カテゴリー:蕎麦

スタンドソバサンカク 裏なんば巡り④【大阪市 難波】

裏なんばの店を4軒くらい回った後で最後に表記の蕎麦店に立ち寄る。場所は道具屋筋と南海難波駅の間の丑寅のお店などがあるところ。

立ち飲みの蕎麦業態は珍しい。細長い3坪くらいのお店は6人くらいで満席になる。蕎麦とだし巻きなどの酒の肴がいろいろ。お酒もたくさん揃っている。

最初に立春朝搾りのお酒ときゅうり巻きをいただく。赤酢を使用しており本格的。

メインの十割盛り蕎麦。冷麺を作る機械で押し出して作るスタイル。コシはあるけど香りは少ない。つゆは出汁の香りがとてもいい。

締めにぴったりのお店です。ごちそうさまでした。

大阪市中央区難波千日前14-26
17:00~26:00

大阪市 難波 蕎麦

よし井【大阪府 堺市】

堺の表記の蕎麦店をランチタイムに訪問。定期的に訪問する大好きなお店。チンチン電車の大小路駅の西側、堺北警察署の西横の一方通行を南に50mの場所に位置する。店の前に大きなコインパーキングあり。昭和46年創業と聞き及ぶ。時分どきは混み合うので開店直後の入店がおすすめ。

昭和の残り香が漂う薄暗い店内はカウンター12席のみ。高齢のご夫妻とご子息で切り盛り。すぐ近くにある老舗蕎麦店の「ちく満」と同様に「せいろ蕎麦」が名物で分量により一斤(1人前)、一斤半、二斤とそばの分量で注文するようになっている。今回はせいろ蕎麦1斤650円を所望する。常連客はせいろ蕎麦ではなく色々な具材が入った「ホームランそば」を注文する方が多い。

こちらのお店も長らく値上げをされていないと記憶する。

注文と同時に熱々のつゆの入った徳利と生卵の入ったお椀と薬味が供される。つゆは関西風の昆布と鰹節の香り高いもの。生卵との相性がとてもいい。

しばらくして「せいろ蕎麦」登場。蕎麦のビジュアルは白っぽくて食感は柔らかめ。小麦粉と蕎麦粉の割合は5:5と聞いたことがある。コシはないけどべちゃべちゃはしていない。熱い汁と加熱された生卵、蕎麦が絡んでかなり美味しい。

この日は好物海老の天ぷらを4匹注文(2匹400円)。小さめだけど塩をつけていただくとプリプリでとても美味しい。半分は塩で残りはつけ出汁でいただく。最後に急須に入った蕎麦湯をいただいて終了。つけ出汁に卵が入っているので蕎麦湯もとてもマイルド大好きな店です。。

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堺市堺区甲斐町西1丁2-22
11:00~19:00
日/祝休み

大阪府 堺市 蕎麦

そば切り 岳空【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目の空堀商店街を東に抜けた場所にある表記の蕎麦店を久しぶりに訪問。2017年の開業当時に伺って美味し過ぎて唸った記憶がある。それからは界隈を代表する有名蕎麦店となられている。

「岳空」と書いて「がくう」と読む。下界との結界となる木製の引戸を開けて店内へ入る。清潔感のあるシンプルでモダンな店内はカウンター8席のみ。ご主人と笑顔の綺麗な奥さんと2人で切り盛り。この日の蕎麦は長野県八ヶ岳産の新蕎麦を石臼で挽いたもの。久しぶりに蕎麦をシンプルに味わいたかったので「もりそば」(1,050円)を注文する。

蕎麦前等の肴も揃っていて隣の女性は一人で日本酒を楽しんでおられた。しばらくして盛り蕎麦到着。細切りの蕎麦は白く透明感があり黒い星が飛んでいる。まずは何もつけずにいただく。しっかりとした啜り心地で喉越しもいい。噛んだ時の歯応えや舌触り、飲み込んだ後の香りもよく、山葵と塩だけでしばらくいただく。

最後になって蕎麦汁に付けていただく。味醂少なめのキリッとした辛口タイプだけど角はない。蕎麦湯は白濁していてとろみあり。蕎麦湯用の猪口を出してくれるのも嬉しい。店の雰囲気、接客も感じが良く大変おいしくいただきました。

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大阪市中央区谷町7-1-54
営業:水~日11:30~14:00
水・金~日17:30~20:00(売り切れ次第終了)
定休:月曜日・火曜日

大阪市 谷町六丁目 蕎麦