新大阪/西中島南方

福喜鮨本店 5月

西中島南方の表記の寿司店を友人と訪問。関西の江戸前寿司のパイオニアと言われているこちらの店は1910年東京で創業され、大正5年に大阪の日本橋に移転、お店としては110年以上の歴史を持つ。大阪屈指の高級店だった日本橋のお店や10数件あった支店は今はもうない。

こちらのお店は3年前に再開されたとのこと。西中島南方駅、南方駅から南に徒歩3分のマンションの一室に位置する。お店の前の道路には日本橋時代と同様の柳の木が風に揺れる。マンションの前に置かれた小さな看板が目印。エレベーターを降りると瀟洒なファザードが登場する。

お店はカウンター7席と6席の個室のみ。62歳のこの道一筋の4代目のご主人とそのご子息と奥さんの3人で切り盛り。メニューはおまかせではなくショーケースの中の食材から好きなものを好きなように注文するアラカルトスタイル。

最初にお酒と刺身を少しいただく。上品な脂の乗った鯛の腹部分と縞鯵、ハリイカの3種類。イカは刻んだ海苔と醤油でいただく。続いてご主人おすすめの走りの鱧。皮も柔らかくて少し醤油をつけていただくと甘味が際立つ。ホタルイカも味噌がたっぷりでとても美味しい。

前回と同様に青魚を数種。大きなサイズで食べ応え満点のパツパツ食感の細魚、半身付けの小肌は浅めの締め具合で旨みも強くソフトな味わい。独特のフォルムに握られた鯵の仕事も秀逸。こちらのお店の夏のスペシャリティの鮎は香りもよくて皮も全く気にならない上品な味わい。8月まではあると言っておられた。

シャリは塩が強めで砂糖少なめの白シャリ。こちらのお店ならではの本手返しで木桶をポンと叩く所作も見ていて楽しい。

好物の貝は生の鳥貝から。この日は泉州産を使用とのこと。平貝も新鮮極まりなく味も深い。お店の看板であるしっかりと皮目を焼き込んだ穴子はしばらく記憶に残る美味しさ。特別に先の部分をリクエストした煮蛸も穴子の出汁で取った煮詰めの美味しさと相まってマリアナ海溝くらい深い味わい。艶かしく綺麗なマグロも美味しかったと友人の弁。焼き目のない綺麗な玉子はとても甘くてお茶との相性もとてもいい。

日本酒は大関の大吟醸と白鶴の流通していないものを供される。会計はお酒を少しいただいて30000円くらい。この日も大満足で店を出る。

大阪市淀川区西中島1−9−13
クレアシオン新大阪ビル3F
06-6795-9088
12:00~14:00/17:00~21:00
水曜定休

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和風もつ料理 あらた

友人と表記の西中島南方にある店を訪問。30年くらい前からずっと定期訪問しているお気に入りのお店。予約は不可で1巡目の17時開店に入店するには16時20分くらいに並ぶのがいいと思う。今回は16時に並んで2番めだった。入店時間は17時、18時半、20時の3回転とのこと。この日は1巡めと2巡めのデッドラインが16時40分だった。隣に座る女性客は埼玉からわざわざ日帰りで来られたとのこと。

お店はカウンタ−のみ14席。1〜2席は補助椅子で融通を利かせていただける。数年前にご主人は引退で今はご子息が切り盛り。肉を切りながら客と軽口を交わす技も父親譲りでとても上手。

注文はいつもの通り「おまかせ」でお願いする。こちらのお店のお酒はアルコール度数14度の「特製ハイボール」と「日本酒」と「瓶ビール(キリンクラシックラガー)」のみ。当然名物のハイボール250円を所望する。キンキンに冷やした先割した酒(キンミヤか韓国の焼酎)を並々と入れてほんの少しだけジンジャーソーダーを足したもの。

コースの扉は名物の「和風煮込み」。トロトロにあっさりと煮込まれていて癖や臭みは全くない。ネギと七味をかけていただく。
続いて好物のチレ(脾臓)の刺身。真っ赤なビジュアルだけどレバーのように血生臭さは全くない。甘くてねっとりして濃厚かつトロトロの食感。

和牛のタンの先を使用したタンシチューも和風のあっさり味噌味。肉に歯がスッと入る。ここまでくると割烹に仕事。
ミノのたたきはほぼ生で提供される。コリコリ食感だけど柔らかく甘さも感じる。薄ピンクなのは新鮮な証拠で衝撃的な美味しさ。

適度な歯ごたえとゼラチン質を感じる燻した香りがとてもいいネックスモークも噛めば噛むほど味わい深い。
キメの細かい生センマイも薄いピンク色で希少な黒毛和牛を使用。胡麻ポンズとの相性抜群。

シャキシャキ食感のハートの串焼きも全く癖がない。
ビロードのようなビジュアルのココロのたたきも圧倒される美味しさ。脂は全て削ぎ落として使われると聞く。分厚いのにサックリ噛みきれてクリアな味わい。

コールタンもゼラチン部分が口の中で溶けていくらでも食べることができる気がする。ハイボールとの相性も抜群。フク(肺)の炙りも香ばしくて旨みたっぷり。テールの煮込みはフランス風と書かれていたけど完全に和食の味わい。」

京都の有名店の柴漬けとともにテール雑炊でフィニッシュ。帰りには2巡目の客が列を作ってました。。火曜日は隔週でお休みのようです。
あっという間の90分で途中で「お口に合いますか」と声をかけてくれるご主人もとても優しい。会計は思いっきりお酒をいただいて一人5000円弱。常連客でなくてもいい時間を過ごすことができる西中島の至宝のようなお店です。

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大阪市淀川区西中島4-2-8
06-6304-5250
定休日:月・日・祝


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小川商店 西中島店

会社の若手スタッフ3人と西中島南方駅近くの路地にある表記の焼肉店を訪問。界隈は焼肉激戦区で駅から徒歩10分内に30店鋪以上の同業店舗があると言われている。その中でも営業時間中はずっと満席が続く繁盛店。こちらの店を経営する親会社は肉業態を100店舗以上運営しているけど画一化を感じさせない店舗作りはさすが。

店長というか店主が一人とホール担当2人で運営。ホルモンの仕入れが強く解凍ものはほとんど使用しない。価格もこなれていて1人前60gくらいのサイズなんだけど外国産の肉をうまく取り入れたりして売価コントロールする技術にはいつも感心する。

最初にキムチの盛り合わせ550円を注文。しばらくすると炭の入ったかんてきが運ばれる。ホルモン盛り合わせ5種1200円は赤セン、ハート、動脈のコリコリ、レバー、テッチャンなど。

続いて韓国製の青唐辛子と赤唐辛子で味付けした赤カラ小腸600円、赤身で食べやすいロース600円、ハラミ600円、バラ600円と続く。

上ミノ600円、テールスライス600円、最後に玉子スープ300円でフィニッシュ。お酒もいただいて一人3000円でした。。支払い額を考えるとかなり満足度は高い。特にホルモンのレベルは他店よりも高いと思う。ごちそうさまでした。

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大阪市淀川区西中島3-19-2
06-6307-0024
月~土 17:00~翌5:00


カテゴリー 新大阪/西中島南方, 焼肉 |