釜山つれづれ その②

2日目の朝食はホテルを離れて全員で鮑のおかゆ大会。。。W1000なので約700円くらいか。。滋味深くとても美味しい。アルコールで疲れた胃腸にとても優しい。

もちろんキムチやナムルなどの副菜も充実。最年少若手調理師の女の子も少し見ないうちにしっかりとした姿になっていることに驚く。

この日は朝から2012年麗水(ヨス)国際博覧会を見に行く。。釜山からバスで3時間移動。。広大な会場に到着するとまずは食事。日本館の近くに寿司店があったので即注文。韓国人の女性が握る寿司はとてもおいしい。価格も12巻で700円くらい。

いろいろテーマ館を見て回ったり会場内を散策して終日過ごす。普段忙しくしてるのでこんなのんびりした時間を過ごすのもたまにはいい。一日がこんなに長く感じた日はない。

晩ご飯は今回のメインイベントで海洋博覧会会場と釜山の中間点にある鶴雲亭というカンジャンケジャンの店。。韓国版の食べログでもかなり評判のいい有名店のようである。

カンジャンケジャンが出てくる前に唐辛子とニンニク、生姜、砂糖につけ込んだヤンニョムケジャンが登場。かなり辛いがそ蟹の身が甘くてビールがいくらでも進む。殻も柔らかいのでシガシガしながら根こそぎ食べる。

ナムルもかなり上質。。材料もかなりいいということがわかる。屋台でいただいたキュウリもかなり甘く総じて日本より野菜がおいしいと感じる、

カンジャンケジャンとともに有名なのが麦ごはんでぱらぱらしているんだけどとても滋味深い。

韓国では毎年5~6月頃はカニが一番よく捕れる時期でカニが一番おいしい時だといわれている。上質の蟹はカニの卵(味噌)がたくさん入っていること。この味噌と卵がケジャンの味のポイントである。

副菜をいただいている間にカンジャンケジャン登場。一言でいえば新鮮な生のコッケ(ワタリガニ)をタマネギやニンニクなどの野菜が入った醤油ベースのタレに漬けて熟成させた”カニの醤油漬け”。

地元では”パットドゥッ(ご飯泥棒)”ともいわれるほど、ご飯が進むおかずの代名詞。藤原紀香も大好物と以前とんねるずの番組で言っていたのを見た記憶がある。醤油ベースのタレをご飯にかけてもかなりいい感じ。

東京とかで同じ料理をいただいたことがあるが卵の量や味噌の輝きのレヴェルが違う。タレは癖のない甘めの醤油味、万人好みで誰もが美味しく感じると思う。

身と味噌と卵を一度にいただくと卒倒しそうになった。。旨すぎて血圧が200を超え目の前に桃源郷が見える。

カニ味噌がたっぷりへばりついた甲羅の部分にはご飯を入れてスプーンで韓国式に混ぜ混ぜして食べる。この甲羅ご飯はカニ本来の甘み&特製の醤油ダレ&ご飯が絶妙なマッチングで病みつきになる。蟹の嫌な臭みえぐみは全く感じない。

今回の旅行はこの料理をいただくためにきたようなもので参加者みんな大満足。

ホテルに帰ると既に23時。。。若手社員を2人連れて昨日も行った屋台に潜入。ビールと韓国焼酎、マッコリをいただきながら隣に座る地元客とわいわい話す。。

アテは赤貝の小さい物をボイルにしたもの。。新鮮でかなり美味しい。豚キムチの辛くないのを作って頂く。。

最後は卵焼きのサービス。。。

ガイドの姉ちゃんと竹島は日本固有の領土であり韓国政府が不当占拠していることを説明したら嫌なムードになった。。「社長さんB型でしょ」といわれた「それがどないしたんじゃボケ」と言ってやった。

 


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