難波

Bird’s nest 5月 再訪

難波の表記の店を友人と訪問。前回5月上旬に伺った際にワンランク上の焼き鳥の美味しさと居こごちの良さ、若いスタッフさんのホスピタリティと強烈なコスパに圧倒され半月後に再訪する。

場所はなんばグランド花月の東側の通りから南側に歩いてすぐの角に位置する。今回も焼き手の正面の席に案内いただく。

前回とほとんど同じ内容だけど全く食べ飽きない。福岡県古処鶏の砂ずりや奈良漬を乗せた熊本県大魔王の背肝、しっかりした食感が特徴の比内地鶏の手羽先も美味しくいただいた。

焼き鳥と一緒に供される酒肴もどれもワンランク上の美味しさ。皮を真っ黒に焼いてチーズをかけたベビーコーンや筍と一寸豆の茶碗蒸し、カチョカバロチーズを焼き込んでマッシュルームのペーストを乗せた磯辺巻き、島根県出雲の椎茸もかなりいい味わい。締めは焼き込んだもも肉を入れたミニ親子丼でフィニッシュ。グラスワインもたくさんの好みのものがあってたくさんいただきました。今回も大満足で店を出る。

前回のBird’s nestはこちら

大阪市中央区難波千日前9-17 千日前セントラル第2ビル2階
090-4761-9200

 


カテゴリー 難波, やきとり |

達屋 なんば店

今月なんばにオープンした表記のカジュアルしゃぶしゃぶのお店を訪問。なんば花月の南の筋を東に100mの日本橋筋に出る手前に位置する。1階はイタリアンのお店で小さな階段を上って店に入る。

白を基調とした店内はとても明るくてカフェのような感じ。壁には大きな書が飾られる。

そこから再び階段を下り、店の奥にある個室に案内いただく。金の屏風に囲まれたピカピカの部屋は秀吉の茶室のよう。出汁でいただくしゃぶしゃぶがメインで酒肴を含めたコース料理やアラカルトメニューなど色々。
オーナーが全国を回って仕入れた野菜や魚、肉、調味料にもこだわりがありどのメニューもかなり上質な内容となっている。

特に鰹節にこだわりがあり、ブランドのものを0.01mmに削ったものを料理やしゃぶしゃぶの出汁に使用するところに特徴あり。お通しの豆腐の味噌漬けにも大量の薄削の鰹節が載せられる。

近江牛を使ったカルパッチョ1980円を所望。バーナーで表面を焼いているのでとても香ばしい。肉も柔らかくて歯がいらないくらい。ネギとポン酢たれが肉とベストマッチ。

メインのしゃぶしゃぶ登場。豚肉は十勝放牧豚のバラ肉、牛肉は近江牛のもも肉を使用。出汁が温まると薄削の鰹節を大量投入して追い鰹で仕上げる。肉はレアでいただくのがポイントとのこと。豚肉の美味しさは突き抜けている。脂の甘さとコク深い味わいでいくらでも食べ続けられそう。薄く削った牛蒡やこだわりのキノコ、新玉ねぎやレタスなどの野菜もかなり美味しい。

最後にうどんや雑炊を勧めていただいたけどお腹いっぱいで次回の楽しみにする。
デザートの自家製ジャスミンプリンも名物とのことです。ごちそうさまでした。

お店のHPはこちら

大阪市中央区難波千日前1-8 2F
06-6567-8373

 


カテゴリー 難波, |

丸元 5月

千日前の表記の老舗店ですっぽんをいただく。現在関西ですっぽんを手軽な価格でいただける稀有なお店。35年前から定期的に通っていてカウンターで芸能人やタレントさんと何度かお会いした記憶がある。昭和感満載のお店は寿司店の構えだけどほとんどの客がすっぽんコース6000円を注文する。

昔はご主人と奥さんがレジに座っていたけど今は引退され、現在は藤山直美さんそっくりの娘さんが店を取り仕切る。カウンターの中ではシニアの職人さん2人が注文ごとにすっぽんを捌きまくる。

すっぽんの前に刺身を所望。ショーケースを確認して平目と赤貝を少しだけいただく。

刺身の後はすっぽんコースの始まり。注文を受けてからすっぽんを潰すので鮮度は抜群。最初に首を落として血を取り出す。それを赤玉ワインで割ったものからスタート。

続いて河豚の皮のようなプルプルの食感の湯引き。腸とエンペラ(甲羅の端)がポン酢と一緒に入っていて焼酎との相性がとてもいい。お酒は麦焼酎を所望する。瓶ごと提供されて飲んだ分のみ量り売りのシステム。

続いて大好物のスッポンの内臓のお造り。癖のない肝臓とまろやかでプチプチ食感の卵、一匹に一つしかないピクピク動く心臓と噛むと苦い胆嚢、腎臓も添えられる。殻付きの成熟卵もあって色々な味わいを楽しむことができる。それぞれを別添えの海苔に巻いて塩を振りかけていただく。

メインのスープは鍋ではなくて銘々に取り分けられて供される。白菜、椎茸と白玉餅、味わいの異なる様々なゼラチン質と赤身肉のすっぽんの部分が入る。個人的には一匹から100gしか取れない首の部分や後脚の部分などの弾力のある黄色い脂がのった肉が特に好み。

2杯目はガーリックパウダーと唐辛子を入れて味変をして楽しむ。湯引きの残りのポン酢を入れても美味しい。仕上げの雑炊はポタージュスープのようなビジュアルで絹のような舌触り。塩味は控えめだけど比類なき優しく深い味わい。中身はすっぽんの出汁と卵と米と少しの葱のみ。

毎回ずっと同じものをいただくけど全く飽きない・・・・

過去の丸元はこちら

大阪市中央区千日前1-9-9
06-6211-2298
16:30〜23:00
日曜定休


カテゴリー 難波, 寿司, , その他料理 |