2021年12月

12月 雑記

今年の年末はここ数年と同様に忘年会等の参加もあまりなく比較的ゆっくりと過ごすことができました。。年末にあたり私の駄文を見ていただいている読者様に改めて感謝申し上げます。私が訪問して記載したお店にたくさんの読者様が訪問していただいたと色々なお店の方から報告をいただいています。

このブログは私の趣味のみで書き綴っておりますので商業ベース的なものは一切なく私が良かったと思うお店だけを掲載させていただいています。たまに読者様から食事のお誘いをいただいたりすることもあり、本当に楽しく続けさせていただいております。

今月の日記に掲載できなかった店を忘備録として残します。

大阪メトロ四ツ橋線の西梅田駅南側を出てドージマ地下センターにあるダル食堂のマウンテンチキンカツカレー。カレーはかなりスパイス感があって辛い。。チキンカツはひたすら柔らかく個人的に大好きなメニューでたまに食べたくなる。。

月に1度必ず訪問するアベノ珉珉

いつも注文する鶏肉の唐揚げを大量の中華唐辛子と花山椒で炒めた辣子鶏 (ラーズージー) が大好物。あと痺れの効いた焼きそばと海老の入った水餃子でフィニッシュ。酎ハイがよく進みます。

尼崎の老舗中華料理店の大貫本店

真っ黒の特徴ある焼き飯と中華そばが名物。ランチタイムには大量の客が焼き飯を注文するために朝から特製の大鍋と巨大スコップで大量仕込み調理をする。通販もやっていて大人気とのこと。

長居駅と我孫子前駅の中間にある「かすうどん」が名物の不二屋。カレーうどんが大人気なんだけど普通のかすうどんにかすを追加するのが好み。トッピングの天ぷらはいらんかったといつも同じ後悔をする。

住吉大社すぐ近くの手作り焼き菓子のwa-coffee。洗練された様々な焼き菓子はオーナーパティシエがアメリカとカナダで勉強されたものでかなり美味しい。昼頃には品切れになっているものも多い。クロワッサンが突き抜けた美味しさ。この時期になると丁寧に作られるタルトタタンも日本ではいただけない美味しさ。窓の景色を見ながらイートインでいただくといい時間が過ごせる。

2年前から所属する山岳会の50周年のパーティーに参加。甲子園駅にあるホテルでの着席コースなんだけど参加されている方々の会に対する愛情と周りの方々に対する優しさでどおってことない料理がとても美味しく感じた。。。偉そうですいません・・・

森ノ宮駅前にある老舗大衆居酒屋の酒の穴。ランニングのあと友人と訪問。何もかも安くてしっかり手作り。。いつも会社帰りの方でいっぱいの人気店。どて焼きをカツにして味噌をかけたどてカツが名物。

最後は玉出にある力餅食堂玉出西店もヘビーユースするお店。特にこちらのお店のカレーうどんが大好きで肉と刻み薄揚げを追加して入れてもらう。。赤飯との相性も良く元気が出る逸品です。

 

来年もよろしくお願いいたします。。良いお年をお迎えください。。

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ひろせ 12月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

ここ数年毎月訪問している和食店では一番のお気に入りの表記の店を年末最後に訪問。心斎橋の畳屋筋の飲食ビルの1階に位置する。カウンター6席とテーブル席のみ。ご主人はミシュラン店の西心斎橋の「ゆうの」で修行。

炭火を使った焼き物と素材感のある献立は界隈にはないハイコストパフォーマンスを見せる。この日も予約で満席でおせち料理の仕込み含めて夜中まで仕事を連日されていると言っておられた。

毎月変わる料理のコースは11000円のみ。派手さはないけど、よく聞きおよぶ界隈の15000円以上の高額店に全くひけを取らない内容と美味しさに惹かれる常連が多い。

座付は下仁田ネギのすり流しで中には炭火で焼いた河豚白子と大根が入る。体が一気に温まる。

2品目は原木椎茸に車海老を叩いたものを詰めて揚げたもの。椎茸のいい香味とプリプリの車海老の味わいが合わさったかなり美味しい逸品。敷かれているソースは海老味噌ベースとのこと。

刺身は厚めにカットされた河豚、ミンククジラ、天然ぶり、しめ鯖、皮目を炙ったかますの5種盛り。どれも隙のない美味しさ。。

刺身には新政のクリスマス仕様の「6」を合わせていただく。

煮物椀は鯛の身がぎっしりと入った真薯とかぶら、白木耳。出汁は上品な昆布ベースに鯛の骨でとったパンチのある出汁を合わせたもの。透き通るような味わいに仕立てるのは流石の腕前。。

ここからは重めの白ワインでいただく。。

三重県答志島の鰆を炭焼きにしたもの。いつもながらの火入れの完璧さに敬服する。下には揚げた海老芋とセコガニの餡と一緒にいただく趣向。

牛ホホ肉を柔らかく炊き込んだもので全く煮崩れすることなく箸を入れるとほろほろと崩れる仕上がりに感動する。ごぼうのピューレが下に敷かれていてそれをつけながらいただく。付け合わせは縮みほうれん草と揚げたごぼうと粒マスタード。

食事はカラスミご飯。。ご飯も自家製のカラスミも一級品なのでつい食べ過ぎてしまいそうになる。

デセールは自家製豆乳ソルベと柑橘。。コロナで訪問できなかった期間もあったけど今年もほぼ毎月訪問できました。。来年の料理も楽しみです。。カウンターの隣の席に読者さんが座られておられたと聞き挨拶すればよかったかなと思いながら店を出る。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

 

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

三ツ輪食堂 12月【大阪市 大国町】

大阪の木津市場の中にある私がヘビーユースする表記の食堂をランチタイムに訪問。こちらのお店は40年以上ずっと通っていてこの市場の食堂ではピカイチの美味しさと個人的には思う。神経質な人には厳しいかもしれない雑然とした店内は右手と左手に別れた10席のカウンターのみでその上には野菜を中心にした煮物が並んでいてこれが絶品の美味しさ。

お店の飲酒率も高く半分くらいの客が午前中からビールを飲んでいる。店に入るとビールにしますかお茶にしますかと聞かれる。メニューは名物の甘辛く炊いた和牛肉をだし巻きで包んだ「肉巻き」や「刺身」「う巻き」「丼」「揚げ物」「焼き豚」「汁物」(かす汁、豚汁、貝汁、若布汁)など市場の食堂ならではの豊富な定番メニューが揃っている。それらの他にもショーケースの中にその日のオススメのような焼き魚や刺身などもあって選ぶのに困るくらい。。この日は新鮮な鰆を昆布〆にして寿司にしたものも並んでいた。

店に入ると「今日は〇〇が入ってるよ〜」とか「〇〇のお造り美味しいよ〜」といって奨めていただけるのもありがたい。

まずは野菜の炊き合わせを色々な種類を少しずつ所望する。高野豆腐や青菜、じゃがいも切り干し大根などしんみりとしたいい味付けにいつも感心する。

お店は40年前、当時青年だった邦夫さんと益雄さんのご兄弟が店を切り盛り。当時は彼らのお父さんが料理を作っていて兄弟2人はお父さんにボロクソに怒られながら店のお手伝いをされていた記憶がある。ふと2人を改めて見ると当時のお父さんの年齢くらいになっていてタイムスリップしたようなとても不思議な気分になった。

この日は肉巻きは注文せずにかす汁で締める。このかす汁が絶品で「だし感」が強烈。鰹昆布出汁に魚のエキスがしっかりと入って食べるスープとしてはかなり完成度の高いものとなっている。。。ごちそうさまでした・・・

過去の三ツ輪はこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-8木津卸売市場内
営業時間3:00~13:00
定休日日曜、祝日、第2第4水曜

大阪市 大国町 和食