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11月雑記

あっという間に年末となりました。11月も私の駄文を見ていただきありがとうございました。本日は日記で掲載していないヘビーユース店などを忘備録として記します。

ランチタイムにヘビーユースする力餅食堂玉出西店。何を注文しても外すことはない地元の人気店。時分時は高齢の客を中心にいつも満席が続く。この日は寒かったので鍋焼きうどん850円と季節限定の栗赤飯360円を注文。ぐつぐつ煮えた鍋の中は鶏肉、蒲鉾3種、椎茸、玉子など。。冷えた体が一気に暖まる・・・

関西圏で大展開する寿司居酒屋チェーンの「鯛の鯛天王寺店」。地下鉄阿倍野駅から徒歩3分の好立地。店長お任せ刺身盛り合わせ2200円は新鮮な魚と熟成魚を合わせたもの。

色々な高級な魚料理が安くいただけます。

アメリカに行く前に空港の「美々卯」でかやく蕎麦をいただく。たくさんの具が丁寧に調理されていてしんみりとした出汁と相まってとても美味しい。年齢を重ねるとこういったご飯が嬉しい。

Ikedaya BBQ Style のランチでスペアリブとソーセージのプレート1500円。美味しい芋のスープがつく。丁寧に作っていてとても上質。

大阪の木津卸売市場にある鰻の「川上」。最近外国人観光客に大人気の「玉とじ丼2700円」をいただく。食べやすくカットされた鰻はとても分厚くて食べ応えあり。個人的には普通の鰻丼の方が好みかな。

堺の大小路駅近くにある「よし井」は昭和46年創業の老舗店。この日は温かい月見蕎麦を所望。個人的には大好きな味と趣。追加で海老天を4匹揚げていただく。この海老天が大好き。

住之江区の平林にあるスエヒロ食堂。定食580円はお見事。だし巻きの美味しさは秀逸。お店は神経質な人には厳しいかもしれない

住之江区北加賀屋のうどん店「つきろう」の鶏天ぶっかけ850円。界隈では行列のできる人気店。カレーうどんもおすすめ。シコシコムニュムニュの麺が口に合う。食後はいつもお腹がいっぱいになる密度の高いうどん。

阿倍野にある点心飯店の餃子300円ともやし炒め700円。野菜はいつも切り立てを提供。大衆中華だけど自宅近くの好きなお店。

今月もたくさんの読者様からおすすめのお店を教えていただきありがとうございました。訪問させていただきました。引き続き、皆様がよく訪問される地元の好きなお店などご教示いただければと存じます。高級店よりもお店や店主や商品の個性が立った「おもしろ美味しい店」が個人的には好みです。

私のアドレスは→ shatyo@nori-net.jp

12月も引き続きよろしくお願いいたします。


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ちく千

堺にある表記の蕎麦店を訪問。南海高野線・堺東駅と阪堺電車・大小路電停の間ぐらいの住宅地に位置する。こちらは堺の有名なせいろ蕎麦の「ちく満」の親戚筋で同じようなせいろ蕎麦を出す「よし井」さんとも血縁があると聞き及ぶ。店のすぐ近くに駐車場があり有料のコインパーキングもある。

昭和感のある店内はL字型のカウンター10数席。店は古いけど清掃がかなり徹底されていることがわかる。ご主人と若い方の2人で切り盛り。メニューはせいろ蕎麦だけでなく天ぷら蕎麦、鴨南蛮、肉そば、ホームランそば、月見そばなど「よし井」と同様にレパートリーの幅あり。

この日は「せいろそば1斤半800円」と「海老天ぷら340円」と「漬物80円」

最初に塩がかけられた天ぷら登場。小ぶりだけど衣は薄くカリカリに揚げられている。

蕎麦は大量に湯がいて水で締めて作り置きしたものを注文ごとに再加熱するスタイル。生卵に熱々のつゆを注いで薬味を入れて準備完了。

モクモク湯気の上がる蕎麦をつゆにつけていただく。コシは全く無くて世間一般の蕎麦の味わいとは全く異なる。やわやわの蕎麦と卵の絡んだマイルドなつゆの相性がとてもいい。ずるずると啜りながら口いっぱいにして咀嚼するととても幸せな気分になる。

最後に熱々の蕎麦湯をつゆに入れるとさらに玉子が白濁して滋味深い味わい。こちらの蕎麦湯はシンプルだけどかなりのご馳走と個人的には思う。ごちそうさまでした。

堺市堺区戎之町東4丁2-3
072-222-5646
11:10~19:30
日・祝休み

 


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門前そば 御陵庵

用事で堺にある警察学校に行った帰りに大和高田線沿いにある表記の店でランチタイム。堺の有名パワースポットの方違(ほうちがい)神社の門のすぐ前にあるお蕎麦屋さん。鳥居の前にあるので門前そばとは実にわかりやすい名前。

30年以上前からこちらのお店はあった気がする。子供の頃にお出かけしたときよく親につれてきてもらったな。この神社は遠方への旅や家を移る時などに参れば災難に会わないという言い伝えから、新築・転居等の厄除けで各地から多くの人々が参詣に来る。18歳で初めて車を買ったとき親に言われてこの神社でお祓いをしてお守りを買った記憶がある。その一ヶ月後に事故った事も遠い記憶の中で思い出す。

この神社の裏と言うか向かいに反正天皇陵古墳とお堀がある。私の祖父がこのお堀にいる鯉や鮒を穫る権利を持っていてそれを東京に運んで生業を立てていたというホントの話がある。

そしてそのそば屋の隣にある和菓子店「江久庵」でお菓子と抹茶を頂きながら古墳を見学する事が出来ると言う事はあまり知られていない。この日はいつも頂く天ぷらせいろ1250円を所望する。

monzen

いつも同じもの注文するんだけどいつも「玉子入りでよろしいか?」と聞かれる。ウズラ卵じゃなくて普通の生卵が入る堺ならではの伝統的なせいろそば。苦手な人は苦手であろう。この角の取れたふにゃふにゃのあつ盛せいろは創業元禄8年(1695年)の「ちく満」が有名なんだけど他にも「ちく千」や「よし井」も同じようなものを提供している。いわゆる堺の郷土料理のような感じか。

卵の入った蕎麦猪口に熱い出汁を入れて薬味をいれてそばをズルズルとすする。モチモチして柔らかいんだけどちく満ほどぶちぶち切れない。のど越し感も皆無。ヌチャットした食感と卵でマイルドになった汁の相性はとてもいい。郷土料理と思って頂けば風情があっていいのかもしれない。

天ぷらも普通に美味しい。この普通さが五十路の私には嬉しい。昔から提供されるお茶は真夏でも熱いそば茶。最後にそば湯をいただいて大満足なり。

大阪府堺市堺区北三国ケ丘町1丁2-38

門前そばそば(蕎麦) / 堺東駅堺市駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0


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