2023年02月

2月 雑記

今月も私の駄文にお付き合いいただきありがとうございます。日記の読者様からもたくさんのお店の情報をいただき訪問をしています。「こんな場所にこんな店があったのか」と驚くお店もたくさんあります。本日は日記に掲載できなかったヘビーユースするお店などを忘備録で記します。

阪急百貨店梅田本店にある私が経営する「四季の折詰 徳」の銀鱈西京焼き弁当1200円。開業以来のヒット商品で海苔は有明産を使用。甘めに味付けされた銀鱈が好評です。

住吉大社の北側の通りに位置する江戸焼き鰻のお店の川勝。コスパも素晴らしくてふわふわ食感の鰻が秀逸。この日は「川勝鰻重特1700円」を所望。。あっさりしたタレも口に合う。

ジムトレーニングの帰りに南船場の芦池更科を訪問。創業72年の超老舗店。店内の設備も見所満点。この日は名物の粕汁400円と見た目は悪いけどかなり美味しい卵焼きとご飯。本当に美味しい食事ってこんなのだろうなと思いながら店を出る。

北新地のharakawa のランチタイムはいつも満席。人気のランチセットは前菜(バイ貝香料煮、よだれ鶏、イチゴの杏酒寄せ、ピータン、ほうれん草と干肉の和え物)、熱々の気仙沼産フカヒレのスープ(+100円)、エビチリソース。この日は目の前で新人の若い女性スタッフが鍋を振る。エビチリはケチャップの甘さが前に出たナポリタンの味わい。自家製XO醬でコクが出て美味しい。

東急ハーベストクラブ紀伊田辺の和食レストラン「彩」の食事を友人のお祝いで相伴。
熊野牛ステーキ会席11000円とのこと。どれも丁寧に作られていてとても美味しい。

・パープルクイーン梅酒
・前菜盛り合わせ
・鯛と帆立と鶏肉の蒸しスープ仕立て
・本日のお造り かわはぎ薄造り 鰤の炙り 剣先イカ 鯛
海苔醤油とじゃばらポン酢
・湯葉玉じめ蒸し 巻き湯葉真薯 生姜餡
・熊野牛サーロインとラムシンのステーキ
・熊野米と鰯紅梅煮
・水菓子 みかんとバニラシャーベット マスクメロン いちご

インディアンカレー。単品でどの店舗も大人気。粗利も高く飲食店経営者としては学ぶべきところがたくさんあるお店。

こがらや松屋町は蕎麦とうどんと定食で大人気。そんなに安くはないけどいつも客だらけの繁盛店。この日は豚肉のハリハリ蕎麦900円を所望。。何をいただいても一定以上のレベルがあるのが素晴らしい。

とんかつが食べたくて自社近くの「かつ喜玉出店」を訪問。海老好きなので「ジャンボエビフライとヒレカツ膳2600円」を所望。大きなヒレカツは衣も立って肉はふわふわで柔らかくてかなり美味しいけどエビフライの海老が残念。大きいんだけど伸ばしすぎで衣だらけ。しょうがないか・・・・

住之江区の南港東にある老舗のスエヒロ食堂に9年ぶりの訪問。

ランチは日替わりでこの日は魚定食580円。10年くらい全く値上げなしなのがすごい。脂ののった塩鯖と焼きたての出汁巻きと汁物はきつねうどん・豚汁・味噌汁・にゅうめんから選ぶことができる。すぐ隣に専用駐車場あり。界隈のトラック野郎御用達の店。

天神橋筋6丁目にある「十割蕎麦 八」を訪問。この日は「かす蕎麦880円」と「ミニイカ天明太子丼320円」

今の時期は牡蠣の蕎麦、黒毛和牛を使った肉うどんなど季節のメニューもいっぱい。

休日の昼飲みでヘビーユースする竜田屋に夜に一人で訪問する。日本酒と一緒にコリコリ食感の伊勢の赤ナマコ、八尾の若ごぼう、ズワイカニ酢、スルメイカの西京焼き、名物粕汁で締め。ごちそうさまでした・・・

心斎橋の御堂筋沿いのビルの地下にあるブルックリンパーラーを献血の後に訪問。ハンバーガー1300円、サラダとポテトフライ付きを所望する。看板商品だけあってとても美味しい。見た目よりあっさりして食べやすい。。

40年くらいほぼ外食の毎日を過ごしております。できますれば読者の皆様のオススメのお店など教えていただければどんどん訪問したいと思っております。

「美味しさ」もさながら「とにかくおもろい店」「店主がいい味を出している店」「これだけは必食のメニュー」「こだわりが強すぎて困る店」「普通のメニューが普通以上に美味しい店」「考えられないくらい繁盛している店」「こんな値段でやっていけるか心配になる店」などご存知でしたら shatyo@nori-net.jp  (ぺろぺろ店主)まで連絡いただけたら幸いです。こちらの日記で逐次報告させていただきます。。

3月もよろしくお願いいたします。


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お食事処 さいかや

和歌山県白浜の表記のお店に伊勢海老をいただきに訪問する。大阪市内から高速道路で約2時間。海岸線を走って円月島の前くらいに位置する。大型駐車場完備の昭和のドライブイン風のお店。すぐ隣に同業の人気有名店があるけど接客などが荒っぽくて鼻につく。個人的にはこちらの家族経営のお店が好み。

2階に続く階段を登って入店すると手厚いお出迎えあり。入り口に大きな水槽があって伊勢海老等がうじゃうじゃ入る。テーブル席に案内いただき伊勢海老とくつ海老だけを食べたい旨を告げると早速水槽で好きなサイズの伊勢海老をチョイスする。選んだ伊勢海老の重さを測ってから値段を決めていくつかの調理法を選ぶシステム。

まずは湯気が出る、蒸したて伊勢海老12000円。コリコリシコシコの予想通りの美味しさ。頭部分の味噌もたっぷりで手を使ってムシャムシャいただく。大きな口で大きな身を頬張る贅沢を楽しむ。食感の異なる触覚や脚、お腹部分の身も残さず綺麗にいただく。

続いてカットして香ばしく直火で焼き込んだ鬼殻焼き10000円。蒸したものと味わいの異なりもあってこちらも食べ応え満点。関西での市場での仕入れ価格を知っているのでお得感もあり。

せっかくなので串本で獲れる特産の「くつ海老」を所望する。漁獲量は伊勢海老よりもかなり少ないと聞き及ぶ。全国的には「せみ海老」という名前だけど和歌山では「くつ海老」と呼ばれる。大きなサイズのものは伊勢海老よりも高価でこの日選んだものは15000円。全て刺身にしてもらって、頭は味噌汁にしていただく。

出てきたクツ海老の見た目はその名の通り靴のような姿形。硬くて厚みのある頭胸部は上から見ると長方形で扁平。全体に赤褐色で背に白色のまだら模様がある。透明感のある身は伊勢海老よりもしっかりしていてほどよい弾力がある。磯の香りと上品な甘さと旨味も感じる。

残った頭胸部は縦二つに切り分けて味噌汁で提供いただく。エビのミソが汁に溶けてなんとも言えない風味にうっとりする。
脚の節までコリコリの身が入っていてかなり美味しい。しばらくは伊勢海老は要らないと思うくらい堪能して帰阪する。ごちそうさまでした。。

和歌山県西牟婁郡白浜町臨海508-7
0739-42-2113
9:00~18:00


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米増 2023年2月

毎月定期訪問する福島の表記の日本料理店を訪問。最近は新規予約は常連以外取っておられないのでさらに予約困難店となっている。カウンター8席のみで14時と17時半スタートの2回転制。普段はコース18000円(税・サ別)当然ミシュラン店であるがその部分は微塵も見せない。

SNS掲載は禁止なので忘備録として献立のみ記します。

・大豆をすりつぶして出汁と合わせた温かい「呉汁」
(辛子和えにした菜種と生湯葉が入る)
・香住産の細かく包丁目を入れた大きな水ダコを醤油に絡めて炭火で炙ったもの。
(あしらえは栃木産独活のぬた和え)
・オコゼの身と皮部分の入った煮物椀。分葱と焼き餅が入る。
・和歌山県すさみ町のケンケン鰹
(鰹が苦手な私には現在最高品質と言われる大分産の赤貝にチェンジ)
・分厚く包丁された柔らかな茶振りなまこは長芋素麺と海鼠腸が添えられる
・かなり新鮮な鰯の酢の物は秋田産のあさつきが添えられる。
・数日間ドライエイジングさせた徳島産2キロ級の白甘鯛の西京焼き。
(皮がパリパリで身はしっとり。あしらえは細かく包丁目を入れたべったら漬け)
・和風カンジャンケジャンのような坊瀬産のワタリガニの醤油漬け。
(生の内子の色が艶かしく、傍に柔らかな茶碗蒸しの口直し)
・見た目は普通の鰤大根の煮物は愛媛産。
(鰤が口に入れるとふわりと解けるのが凄すぎる・・・)
・食事は釜炊きにした秋田産の芹ご飯。生からすみと三重産の生青海苔が添えられる。
・八代産のザボンのような世界最大の柑橘の晩白柚(バンペイユ)とせとかのゼリー掛け
(晩白柚はさっぱりして香りもよく上品な酸味)
・ニッキを効かせた椿餅と薄茶(薄茶は小原春香園の春香の昔)

この日は大手術をした友人の快気祝いのためシャンパンで乾杯する。

好物の日本酒もかなり美味しい。

晩白柚(バンペイユ)のプレゼンテーション。人の顔みたいな大きさ・・

今回も茶味溢れる献立で大満足。ごちそうさまでした・・・

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16


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