋・堀江】

心斎橋の表記の老舗フレンチビストロを友人と訪問。10月8日から18日までフランス・パリからパトリックテリアンシェフが来日され最新のフレンチビストロを披露する会に参加。

お店は1972年創業。フランス映画のようなパリの下町レストランをオマージュしたような空気感。その当時フランス料理といえば高級店がイメージされる中「良いものをリーズナブルな価格でご提供する」をモットーに田舎風フランス料理を提供し「日本初のビストロ」とも言われたと聞き及ぶ。

場所は心斎橋筋商店街から一筋外れた通りに位置する。なんば・心斎橋駅から徒歩5分。

30年以上前から提供している「ビストロランチ」は、前菜、メイン、デザートまで揃ったコース2500円が有名。ディナーのプリフィックスメニューは5500円。

店先に掲げられたフランス国旗を見ながら地下へと続く階段を降りると、赤白のテーブルクロスに木目調の家具。店員さん同士でフランス語が飛び交うのもかっこいい。

この日の特別ディナーは数種類の前菜・メイン料理・デザートを好みで選んで作るプリフィクススタイルで6800円という破格値。

アミューズはバターナッツかぼちゃのフラン(カスタードプリンのようなもの)とキノコのデュクセル(刻んだきのこを香味野菜と炒めて水分を飛ばしたもの)オランディーズソース(バターとレモン果汁と卵黄を使用して乳化し、塩と少量の黒コショウまたはカイエンペッパーで風味付けしたもの)

見た目よりも複雑な味でキノコの濃厚な味わいが特徴。

エスカルゴとアスパラガスのフィユテ(パイ) ハーブ香るジュ(ソース)

選べる前菜の中で私はこれを選択する。良い意味で予想を覆すビジュアルと味わい。このスタイルのエスカルゴは初めていただいた。

同伴者がチョイスした豚バラ肉のリヨン(フランスの郷土料理の一つ)と子イカのサラダ 胡桃オイルのヴィネグレット(ドレッシング)

別の同伴者が選択したオマール海老、リンゴ、セロリ、柑橘のファンテジー(空想的、独創的な料理)アメリケーヌソースと柑橘のヴィネグレット

調理場で陣頭指揮をとりながら客席でカタコトの日本語で挨拶をして回るテリアンシェフ。なんとも言えない貫禄がある。

主菜で私が選んだアンコウと野菜のパリグール風 サフラン風味のブイヨン。蒲鉾状になったアンコウと鱸を鋳込んだものも初めていただく。魚感がしっかり感じられるブイヨンスープもとてもおいしい

同伴者は牛肉のミロントン風(残り肉を煮込んだ調理)マスタードソース

別の同伴者のホロホロ鳥のバリティーヌ(鶏や鴨などを開いて詰め物をして筒状に成形し加熱してから切り分けたもの)と胸肉のサルミ(煮込み)

また別の同伴者の主菜はフランスブルターニュ産の仔牛の低温ロースト 仔牛のジュ。

デザートも3種類から選べるようになっている。私はチョコレートのクリームスフレとオレンジのソルベ。温かいチョコレートスフレと冷たいオレンジソルベを一緒にいただく。口の中で混じり合ってなんとも言えないまったり、さっぱりした味。

同伴者はマスカルポーネのムースとスパイス香る洋梨のキャラメリゼ。

初めていただくものも多く本場の最新のビストロ料理の風を存分に楽しむことができました。ごちそうさまでした・・・

大阪市中央区心斎橋筋2-6-18 心斎橋早川ビルB1F
11時半~16時 17時半~23時
月曜定休

大阪市 心斎橋・四ツ橋大阪市 難波大阪市 なんば・道頓堀大阪市 心斎橋・堀江フレンチ

ア・ラ・ルーシュ *あびこのフレンチ佳店【大阪市 我孫子】

住吉区あびこにある表記のフレンチを友人と10年ぶりに訪問。大阪メトロのあびこ駅を北に徒歩5分。裏通りにある一軒家で大きな看板や目印もなくひっそりと位置する。

テーブル4卓のみの店内はシンプルで洗練されたモノトーンな内装と間接照明がとても心地よい。大人の隠れ家のようなとゆったりとした高級感のある雰囲気。

この日は夏のオマール海老のコースの時期から外れていたけど事前にリクエストしてワインペアリングもつけていただく。

最初のアミューズは指先サイズの「ミニチーズバーガー」、滑らかな「焼きナスのムース、ベーコン添えのタルト仕立て」、濃厚な「エスカルゴクリームコロッケ」、スパイシーなカレー風味シュー生地の「グジュール」。どれも一口サイズだけど、それぞれの素材感と味わいがキュッと凝縮されたもの。センスの良さを感じさせるものでいきなり心を掴まれる。

続いて旬の「サンマのミルフィーユ仕立て」は和の素材とフレンチの技法をマリアージュしたもの。何層にも重ねられた料理は昆布ダシのゼラチンで固めたダイコンおろし、脂ののったサンマのマリネ、濃厚な旨味の「サンマの内臓」ソースパテなど。

表面にはピンクペッパーやマリーゴールドなどを散らして色鮮やかに仕上げられる。異なる食感と懐かしい味わいが混在して頭の中が味覚についていけない状態になる。ビジュアルの美しさも含め、かなりイノベーティブ色の強い逸品。

続いてはスペインの伝統料理「ピペラード(パプリカムースをトマトジュレで包んだもの)」「トリッパ(ハチノス)のトマト煮込みとうずらの卵」「ミガス(炒めパン粉)」を再構築した一皿。

これも初めていただくイノベーティブな料理。

口直しのハイビスカスのグラニテ。

メインはカナダ産オマール海老を1匹分。テールは低温ローストでレアに火入れ、爪部分はバター蒸しで仕上げて殻で取った塩味強めのパンチのあるアメリケーヌソースが敷かれる。

このあと鱧の湯引き、山芋の角切りと乾燥させたオマール海老の卵が添えられた濃厚な「オマールのリゾット」が供される(写真撮り忘れ)

食後酒にスタッフさんおすすめのクラフトジンをストレートでいただく。

店名を冠したデザートは「美味しいプリン.ア.ラ.ルーシュ」。濃厚なカスタードプリンに、ほろ苦いキャラメルゼリーとキャラメルムース、フレッシュな果実数種、2種のアイスを合わせたものでとても贅沢なもの。

ワインペアリングは6種類で8547円。かなりのハイコスパで主菜にはシャルドネとピノノワールの2種類を順にいただきました。

伝統的な重厚なソースや火入れにモダンな感性が光る料理の連続でこの店ならではの和のテイストも感じさせる本格フレンチでした。いい時間を過ごすことができました。

前回の記事はこちら

大阪市住吉区苅田3-17-4
エクセルアビコ 1F
tel/fax06-6697-6632

ワインフレンチ大阪市 我孫子

ホテルロイヤルクラッシック大阪 *試食会【大阪市 難波】

難波の表記のホテルのダイニングでコース料理をいただく。目の前で調理をする姿も見れてライブ感あり。今回は特別料理で55000円とのこと。

最初は和のアミューズ。ガラスの筒状の器に雲丹のトマト寄せカプレーゼ風。トマトの上澄液を使用。飾りはドライトマト。

新蓮根と八幡蒟蒻の無花果白和えも創作性の高い一品。太刀魚と真桑瓜、コリンキーを重ねたもの。長芋素麺には山芋が添えられる。真ん中には鬼灯のようなゴールデンベリー。

続いては洋食のオードブルで彩豊かな季節の野菜畑と馬肉のタルタル仕立て。馬肉の生肉は久しぶりにいただく。さまざまな味わいのソースが皿の上に散りばめられる。

馬肉の上には卵の黄身を低温調理したものが添えられる。

煮物椀は北海道産のキンキ酒蒸し、冬瓜の擦り流し、潤菜、隼人瓜など

魚料理は蒸し鮑とラングスティーヌのシャンパン蒸し。低温で調理しているのかとてもソフトな食感でパサつきは全くない。

シャインマスカット、サマートリュフ、焼いた松茸が添えられる。

肉料理はセルダーニョ(フランス、ロゼール産の仔羊)のフィレ肉に青のりを纏わせて低温調理したもの。とても柔らかくて美味しい。庭園風ポレンタ(とうもろこしのお粥)、白ワインとジュダーニョのソース。

七宝煮(ホタテ、イカ、真菰茸、針生姜)色々な具材から良い出汁が出て中華料理「仏跳牆」のような料理。

食事は毛蟹リゾット。毛蟹がとても上質。調理スタッフさん全員が食べどきを見ながらアルデンテの状態でサーブする。

デザートはチョコレートとヘーゼルナッツのミルフィーユしたてバニラ香るアイスクリームとマンゴー添え。パティシエ会心の一品らしい。

納涼をイメージしたお菓子3種と薄茶でフィニッシュ。お酒もたくさんいただきました。ごちそうさまでした。

大阪市中央区難波4-3-3

和食大阪市 難波ワインフレンチレストラン