mill pour  *南船場の人気カフェ【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

南船場の表記の人気カフェを訪問。心斎橋商店街から東に1本外れた場所に位置する。店内にはカウンター席(2名分)しかなく、外のテーブル(5名分くらい)に座るかテイクアウトのみの注文。外国人観光客率も高い。

メニューはコーヒーとホットドッグ800円のみ。10年前は290円だった記憶があるが物価の値上がりを実感。水出しコーヒ600円と一緒に注文する。

こちらは使用しているパンが有名で粘りと弾力があって噛みきれない食感。パンを噛み切ろうとしたらソーセージも一緒に引っ付いてくる。ソーセージは小さい市販のものが2本。水出しコーヒーは飲みやすくて後味もいい。ごちそうさまでした。。

大阪市中央区南船場3-6-1
06-6241-1339

大阪市 心斎橋/四ツ橋 カフェ

ひろせ 5月 *東心斎橋和食の佳店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の和食店を訪問。大阪で美味しい日本料理を提供する店の一つ。心斎橋駅から徒歩7分、畳屋町の雑居ビルの一階に位置する。小体なお店はカウンター6席と小上がりのテーブル2卓のみ。店内全て掃除は行き届いていてとても綺麗にされている。

寡黙なご主人の手元を見ながら食事ができるカウンターが特等席。西心斎橋のミシュラン店「ゆうの」で修行されたご主人の素材重視の食い味のある仕事が口によく合う。刺身の美味しさと備長炭を使った炭火を駆使した焼肴は特に秀逸。ご主人はソムリエの資格も持っておられるので赤ワインと肉料理のみならず煮物椀を合わせる客も多い。

料理は全てひろせ氏が一人で作り、配膳は妙齢の女性が担当。料理は月替わりのコース16500円(税別)。遅がけの時間はアラカルトを提供されるようになったと聞き及ぶ。

普段は先付けで始まるんだけどこの日は勢いを感じさせる前菜盛り合わせから。

稚鮎の唐揚げ、鯛肝の玉子寄せ(これはかなり美味しい)、蛸の柔らか煮とフルーツトマト、秋田産の新蓴菜、鯛の子の含め煮など。どれも丁寧に作られていて特にトマトに掛かる酢味噌のワンランク上の美味しさに悶絶する。

刺身はミンククジラのロース、皮目を炙った金目鯛とノドグロ、平貝、締め鯖の錦巻き、鯛昆布締めなど圧巻の6種盛り。これだけで日本酒が大量にいただける。

続いての煮物椀は高知産の炭火でふんわりと焼いた白甘鯛。下には蓬豆腐が敷かれていてこしあぶらと蕗のスライスが添えられる。喰い味ある大阪料理らしい逸品。

大ぶりに包丁された蒸し鮑。一口で頬張れば上品な旨みが口いっぱいに広がる。肝のソースもかなり美味しい。白芋は鯛白子ソースで和えられる。

肉料理は和牛のいちぼ部分を使用。旨みも深く濃いめの純米酒と一緒にいただく。炭火で火入れした極太のアスパラガスも瑞々しい。

食事は釜炊きの帆立ご飯。ご飯に貝の旨みがしっかり入り込んでとても美味しい。

抹茶アイスを入れた最中でフィニッシュ。

珍しい夏酒含めしっかりといただきました。

デザートの最中に合わせて出していただいたデザートワイン(貴腐ワイン)。とても贅沢です。今回も大満足。ごちそうさまでした。

遅がけの時間からのアラカルトメニュー。

過去の記事はこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

康四郎 5月 *大阪を代表するとんかつ店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

ジムに行った後で南船場の表記のとんかつ店で一人ランチ。最近は雑誌をはじめ色々なメディアに出ているのでランチタイムでもなかなか予約が取れない。夜はさらに予約困難となっている。

現在、大阪を代表する高級とんかつ店の一つと言われる。大阪メトロ長堀橋駅・心斎橋駅・本町から徒歩5分くらい。昔からある農林会館のビルの向かい側に位置する。近くにコインパーキングたくさんあり。

こちらのお店は大阪で豚料理を中心に10店舗くらい展開されている「たゆたゆグループ」の川端社長自らが腕を振るうお店。

お店の1階にはガラス張りの焼きトン等の仕込みを行うキッチンでその2階がとんかつのお店になっている。店内は厨房を囲むL字型のカウンター12席のみ。店主の川端氏の豚肉を揚げる作業やカットなどの仕事を至近距離で見ることができライブ感は満点。
ほぼワンオペのカウンターの真ん中で目気張り気配りをしながら川端社長が料理を作られる。

今回はプレミアム豚の4,900円のセットを所望する。分厚くカットされた豚肉に粉と卵をつけてふわふわの極粗目のパン粉を丁寧に纏わせて低温で時間をかけて揚げる。低温なので衣は出来上がっても白っぽい。

それをサラマンダーで保温することで予熱を使って火入れをする。揚げたての豚脂が口の中で迸るとんかつのイメージではない。豚肉の種類は仕入れの状況によって異なるがかなりのこだわりがある。

最初に3種の血縁品種の交雑豚三元豚ロースを使ったサンドイッチ。ソースが染み込まないよう内側を炙ったパンに分厚いカツを挟んだ状態で供される。抵抗なく豚肉が避ける食感にいつもびっくりする。まさに火入れの妙と言える。

続いてのニューヨーク産デュロック豚のロースは2週間熟成させたもの。上品で軽い味わい。こちらは塩でいただく。

茶実豚のヘレはカンボジア産の生胡椒と塩が振られていてそのままいただく。薄羽蜉蝣の羽のような軽さ。

淡雪ポークのヘレは辛子醤油でいただく。このヘレカツ以上のものはないと個人的に思う。隣席の外国人は美味しすぎと言ってかなりエキサイトされていた。

長崎の豚のロースはトマトの入った自家製とんかつソースでいただく。とんかつと一緒に釜炊きご飯と豚赤出汁と香の物もいただけるのでかなり高級な定食となる。外国人の客も多くこの日も半分以上がインバウンドだった。締めのとんかつの入ったカレーやお茶漬けなどもあって(別料金)最後まで楽しく食事ができるいいお店です。

大阪市中央区南船場2-10-24 2F
06-4307-6546
昼 1部11時~12時/2部12時15分~13時15分/3部13時30分~14時30分
夜 18時30分〜
定休日 日曜・月曜

大阪市 心斎橋/四ツ橋 とんかつ