南森町

ザ・モチベーションショップ

先日に某読者様からメールでお勧めいただいた2年前にオープンした西天満の表記のカレー専門店を訪問する。なにわ橋駅から徒歩5分くらいの裁判所等がある老松通り沿いに位置する。オープン10分前の10時50分に一番乗りで到着。

こちらは「ゆとりちゃん」というバーの間借り営業。カウンター7席のみで外見含めてかなり個性の強い若き女性店主さんのワンオペ。名前はメイドインアリサさんと言うらしい。店名通りモチベーションの上がるカレーと癖の強い靴下やレトロ雑貨の店とのこと。テマエコーヒーという自家焙煎のスペシャルティコーヒーの販売卸もされている。

こちらの店主さんはカツカレーに非常に強い想いがあり、これまで100件以上のカツカレー店を食べ歩き研究され、最高のカツカレーを提供されるべく日々過ごされていると聞き及ぶ。メニューは三元豚を使ったロースカツカレー950円、チキンカツカレー900円、エゾシカカレー1200円、そのほかにもオムカレーや揚げ野菜カレー、ウインナーカレーなどがある。

カレーの分類としてはスパイスカレーなんだけど店主さんは難波の欧風カレー店で8年間修行されたので、その要素も少し加わるハイブリッドなカレーとのこと。

店の一角に自作のカツカレー専門のフリーペーパー「カツカレー図鑑」が設置される。コメント含め内容は全て自身で取材されたとのこと。それぞれの記事コメントにカツカレーに対する愛を感じる・・・今では固定のスポンサーもついて第4集(約50店舗)まであるらしい。それぞれのページにあるQRを読み込むとグーグルマップに飛ぶようになっていることにも敬服。

図鑑以外にもツッコミどころ満載の「」カツカレー雑貨があちらこちらに置かれる。。店主のカツカレー愛に自身のモチベーションが上がりまくる・・・・ここまで突き抜け感のある店は珍しい。。

記念にカツカレーキャップ買おうかなと思ったけどやめといた・・・・

カツカレーの提供は不定期とのこと。あと営業日が圧倒的に少ないので訪問するときはFacebookやインスタでチェックが必要。

しばらくしてロースカツカレーが提供される。店主さんのオススメ通りに初見なのでトッピングなしのデフォルトでいただく。カツカレーのビジュアルは具の入っていないシンプルなサラサラのルーが特徴。牛肉のエキスだけを使用しているとのこと。ふんわりとコーヒーの香りもして、野菜やチャツネ系の甘さも感じられる。後から旨味と最後に辛味がゆっくりと追いかけてくる。

カツの下にガーリックバターを敷いていて、その部分が深いコクのある味わいとなる。カツも食べやすくてルーとのバランスもとてもいい。後味もスッキリであっという間に完食する。米の硬さ等もしっかりと計算されておられ全体の完成度はかなり高いと思う。

食後はすぐ隣の老舗珈琲店の「ホルン」で休息する。この辺り界隈のコインパーキングの料金の高さに驚く。。。

このカレー店はかなりいい店です・・・大きく心が動きました・・・・世の中はホント広いな・・・・

大阪市北区西天満4丁目8-1
営業時間/11:00~16:30
定休日/月曜・日曜


カテゴリー 南森町, カレーライス |

伊藤家の食卓 コラソン

帝国ホテル大阪の西側の住宅街の一角にある表記のイタリアンレストランを友人と訪問。店名通りの気軽に入れるアットホームな雰囲気。

旬の素材を取り入れたアイデアに満ち溢れたセンスのいい料理を提供されると噂で聞きおよぶ。カウンター席と奥に個室になったテーブル席がある。接客対応も気持ちよく丁寧に料理の説明や食べ方を伝えていただける。今回はお任せでアラカルトをいただく。

座付は珍しくフルーツの盛り合わせ。どれもこだわりのものらしく最初にシャインマスカット、続いて梨、巨峰の順に食べてくれとのこと。理由はいまだにわからない。

続いては天然鯛、ホウボウ、金目鯛のカルパッチョ。オリーブを潰したソースがかかる。横に生姜を甘辛く炊いたものが添えられる。

和牛肉のたたきは大量のあさつきが添えられる。肉質もよくてオススメ料理だけあってかなり美味しい。

青海苔を混ぜ込んだパン状のもの。いい口直しとなる・・・

お店の名物の前菜盛り合わせ。貝柱のフライや鮭の氷頭軟骨、うなぎの肝のフリットやフルーツトマト、ワカサギの南蛮漬け、イタリアンオムレツ、生ハムやチョリソーなど驚愕の17種類盛り。。

アスパラに豚肉を巻いてソテーしたもの。シンプルで特に変わった料理ではないけど豚肉が美味しいこととアスパラが瑞々しいのでするりと胃に入る。

稚鮎のフリットも泳いでいるような盛り付け。お酒を思いっきりいただいて一人4000円の支払いでした。何を食べても美味しくてハイコストパフォーマンスの良いお店です。

大阪市北区同心1-11-5
TEL 06-6352-5077


カテゴリー 南森町, イタリアン, レストラン |

いいくら 11月

南森町徒歩5分の表記の和食店を訪問。

ご主人は北新地の人気割烹『纐纈(こうけつ)』さんのご出身。
店内はカウンター8席、半個室2部屋。。今回もカウンター席にてアラカルトメニューを頂戴する。

座付は富田林産の海老芋を揚げ煮にしたもの。ホクホクの食感がとてもいい。

お造り盛り合わせ2人前3160円はかなり長崎産の新鮮な剣先イカの上にバフンウニ、皮目を炙った愛媛産カマスと明石産の鰆、北海道産の鰤、長崎のクエの6種盛り

鰤の照り焼き1580円はフライパンで焼きこんで照りをつける。鰤はお腹の部分なんだけど脂があっさりしていてとても美味。

クエと松茸のスープ煮2980円は予想通りの美味しさ。クエは16キロサイズと言っていた。

イチボ肉を使用したローストビーフ1980円は赤身肉だけど脂の融点が低いので舌の上で肉が溶けるていく・・・和牛ならではの脂の甘みを十分楽しむことができる。。

加賀蓮根を使った天ぷら880円はモチモチの食感が特徴。。

大きくカットされた新鮮な鰆の身を梅と一緒に炊き上げたもの1580円もドンピシャの塩梅とケレンのない仕事がお見事。。2人でお酒をいただいて一人1万円の会計でした。。

過去のいいくらはこちら

大阪市北区西天満3-7- 20
06-6314-6747
営業時間 17:00~24:00(L・O23:30)
定休 日 日曜日


カテゴリー 日本橋, 南森町, 和食 |