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餃子鍋 A-chan(あーちゃん) *北新地の餃子鍋の名店【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の帰りに北新地のど真ん中に位置する表記の店を訪問。新地上通りの角にあり赤い立て看板が目印。店舗は階段を上がった2階でテーブル席、座敷もありかなり広い。ランチタイムは近くの会社員でいつも超満席。

こちらのお店は餃子鍋が看板メニューなんだけどお昼の唐揚げがとても有名で北新地のミシュランシェフが大阪で一番唐揚げが美味しい店と言っていた記憶がある。

私も右へ倣えで「唐揚げ定食800円(唐揚げ3個)」を所望する。

しばらくして綺麗な器に盛り込まれた名物の唐揚げが登場。ご飯は五穀米と白ご飯のいずれかを選ぶことができる。副菜は冷奴と豆もやし。

特製の甘酸っぱいタレに潜らせた中華風の唐揚げはサクサクでジューシー。モモ肉を使用していてとても柔らかい。ニンニクも少し入っていてご飯がすすむタイプ。

汁は旨みたっぷりの牛骨ベースの餃子スープで、肉がしっかり詰まった餃子が2つ入る。テーブルにあるポン酢や柚子胡椒、アンデスの岩塩、おろしニンニク、胡椒、ラー油、キムチたれ、ごまポン酢などの薬味をスープに入れるといろんな味が楽しめる。唐揚げにも柚子胡椒や胡麻ポン酢を掛けるといい感じになる。このレベルのランチが北新地の中で800円でいただけることにびっくり。ごちそうさまでした。。

大阪市北区曽根崎新地1-2-1
06-6346-0010
日・祝休み

大阪市 梅田/JR大阪

ふくの助 12月 *昭和町の人気河豚料理店【大阪市 昭和町】

年間数回は訪問している昭和町の表記の河豚料理店を訪問。大阪メトロ昭和町駅から徒歩1分、あびこ筋を1本西に入った路地にひっそりと位置する。ここ数年来、物価高にも関わらず値上げもせず比較的安価で河豚料理を提供されている。使用する河豚は水槽に泳ぐ巨大な淡路産の3年河豚。シーズン中は毎日満席となっている地元の人気店。

この日もいつも注文する「焼きふぐコース7500円」を所望。このほかにも河豚の唐揚げのついた8350円の焼き河豚コースや焼きフグではなく「てっちり」主体のコースもある。相場感を考えるとかなり優しい値付け。席は全て掘り炬燵の半個室なのでカップルや家族連れにもいい。

最初は厚めに切りつけた刺身と河豚皮と煮凝り。河豚皮も食べ応え満点。ポン酢の加減も柔らかで好み。旨みたっぷりでカボスを絞っていただく。

しばらくして焼きふぐ着皿(写真は2人前)。上身ととうとう身が綺麗に盛り付けられる。味付けは塩とニンニクと韓国産の唐辛子で自分でレアに焼いて胡麻油やポン酢につけていただく。

追加で醤油味と味噌味をいただく。どちらも炭で焼くと香ばしくてヒレ酒が進みまくる。

コースにはミニてっちりがつく。頭の骨部分やウグイスと呼ばれる口部分、尻尾のよく動く部分など美味しい部位がしっかりと盛り込まれる。

てっちりをいただいた後はセルフで雑炊をいただく。塩味計を持参して塩を出汁の0.9%加える。個人的にはご飯はサラサラが好み。。最後に強火にして沸騰させてポン酢を少し撹拌した卵を穴あきのお玉を使って混ぜ入れるのが得意技。

きなこアイスでフィニッシュ。ごちそうさまでした・・・

シーズン中は休まず営業。

過去の記事はこちら

大阪市阿倍野区阪南町1-47-24
06-6621-1129
営業時間: 17:00~23:00

大阪市 昭和町

いわや *丹波篠山の人気ボタン鍋専門店

生の猪肉が解禁になったので丹波篠山の表記の店を半年ぶりに訪問。大阪駅から快速で1時間。篠山口駅からタクシーで田んぼと畑の農道を通って30分の鄙びた場所に位置する。

茅葺屋根の店は風情満点。お店はいつも満席で完全予約制で訪問日の1カ月前から予約ができる。名物の猪鍋は猪猟可能期間の11月から3月までで食事中も予約の電話が鳴りっぱなしだった。

創業は、今から40年ほど前に現店主の父親の先代が、この場所が気に入って家族の反対を押し切って飲食店を始め、厳選した一頭買いの猪肉を冷凍ではなく生で提供する事に拘ったのが始まりとのこと。

店の入口には大きな猪の剥製が鎮座。店内にもいくつかの猪の剥製が飾られる。板張りで床暖房の入ったの大広間は大小の囲炉裏が点在し囲炉裏を囲んで食事をするスタイル。

ほとんどの客がこの時期ならではの「ぼたん鍋5400円」を注文する。

最初に突き出しの篠山名産の黒豆の枝豆が提供される。栗とともに篠山の秋の名産となっている。猪肉(写真は7人前)は子供を産んでいない3歳のメス猪を一頭買いして提供。鍋の野菜も地元のものを使用。山芋や田舎こんにゃく、黒豆豆腐など珍しいものも入る。

最初に猪肉を全て味噌鍋へ投入。続いて山芋や大根等の根菜類を投入する。ひと煮立ちしてからは葉野菜や葱等を投入して、更にひと煮立ちすればいただけるとのこと。

サイドメニューのアマゴ塩焼き800円を所望する。串刺しにされたピクピクと動くアマゴを囲炉裏で焼き上げる。片面25分ずつじっくり炭火で焼き上げると骨までいただけるとのこと。

数種類の味噌を合わせた出汁は全くアクが出ず、煮詰めても辛くならないのが不思議。
あっさりした味噌出汁と旨みたっぷりの脂身を纏った猪肉との相性が抜群。いくつかの部位の猪肉は癖などは全くなく柔らかく脂身も全くしつこさを感じない。カロリーも牛肉の半分くらいでビタミンBが豊富で高タンパク低カロリーとのこと。野菜のおいしさは特筆もの。

最後は自分の田んぼで作るコシヒカリを使ったご飯が供される。丹波産のコシヒカリはブランド米で価格もトップレベルらしい。汁の残った鍋の中に生卵を入れ2分くらい煮立てて半熟になったところを白いご飯の上に乗せていただく。猪肉と野菜のエキスが染み出た味噌味の黄身ご飯は驚くくらい美味しい。春は地元でとれる山菜鍋がお勧めです。

過去の記事はこちら

兵庫県篠山市火打岩495-1
079-552-0702
営業時間 11:00~20:00
定休日 4月~9月(毎週木曜日)10月~3月(無休)

兵庫県