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石臼挽き十割蕎麦 八 *天神橋筋六丁目の蕎麦の名店【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目に11月に開店した表記の蕎麦店をランチタイムに訪問。
大阪メトロ・阪急千里線「天神橋筋六丁目駅」から徒歩約1分の場所に位置する。店の隣にコインパーキングあり。

カウンターとテーブル席からなる店内は木目調のデザインされた内装がとてもおしゃれな感じ。十割蕎麦をメインにしながらさまざまなセンスのいいメニューが並ぶ。

秋鯖天おろしぶっかけそば酢橘風味や柔らか豚バラの角煮と半熟卵のかけそばなどの季節メニューもあってどれも注文したいものばかり。

この日はとろろ蕎麦1030円(大和芋と長芋を合わせたものと卵黄のぶっかけそば)としらすご飯280円を注文する。

しばらくして着丼。麺線の揃った十割蕎麦は喉越しも良く香りも充分感じられるもの。とろろ芋もかなり美味しい。ぶっかけ出汁も上質。このレベルのものをお値打ち価格で提供されていることに敬服。夜は蕎麦居酒屋になるらしいです。ごちそうさまでした。。

以前の記事はこちら

大阪市北区菅栄町13-9
06-6809-1558
11:30~14:30、蕎麦居酒屋17:00~21:00
定休日:不定休

大阪市 天神橋筋六丁目 蕎麦

Il Povero Diavolo (イルポーヴェロディアボロ)*大阪のイタリアン名店が東京に移転

大阪木津市場内で長年営業されていた表記の人気イタリアンが本年11月に満を持して東京に移転。独自の世界観を持つ和のテイストの入った料理は唯一無二のもので大阪の店がなくなってとても寂しく思っていた。オープンして1ヶ月が経過されたと聞いたので早速予約をして日帰りで訪問する。東京駅から電車で15分くらいの水天宮前という駅から徒歩8分くらいの場所に位置する。

ファザードは全く目立たなくてそこにお店があるとはわからない。以前の店と同様カウンター席が8つのみ。現在はシェフのワンオペなので夜1回転のみ。店名の由来は羽田シェフの修行先のミシュラン一つ星の北イタリア、リミニ州の同名本店から暖簾分けを許されたもの。こちらの場所を選んだのも食材の仕入れをする豊洲市場に近いためとのこと。毎朝、自転車を駆って上質な魚介類を目利きしながら選ばれる。その選ばれた食材を羽田シェフならではの独創性と芸術性を持って論理的に組み立てる能力にいつも脱帽する。

こちらの店で使用するカトラリーはステンレスを廃し、真鍮製のものを作家さんに作ってもらったとの事。ステンレスのスプーンやフォークでは料理の味が微妙に変化してしまうと言っておられた。

最初の一品は温かい冬瓜と蜆とケッパーのスープ。オリーブオイルが少し入る。蜆のコク深い味が秀逸。

三重県産の幻の魚と言われるオオニベを自家製のビールに浸して揚げたもの。身はしっとりして脂感もあってかなり美味しい・・・・

イトヒキアジの焼き鳥風。おろしたホースラディッシュと山葵菜が添えられる。炭火を駆使して表面はパリパリで中はレアに火入れされたもの。白ワインが進みまくる。

続いて小ぶりの剣先烏賊を塩をあててさっと炭火で炙ったもの。調味料はイカ墨とコリアンダー。素材が新鮮なので何をいただいても美味しい。。イタリアンではないような錯覚に陥る。

江戸前穴子を鶏出汁と青いレモンを使って炊き上げたもの。穴子の下はオータムポエム(アスパラ菜)と落花生。穴子は小ぶりだけど身厚のもので、このような穴子料理は今までいただいたことがない。。

羽田シェフと色々な会話をしながら目の前で作られる料理を見ながら食事ができるのがとても嬉しい。友人の家で食事をしているよう。

北海道産の大きなボタンエビを表面だけ薪火で炙り、刺身状態になったものに乾燥させた海老味噌パウダーをかけたもの。。シンプルだけどちゃんとイタリアンになっている。

黒キャベツとサッシー(ジャガイモ)、トレビス、小蕪、ナスタチウムのサラダ、 オータムポエムの茎をジューサーにかけたものがソースに使われる。

ズワイガニの出汁で炊いた大麦を敷いた蟹身に干しエビのXO醬を乗せたもの。卒倒しそうになるくらい美味しい。このような蟹料理も初めての体験。

次々と料理が繰り出される。。手際の良さは相変わらず・・・

幻の高級魚のイシナギの檜葉蒸し。クエやハタのような魚で最大200キロくらいのものがあるらしい。羽田シェフのスペシャリティの一つ

縮みほうれん草があしらわれる。魚は檜葉の枝に刺して供される・・・・

こちらのお店では肉料理も供される。薪と備長炭で時間をかけて火入れした宮崎牛のもも肉。赤身肉なのでスルスルと食べることができる。炭火、薪火、フライパンのみで全ての火入れをされる。当然コンベクションなどは使用しない。

パスタはエイと雲丹とボラのカラスミと鮪の乾燥パウダーにマイヤーレモンとカボスを加えたソースであっさりしながらも複雑な味。パスタひとつにもシェフの矜持が示される。

ドルチェは大阪時代と同じ・・・懐かしい・・・

チョコレートの中からとろとろの栗のクリームが流れる・・・・・

今回ワインはペアリングで10種類いただきました。最初のビールは大阪の醸造所で作ったオリジナル。アルコール度数6.5のしっかりとした飲み口。

会計はワインペアリング込みで37000円。魚介類中心の料理だけど、どのお皿も唯一無二で羽田ワールド全開。とてもいい時間を過ごすことができ大満足。余韻に浸りながら新幹線で帰阪。定期的に伺おうと思います。

大阪での記事はこちら

インスタはこちら

東京都中央区日本橋箱崎町14-7
03-4361-4724

イタリアン 関東地区

OSORA CAFE (オソラカフェ)*西中島の高級フルーツカフェ【大阪市 新大阪/西中島南方】

ランチタイムに西中島の表記のカフェを一人で訪問。大阪メトロ西中島南方駅、阪急 南方駅よりともに歩いて1分。。

1935年から2015年の80年間この地で青果店を営んでいた店を改装して最高級フルーツをメインにしたカフェに業態変更された。私は初めての訪問だったんだけど、よく知られた人気店のようで予約客も多く、時刻や曜日によっては店前の行列や入店の整理券も発行されているとのこと。

レトロでおしゃれな店内はカウンター席とテーブル席があり有名人のサインが多数飾られる。メニューは最高級の旬のフルーツを使ったサンドイッチやパフェ、フルーツプレートなどが中心で現在は数種類の品種の苺を使用したものが推しになっている。(苺のトースト3500円〜)

12月25日まではスペシャルクリスマスプレートセット5800円〜などのシーズナルメニューもある。この日は一番人気の季節の果実 タルティーヌ風トースト2600円を注文する。

しばらくして着皿。青森産の洋梨と福岡産の苺とマスカルポーネチーズ、ナッツの乗ったトーストとフルーツサラダと梨の酢漬けがワンプレートで提供される(ドリンク付き)

スタッフさんの接客も素晴らしい。あっという間に完食。苺は来年5月まであるらしいです。ごちそうさまでした・・・・

大阪市淀川区西中島3-18-8
06-6301-8718
11:30~19:30(水・木・金) 10:00〜16:30(土・日・祝)
定休日:月曜日、火曜日

大阪市 新大阪/西中島南方 カフェ