藤市 *谷町4丁目の和食の新星【大阪市 谷町四丁目】

あまから手帖の記事を見て表記の和食店を友人と訪問。ミナミの老舗料理店「梅市」で10年修行されて2024年からこの地で開業。

谷町4丁目駅から北西に徒歩8分くらい松屋町筋の東側に位置する。。

ミナミの名店、梅市で10年修行した38歳のご主人が一人で営む。

数寄屋造りの店内はカウンター8席で凛とした雰囲気。コースは税込22000円で一斉スタートではない。前もって苦手な食材があれば聞いていただける。

先付けは岸和田産の筍とわかめの煮物。わかめはあえて新物ではなく塩わかめを使用。ドロドロになるまで炊き込んで出汁との調和を目指す。

前菜は鯛の真子と白子、菜の花の焚き合わせ。鯛の錦糸巻き、宮城産の首折れ鰯の煮物。鰯は甘辛くしっかりと炊き込まれている。

雲錦の煮物椀は炭火で焼いた白甘鯛。うるいやこごみなどの春野菜が添えられる。昆布の効いた出汁は柔らかい円味が特徴。調味料の塩はそのまま使わず炒って角を取るのは梅市譲り。

刺身は大きく切りつけた伊勢海老と赤貝の2種盛り。

カワハギの肝あえには穂紫蘇と大葉が添えられる。

煮物は鴨団子を裏漉した百合根で包んだもの。碓氷豆をペーストにした出汁で供される。

焼肴は旬のサクラマスを塩焼きにしたもの。タラの芽と独活が添えられる。

琵琶湖の稚鮎の天ぷら。

蕗としらすの釜炊きご飯。添肴はメバルと筍の煮物。これも梅市の4月のスペシャリティ。味付けは濃くも薄くもなく調和とメリハリのついた深みが感じられるものでご飯がよくすすむ。

甘味はきな粉のシャーベットと干し柿と小豆の天ぷら。

お酒も色々いただきました。

知名度も人気もこれからだけどポテンシャルは十分で楽しみなお店です。

大阪市中央区南新町2-3-9
06-4792-8801
17:30 ~ 22:00

大阪市 谷町四丁目 和食

食生々 *老舗牛肉店「うしや」とのコラボイベント【大阪市 谷町四丁目】 【大阪市 長堀橋】

9月に訪問したお店の時差投稿になります・・・・

松屋町筋の大阪商工会議所の斜め前にある表記の中華料理店で行われたイベントに参加。住之江区粉浜商店街にある老舗精肉店の「うしや」さんが定期的に色々な店で実施する肉イベント。うしやさんの伊賀牛に対するこだわりは比類なきもの。

お店は堺筋本町駅、谷町四丁目、天満橋、北浜のちょうど中間くらいで松屋町筋沿いにある。新町にあった「空心」出身のご夫婦が切り盛り。席数は多くなく4人で訪問したので今回は2階のテーブル席に案内いただく。ソムリエさんもいらっしゃったのでドリンクはワインペアリングでお願いする。

伊賀牛モモ灯影牛肉は薄く切った牛肉を陰干ししてからパリパリに揚げてタレを絡ませて作る。名前の通り明かりが透けて見えるくらい薄くて透明感のある料理。

台湾ピータン沖縄アグー豚のレバーソースはパンチのあるものを掛け合わせていて赤ワインとの相性がとてもいい。

伊賀牛センマイは「みずの実」と合わせて黒酢ジュレで仕上げる。さっぱりとしていてこれはオレンジワインと一緒にいただく。艶ポーク燻製と柿の温かいサラダの豚肉が美味しくてこれだけお代わりしたくなる一品。

伊賀牛テールと発酵雪菜のスープ。。好物の牛テールを団子仕立てにしたもので旨み凝縮とはまさにこの料理のことと思った。エキスの滲み出たスープも最高・・

点心はマンガリッツア豚の生ハムを乗せた春巻き。メレンゲを芯にしていて空気を食べているような食感にびっくり。伊賀牛ハチノスのサテソースはさっぱりと押し豆腐と一緒にいただく。

伊賀牛焼売はペコロスが被せてあって赤ワインのソースがかけられる。噛めば噛むほど肉の味が染み出して咥内で旨み爆発状態になる。

伊賀牛イチボとヤマトルージュ(とうもろこし)を甘辛いソースで煮込んで蓮の葉で包んで蒸したもの。。イチボ肉の旨みと香辛料の合わせ技でこの料理は初めていただいた気がする。まさに香辛料のマジシャンのよう。

鮑のステーキの上にマンガリッツア豚と発酵大豆をソースに見立てて乗せたもの。見た目は地味だけど滋味深い。この料理もこの日、印象に残ったものの一つ

肉料理のメインの伊賀牛のサーロインステーキ、フカヒレのソース。火入れは完璧。。サーロインだけど脂はあっさりとしていてとても食べやすい。ソースの美味しさは言わずもがな。

伊賀牛のネックを使ったあっさりビーフン。スープの美味しさが地味に嬉しい。。

デザートのりんごわらび餅は胡椒をつけていただく趣向。。腹パン状態で大満足ごちそうさまでした。

食後はみんなでミス大阪に行きました。

過去の食生々はこちら

大阪市中央区大手通2-3-3
06-6941-4500

大阪市 谷町四丁目大阪市 長堀橋 中華料理

食生々(しょくせいせい)【大阪市 谷町四丁目】

谷町4丁目に昨年開業した表記の中華料理店を友人と訪問。堺筋本町駅から徒歩10分くらい、松屋町筋のマイドーム大阪の向かいくらいの場所に位置する。新しいお店だけど開店して1週間でランチタイムは大行列。ディナータイムも予約なしでは入店できないくらいの人気店。多くの友人から勧めてもらっていてBMしていて、やっと伺うことができた。西区新町にある人気中国料理店の空心出身の店主さんとその奥様が厨房に入り、サービス担当の女性スタッフさんと3人で切り盛り。

こじんまりとした店内は1階は小さいテーブル席が2つほどとカウンター席4つと厨房で2階はテーブル席となっている。1階のテーブル席に案内いただき先ずは青島ビールで乾杯する。メニューはすべてアラカルトで前菜、一品料理、点心、麺・飯、甜品からオススメを聞きながら注文する。

前菜盛り合わせから最初の一皿は「甘海老の紹興酒漬け」を所望。トロトロの身は紹興酒でより甘さが引き立ち、天盛りにされたライムシャーベットの酸味がキリッと味を引き締める。下に敷かれた紹興酒に漬けた紅芯大根も口直しにとてもいい。

続いて「牛肉のサクサク揚げ」は薄くスライスした麻辣風味の牛肉の旨味がしっかり感じることができる、商品名通りサクサクの食感。
牛肉の下には塩漬けにした白菜のミント風味と辛子の和え物が敷かれる。

3品目は味をつけた旬の秋刀魚を大豆とネギと一緒に北京ダックを包む皮で巻いたもの。派手さはないけど丁寧な仕事で秋刀魚がちゃんと中華料理になっていることにびっくり。

点心師の奥さん担当の「大根もち1200円」は大きなサイズで表面はカリカリで中はトロトロ。。青味の上にはおろしたカラスミがかかる。餅の中に入る干しエビの味とトマトオイルの風味がとてもよく合う。甕出しの紹興酒との相性がとてもいい。

続いて「えび蒸し餃子 麻辣醤ソース添え580円」は透明の皮の中にプリプリの海老が入り酢醤油ではなく麻辣醤とパクチーでいただく。

奥さんオススメの「麻辣焼売680円」は四川花椒、唐辛子、中華大豆味噌の鮮烈な香り、刺激的な辛み、豊かなコクがなんとも言えない。これだけを10ケくらいいただきたいと思った。

新作の「車海老の四川炒め1980円」オマール海老の醤油蒸しもあったけどこちらを所望する。海老は皮ごといただける。かなり複雑な深い味で数種類の辛さと酸味と甘みが何層にも重ねられた感じでこのソースだけ白ご飯にのせていただきたいと思った。

「アコウの蒸し物葱醤油掛け2800円」も看板商品の一つとのこと。魚体はかなり大きくて顔の近くの一番美味しい部分を出していただいた。素材を活かした澄んだ味付けで、脂のあるふわふわの身はかなり美味しい。この高級魚は和食で刺身や酒蒸し等でよくいただくけどこの調理法に勝るものはないといつも思う。

「子羊の香辛料掛け3100円」低温調理したロース肉を衝撃的に柔らかくてパサつきも全くなく適度な脂分がしっかり感じられる仕上がり。鉄分を全く感じない癖のない味わい。真っ赤なクミンを中心にしたスパイスも辛すぎず食がすすみまくる。添えられたレモングラスのエスニックな香りもご馳走の一つ。

最後は干し貝柱と天然クレソンの焼きそば1650円。シンプルな塩味で干し貝柱の旨味がしっかりと麺に絡んでとても美味しい。帰りは満席なのにシェフと奥さんが外までお見送り。心が温かくなる料理とおもてなしに大感激で帰路につく。

帰りに上町にある潜水艦バーに久しぶりに立ち寄り小休止。この店に通い出してはや25年となる。店主の姿が全く変わっていないことに驚きながら、時の流れる速さを今更ながら実感する。

大阪市中央区大手通2-3-3
06-6941-4500

中国料理 食生々中華料理 / 天満橋駅堺筋本町駅谷町四丁目駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 谷町四丁目 中華料理