老松餃子 食堂バル39(サンキュー)*西天満の餃子バル【大阪市 南森町】 【大阪市 淀屋橋】

最近マイブームの足裏マッサージ(びっくりするほど痛いけど一気に身体が軽くなる)の後で一人で西天満の老松通りにある表記の餃子バルを訪問。最寄駅は大江橋か北新地駅。木の看板と赤い提灯が目印。カウンター9席で個室もあると聞き及ぶ。メニューは数種類の餃子を主体に多数あり。

インカのめざめで作ったポテトサラダ。酢が入っているのか強い酸味が気になった。手羽先を焼いて蒸したものも珍しい。

四角い老松餃子390円は下味がしっかりついた一口サイズのサクサク食感 最初はそのまま食べて続いてすだち酢に胡椒を入れたものでいただくことを勧められる。皮は手作りと聞き及ぶ。ごちそうさまでした。

大阪市北区西天満4丁目9−20
0668093995
11時30分〜午後11時
不定休

大阪市 南森町大阪市 淀屋橋 中華料理居酒屋

ラポンヌターシュ *西天満のフレンチの佳店【大阪市 北浜】 【大阪市 南森町】 【大阪市 淀屋橋】

最近よく行く西天満の足裏マッサージ(強烈に痛いのだが体調がとても良くなる予約2か月待ちの治療院・・)の帰りに表記のフレンチ店を焼肉店を経営する友人と訪問する。

こちらのお店の田村シェフは本年2月に閉店された三田の「コートドール」で修行をされ、その料理をそのまま大阪のこの地で再現されている。

2013年7月のオープン、シンプルでスタイリッシュな店内は総席数12席のみ。ライブ感あるオープンキッチンなんだけど火口やオーブンもクラシカル仕様でスチームオーブンもなくシェフひとりで切り盛りされるこの日はプリフィックスの税込8900円のコースを所望する。

アミューズはコートドール直伝、こちらのお店のスペシャリティの赤ピーマンのムース。ふんわり滑らかな食感で凝縮した野菜の味わいと、冷たくほのかに酸味のあるトマトソースが響きあう逸品。

前菜はオマール海老のムース(プラス500円)コートドールのダニエル風をアレンジしたものでオマールを丸ごと食べているかのような味わい。中に入っている身もぷりぷり食感。付け合わせの人参ラペと甘いソースとの相性もとてもいい。

友人は黒豚のテリーヌ。こちらも豚肉の凝縮した味わいで旨みの宝石箱のようとの感想。

オプションでホワイトアスパラのスープをいただく。数組の客の料理を一つずつ丁寧に作られるのが特徴。所作も優雅で静かで美しく、無駄のない動きに見惚れてしまう。BGMのクラッシックオペラとの調和もとてもいい。

この日の魚料理はスペシャリティの「エイひれのムニエル焦しバターソース」。フランスでは家庭料理だそう。

火入れも完璧で軟骨までしっかり食べられる・焦しバターソースもトマトとケイパーの酸味をしっかり活かしたものでとても爽やか。付け合わせのインカのめざめのマッシュポテトと酸味を効かせたブールノワゼットソースがいい相性。細長い形のエイヒレはしっかりとした軟骨がありコリコリとした食感。骨周りの身の美味しさと軟骨自体の味わい楽しむ。

肉料理は牛頬肉の赤ワイン煮込み分厚くカットした頬肉を赤ワインで長時間煮込んだどこにでもありそうな料理だけどどこよりも美味しいと前回いただいた際に思った。
赤ワイン、肉汁、後から香りが追いかけてくる甘いニンジンのピューレの取り合わせがお見事。

しっかりと重層的に味が入り込んだ肉は繊維が解けるくらい柔らかい。ソースは軽いけど深みがある。パンをお代わりしてソースまですべていただいた。

友人はアイルランド産子羊のロースト。少しいただいたけど火入れも素晴らしくて肉の旨みが口内に広がる。酸味のあるソースが美味しすぎてびっくりした。既存の調味料を合わせただけではこの味は絶対に出せない。

デセールはイチオシのスペシャリティのバスティスのソルベとグレープフルーツの取り合わせ。香草の香りが口の中をさっぱりさせてくれる。

このリキュールを使用しているとのこと。

友人はオーソドックスなクレームブリュレ。生のバニラビーンズを使った香り高く濃厚な仕上がり。

お酒もシャンパンと赤ワインの濃いものの2種をいただき大満足。

目の前のキッチンは整理整頓されていて隅々まで磨かれてピカピカ。昔に伺ったコート・ドールのキッチンもピカピカだった記憶がある。改めて師匠の斉須シェフのDNAがきっちりと受け継がれていることを確信する。年中ほぼ同じメニューなんだけど飽きることのない素晴らしいお店です。ご馳走さまでした。

過去の記事はこちら

大阪市北区西天満4-1-8
06-6312-1777
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜日

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上深川(かみふかわ) *火の鳥出身シェフの中華料理店【大阪市 北浜】 【大阪市 南森町】 【大阪市 淀屋橋】

友人に誘っていただき西天満の表記の中華料理店を訪問。淀屋橋駅から徒歩8分、北浜駅・南森町からは徒歩10分くらいの場所に位置する。昨年の春に火の鳥から独立され、現在は予約困難店となっていると聞き及ぶ。

照明を落としグレーを基調にしたお店は18時〜と20時半〜の2回転制でカウンター8名でゆったりといただける。料理はおまかせコース(13,200円)のみ。

修行された火の鳥と同様に最初に小皿に入った前菜が供される。

・ピータンに菊芋と発酵豆腐のソース
・黒豚の玉子巻き
・皮鯨とスナップエンドウ 酸味のあるソース
・牛頬肉の発酵唐辛子あえ
・ジャガイモと桜海老
・手羽先肉の海老詰め
・押し豆腐にアカモクと鮑の肝ペースト
・福建海苔と烏賊
・トマトのジャスミン漬け
・鯛の中華風昆布締め

どれも手間のかかった一口サイズのものばかりで美味しくいただけた

続いて点心が数種類供される。最初にハムユイの入った焼き餃子。具材の発酵感はあまり感じなく食べやすい。お菓子のおかきが入った備え付けのラー油をたっぷりかけていただく。ここからは紹興酒と合わせていただく

続いてホタルイカと黒豚を使った水餃子。川海老の卵の入った餡掛けスタイル。。

タコと発酵野菜(キャベツと白菜)、春雨の入ったミニ豚まん。

酸味のある「すいとんスープ」には牛アキレスが入る。胡椒がしっかり効いたパンチのある味わい。

特別に掛け合わせた黄金軍鶏(初めていただくが)を一度揚げてから蒸す山東省スタイルの火入れで仕上げたもの。皮目の脂部分がむっちり食感。上にはクミンや行者ニンニクなどの香味野菜が乗せられる。

魚料理はクエを素揚げしたものを根セロリのスープに浮かべたもの。フレンチのようなビジュアルだけどきちんと中華料理として仕上がっていることにびっくり。優しいけど味は深くてピリッと辛い複雑な感じ。

龍鳳(ロンホー)は「はじめ人間ギャートルズ」に出てくる肉の塊で骨に阿蘇の赤牛のランプ肉、野菜を里芋のペーストで繋いで骨に巻きつけて網脂で巻いて揚げたもの。北京味噌を使った濃厚なタレが特徴。骨を持ってかぶりつくと予想外に柔らかい肉がほろほろと崩れる。

さっぱり味のミニラーメンは甘めに仕上げたチャーシュと新玉ねぎが入る。

蓮の葉で包んだ鮑のおこわ。鮑はとても柔らかい。

ドライフルーツ入りのアイスの入った求肥餅とバニラ味の杏仁豆腐でフィニッシュ。ライチ紅茶と一緒に供される。

こちらのお店は高級食材を楽しむような中華料理ではないけど、美味しいものを作ることに真摯に向き合っているのがわかる。何をいただいても丁寧な仕事と仕込みをされていることに敬服する。ごちそうさまでした。。新規予約は少人数ですがインスタグラムのDMで募集、抽選されているようです。

大阪市北区西天満4-5-4

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