ようこそ

外食歴40年。家に帰らず食べ歩く店主が綴るグルメブログ。食べ次第更新中!
店主のぺろぺろ日記は携帯電話とスマートフォンでもご覧いただけます。

米増 4月

福島にある表記の和食店を訪問。大阪では屈指の予約困難店で今回の訪問も1年前に予約をした記憶がある。最近は常連客の予約で埋まるために新規予約は取られていない。私も数年前から毎月伺っているが全く飽きることのない好きな和食店の一つ。茶味あふれる料理で素材をいたずらに触りすぎないいい仕事をされる。今月から若い女性スタッフさんが入店し健気に一生懸命に働く姿を見るのもご馳走の一つ。

この日は16時から9名で一斉スタート。コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はお酒を少しいただいて23000円に税金とサービス料のコース。写真掲載は禁止なので忘備録のため献立のみ記す。

・先付けは温かい茨木市産の三島独活の摺流しにバチコを加えたもの
・蒸し立ての灰干ししたぜんまいを入れたおこわ
・鳴門若芽と京都大原野の筍の煮物椀
・皮目を炙った明石産の油目と串本産の伊勢海老(ポン酢と塩水)
・室津の鳥貝をさっと炙ったものと浜防風
・大きな土鍋で焼き上げた筍の下部分を鰹節と蕗と一緒に炊き上げたもの
・兵庫県新温泉町の鴨肉のロースト 新玉ねぎ、一寸豆と共に
・兵庫県二見産の鯛の姿蒸し
・塩だけで味付けした筍ご飯とコシアブラの味噌汁
・高知産の文旦のジュレ
・蓬餅と薄茶

お酒もたくさんいただきました。

大阪市北区大淀南1-9-16

過去の米増はこちら


カテゴリー 福島, 和食 |

焼肉 てんぐ

週末は阿倍野にある表記の焼肉店を訪問。自宅から近いので訪問頻度はかなり高い。地元の私の友人は皆ここで焼肉を食べる。お店は阿倍野筋沿いで王子神社の近く。東天下茶屋駅から徒歩3分。天王寺からタクソーが便利。芸能人や新地のママもよく見かける。

この日は暖簾が新しくなっていてこの日に新調したばかりと言っておられた。おかげで新しい暖簾をくぐった客1号となった。店はカウンター10席と小上がりの座敷。上着は匂いがつかないように収納ボックスを出してくれる(上着を脱ぐのも手伝ってくれる)のでその中に入れる。ご主人も若女将さんも超愛想が良くて普通の人の2倍のスピードで動かれる。いつも低姿勢で目配り気配りも凄くて神接客に敬服。

ご主人は気さくでとてもおもしろくてずっとお話しされてる。客を褒め出したら止まらなくなる。

この日はマストメニューのツラミとロースと上ミノを所望する。ロースはA4で脂が濃すぎず柔らかくてちょうどいい。ツラミは適度な食感と赤身の美味しさを堪能。ミノは脂を挟んだ部分を提供。酸味のあるニンニクとニラの入った甘辛の「つけダレ」もかなり美味しい。ごちそうさまでした。

早い時間の訪問だと店内の煙が控えめなのでお薦めです。

過去のてんぐはこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町13-5
06-6622-3485
営業時間17:00〜翌0:30
定休日水曜


カテゴリー 東天下茶屋, 焼肉 |

よし井

堺の表記の蕎麦店を訪問。定期的に食べたくなるヘビーユース店。チンチン電車の大小路駅の西側、堺北警察署の一方通行を南に50mの場所に位置する。店の前にコーンパーキングあり。昭和46年創業の老舗店で50年以上続く地元では有名なお店。

昭和の残り香が漂う薄暗い店内はカウンター12席のみ。高齢のご夫妻とご子息で切り盛り。

せいろ蕎麦が名物で分量により一斤(1人前)、一斤半、二斤とそばの分量で注文するようになっている。目の前の厨房ではすでに10人前くらいの蕎麦がゆであがっていてその蕎麦を一度冷水で引き締めてから再加熱して提供。色々な具材が入ったホームラン蕎麦も人気。今回はせいろ蕎麦1斤650円を所望する。

注文と同時にに熱々のつゆの入った徳利と生卵の入ったお椀と薬味が登場する。つゆは関西風の昆布と鰹節の香り高いもの。生卵との相性がとてもいい。

間髪入れず湯気の立つせいろ蕎麦が供される。蕎麦自身のビジュアルは白く食感はかなり柔らかい。以前聞いたら小麦粉と蕎麦粉の割合は5:5らしい。コシはないけどとても食べやすくて熱い汁で加熱された生卵と蕎麦が絡んでかなり美味しい。

この日は好物海老の天ぷらを6匹所望する(2匹400円)。小さめだけど塩をつけていただくとプリプリでとても美味しい。半分は塩で残りは卵の入った付け出汁でいただく。最後に急須に入った薄めの蕎麦湯をいただいて終了。卵が入っているせいか蕎麦湯の味わいも格別。大好きな店です。。

過去のよし井はこちら

堺市堺区甲斐町西1丁2-22
11:00~19:00
日/祝休み


カテゴリー 堺市, 蕎麦 |