炭火焼肉りきちゃん *黒毛和牛ヘレ肉専門焼肉店【大阪市 北浜】

足裏マッサージの後で友人と北浜の表記の店を訪問。北浜駅3番出口から徒歩3分堺筋を東に入ったビルの地下に位置する黒毛和牛ヘレ焼肉専門店。(オレンジ薬局が目印)

奈良のフォークで割ける肉で有名な「きみや」という人気店の1番弟子の方の暖簾分け店と言っておられた。看板のないビルの階段を降りると高級感のあるスタイリッシュな店が現れる。店内はテーブル席、個室でかなり広い空間となっている。

メニューは黒毛和牛雌牛のヘレ肉とシャトーブリアンの2種類のみ
各種200g(¥18,000)と300g(¥20,000)が選べる。ミニキムチ3種盛りとスープとデザートがセットとなっている。今回はシャトーブリアンとヘレ肉を300gずつの食べ比べとナムル3種盛りを注文する。

肉の仕入れ・揉みダレ・ツケダレ・鉄板・コンロ・炭に至るまできみやさんと同じものを使用しているとのこと。

しばらくして揉みダレを纏った分厚いヘレ肉登場。これを徐に炭焼きの鉄板に置いてベストの状態に焼き上げる。お店のスタッフさんがフルアテンドで最後まで肉の世話をしていただける。

最後にフォーク2本で割いて仕上げる。火が通りすぎない様にキャベツの上に乗せて完成。つけダレは鬼おろしポン酢、焼き肉だれ、トリュフ塩などが用意される。

とても肉質が柔らかくて嫌な脂のノイズを感じない。口当たり軽く、あっさりといただけてダイエット中の方にもいいと思う。自分の好きな焼き加減で最後まで美味しくいただきました。

デザートはシャインマスカットと琥珀堂わらび餅。ごちそうさまでした。

大阪市中央区今橋1-7-19 北浜ビルディング B1F
090-9885-0029
17:00 - 22:00

大阪市 北浜 焼肉

ラポンヌターシュ *西天満のフレンチの佳店【大阪市 北浜】 【大阪市 南森町】 【大阪市 淀屋橋】

最近よく行く西天満の足裏マッサージ(強烈に痛いのだが体調がとても良くなる予約2か月待ちの治療院・・)の帰りに表記のフレンチ店を焼肉店を経営する友人と訪問する。

こちらのお店の田村シェフは本年2月に閉店された三田の「コートドール」で修行をされ、その料理をそのまま大阪のこの地で再現されている。

2013年7月のオープン、シンプルでスタイリッシュな店内は総席数12席のみ。ライブ感あるオープンキッチンなんだけど火口やオーブンもクラシカル仕様でスチームオーブンもなくシェフひとりで切り盛りされるこの日はプリフィックスの税込8900円のコースを所望する。

アミューズはコートドール直伝、こちらのお店のスペシャリティの赤ピーマンのムース。ふんわり滑らかな食感で凝縮した野菜の味わいと、冷たくほのかに酸味のあるトマトソースが響きあう逸品。

前菜はオマール海老のムース(プラス500円)コートドールのダニエル風をアレンジしたものでオマールを丸ごと食べているかのような味わい。中に入っている身もぷりぷり食感。付け合わせの人参ラペと甘いソースとの相性もとてもいい。

友人は黒豚のテリーヌ。こちらも豚肉の凝縮した味わいで旨みの宝石箱のようとの感想。

オプションでホワイトアスパラのスープをいただく。数組の客の料理を一つずつ丁寧に作られるのが特徴。所作も優雅で静かで美しく、無駄のない動きに見惚れてしまう。BGMのクラッシックオペラとの調和もとてもいい。

この日の魚料理はスペシャリティの「エイひれのムニエル焦しバターソース」。フランスでは家庭料理だそう。

火入れも完璧で軟骨までしっかり食べられる・焦しバターソースもトマトとケイパーの酸味をしっかり活かしたものでとても爽やか。付け合わせのインカのめざめのマッシュポテトと酸味を効かせたブールノワゼットソースがいい相性。細長い形のエイヒレはしっかりとした軟骨がありコリコリとした食感。骨周りの身の美味しさと軟骨自体の味わい楽しむ。

肉料理は牛頬肉の赤ワイン煮込み分厚くカットした頬肉を赤ワインで長時間煮込んだどこにでもありそうな料理だけどどこよりも美味しいと前回いただいた際に思った。
赤ワイン、肉汁、後から香りが追いかけてくる甘いニンジンのピューレの取り合わせがお見事。

しっかりと重層的に味が入り込んだ肉は繊維が解けるくらい柔らかい。ソースは軽いけど深みがある。パンをお代わりしてソースまですべていただいた。

友人はアイルランド産子羊のロースト。少しいただいたけど火入れも素晴らしくて肉の旨みが口内に広がる。酸味のあるソースが美味しすぎてびっくりした。既存の調味料を合わせただけではこの味は絶対に出せない。

デセールはイチオシのスペシャリティのバスティスのソルベとグレープフルーツの取り合わせ。香草の香りが口の中をさっぱりさせてくれる。

このリキュールを使用しているとのこと。

友人はオーソドックスなクレームブリュレ。生のバニラビーンズを使った香り高く濃厚な仕上がり。

お酒もシャンパンと赤ワインの濃いものの2種をいただき大満足。

目の前のキッチンは整理整頓されていて隅々まで磨かれてピカピカ。昔に伺ったコート・ドールのキッチンもピカピカだった記憶がある。改めて師匠の斉須シェフのDNAがきっちりと受け継がれていることを確信する。年中ほぼ同じメニューなんだけど飽きることのない素晴らしいお店です。ご馳走さまでした。

過去の記事はこちら

大阪市北区西天満4-1-8
06-6312-1777
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜日

大阪市 北浜大阪市 南森町大阪市 淀屋橋 フレンチ

中国菜 火ノ鳥 *大阪の超人気中華料理店【大阪市 北浜】

北浜の表記の関西を代表する人気中華料理店を訪問。昨日訪問した上深川はこちらで修行されたお弟子さん。現在は新規予約は不可らしい。北浜駅6番出口から徒歩3分の場所に位置する。店内はカウンター7席と奥に個室テーブル席。

最初の一皿は真蛸と醗酵させた白菜の辛味和え(写真撮り忘れ)。

続いて小皿で提供される前菜8品。
・串に刺しておでん風にしたハチノスと水餃子と厚揚げ
・豚肉のすき焼き風
・豚バラ肉のチーズを乗せて焼いたもの
・鮑と山葵のあえもの
・加賀蓮根
・山東風の叉焼
・天豆のペーストと海老のミンチ
・筍と桜海老

どれも一口で食べられるサイズで提供される

続いて点心が供される。餅米焼売の中はミル貝と帆立がはいる。自家製のおかきの入ったラー油をつけていただく趣向。

花ズッキーニの中にはうずらの卵とミンチ肉が鋳込まれる。

杏仁(杏の種部分)を使ったスープ。山東白菜と白木耳がはいる。

鱸を漬物と炊いたもの。醗酵系の料理というか食材が多用される。

フカヒレと豚ホルモン、焼きネギの醤油炒め。少量なので一気に完食。紹興酒と一緒にいただくととても相性がいい。

山東省青島風の豚肉ハンバーグに野菜を乗せたもの。

ラーメンのスープはお茶が使われる。お茶漬けのようなラーメンというかラーメンのようなお茶漬け。鯛の身や海苔、茗荷などの薬味を乗せていただく。

一口サイズの回鍋肉ご飯。

マンゴープリンとバニラ入り杏仁豆腐でフィニッシュ。
高級食材をほとんど使用しない珍しさに溢れる料理は創作力があり他店とは一線を画す。普段は広東料理をよくいただくので北京系の古典料理は新鮮。会計はお酒を少しいただいて一人25000円でした。ごちそうさまでした。

大阪市中央区伏見町2-4-9
06-6202-1717
17:00~23:00
日祝休

大阪市 北浜 中華料理