蕎麦

そば切り 岳空【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目の空堀商店街を東に抜けた場所にある表記の蕎麦店を久しぶりに訪問。2017年の開業当時に伺って美味し過ぎて唸った記憶がある。それからは界隈を代表する有名蕎麦店となられている。

「岳空」と書いて「がくう」と読む。下界との結界となる木製の引戸を開けて店内へ入る。清潔感のあるシンプルでモダンな店内はカウンター8席のみ。ご主人と笑顔の綺麗な奥さんと2人で切り盛り。この日の蕎麦は長野県八ヶ岳産の新蕎麦を石臼で挽いたもの。久しぶりに蕎麦をシンプルに味わいたかったので「もりそば」(1,050円)を注文する。

蕎麦前等の肴も揃っていて隣の女性は一人で日本酒を楽しんでおられた。しばらくして盛り蕎麦到着。細切りの蕎麦は白く透明感があり黒い星が飛んでいる。まずは何もつけずにいただく。しっかりとした啜り心地で喉越しもいい。噛んだ時の歯応えや舌触り、飲み込んだ後の香りもよく、山葵と塩だけでしばらくいただく。

最後になって蕎麦汁に付けていただく。味醂少なめのキリッとした辛口タイプだけど角はない。蕎麦湯は白濁していてとろみあり。蕎麦湯用の猪口を出してくれるのも嬉しい。店の雰囲気、接客も感じが良く大変おいしくいただきました。

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大阪市中央区谷町7-1-54
営業:水~日11:30~14:00
水・金~日17:30~20:00(売り切れ次第終了)
定休:月曜日・火曜日

大阪市 谷町六丁目 蕎麦

飛騨産そば 特製うどん「飛騨」

高山で夜ご飯にステーキをいただいた後で表記の店に日本酒をいただきに訪問。
閉店間際でも外国人観光客で満席。飛騨産100%の玄そばを特注の石臼であら挽きにした十割そばが有名らしいが売り切れのため酒肴を所望する。

メニューを見ると関西では見かけないようなものがたくさんあった。
「あぶらえ汁(エゴマ)」は飛騨地方の郷土料理で、自家製のエゴマを使って作る汁を「あぶらえ汁」というらしい。
飛騨産のエゴマには他産地よりもルテオリン成分が多く含まれているらしい。

「とうじ鍋(きのこ鍋)」、すり潰した豆乳に出汁汁と塩を加えて作る「どぶ汁」などもあった。
今回はオーソドックスに「蕎麦がき」と「舞茸天ぷら」を注文。

しばらくして到着。蕎麦がきは丁寧に作られていてかなり美味しい。日本酒が進みまくる。舞茸も天然のものを使用していて繊維質がしっかりしている感あり。周りの白人客が上手に蕎麦を啜っている姿を見ながらいい時間を過ごしました。

岐阜県高山市花里町5−22
0577-32-1082
営業時間11:00 ~ 19:00

蕎麦 東海地区

そばしゃぶ 総本家 浪花そば 心斎橋本店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

東心斎橋の表記の老舗蕎麦店を訪問。昭和46年創業ですでに50年を超える心斎橋のランドマーク的なお店。普通の蕎麦メニューもあるけど蕎麦としゃぶしゃぶ鍋がセットになった「そばしゃぶ」が名物。店の奥の個室で友人と打ち合わせをしながらいただく。

ビールと共に酒肴を所望する。水茄子の漬物、だし巻き玉子、鱧ちり、生姜と野菜の天ぷらなど。どれもきちんと作られていて美味しい。今回は5700円のそばしゃぶのコースを注文。先付けは野菜の和物、柿に見立てたウズラ卵、海苔巻きなど。続いて鱧とだし巻きの天ぷらが登場(写真なし)

メインのそばしゃぶは最初にたっぷりの鍋野菜。

黒毛和牛は銘々で供される。肉質も良くて甘くてとても柔らかい。

肉と野菜をいただきながら蕎麦を湯掻いていただく。蕎麦は石臼挽き自家製粉の手打ちとのこと。各自で蕎麦を振りかごで温めて出汁と一緒にいただく趣向。蕎麦は食べ放題とのこと。特製そば味噌をお椀に溶いたり生姜やネギなどの薬味で味変も楽しめる。

大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-4-32
11:00 – 22:30

大阪市 心斎橋/四ツ橋 蕎麦