2009年06月

kotikaze【大阪市 谷町六丁目】 【大阪市 玉造】

玉造の奥まったところにある和食カフェ。近くに行った時は必ず立ち寄る。ミナミの名店「藤久」の奥さんがやっている朝はおかゆと昼は松花堂、午後は手作り和スイーツのお店とよくもここまで働くものだと感心。長屋を改造したお店は細やかなセンスが光りまくって、雑貨店も併設しているんだけど全然暑苦しくない。藤久のお店で板前やっていたんで食事は全くの藤久テイストを踏襲。 当初藤久に見習い板前で入ってそこそこ勉強されたらご主人と結婚して子供産んで子育てしながらこのお店を造っていまや女性数人とともに切り盛りされて界隈の繁盛店になってしまった。 波瀾万丈と思うんだけどそれが全くそう見えない。。かなりかっこいい女性といつも感じている。 kotikazedeseru.JPG 午後茶は煎茶とお菓子の取り合わせを所望。アユも上品な出来できんつばのようなお菓子もぱりぱりして秀逸。巨大エンドウの形をしたお菓子はエンドウの練りきりの風味もよく実にさっぱり。発芽しているんだが巨大赤エンドウ(だと思う・・)の旨さにびっくりしてしまう。 何し店主のセンスがお店もそうだが料理やお菓子にもしっかり主張されていて・・かなり好きな人ははまりまくると思う。それでいて下町価格破壊的な値付けは商売っ気が感じられない。。。 見ていたらホントに料理作るのが好きということよくわかる。。 あちこちブログでも絶賛。。。 HPはこちら

こちかぜカフェ / 玉造駅(大阪市営)玉造駅(JR)谷町六丁目駅

大阪市 谷町六丁目大阪市 玉造 カフェ

西條合資会社【大阪府 河内長野市】

南海本線河内長野駅徒歩5分にある造り酒屋。豊臣秀吉も愛した天野酒は全国的に有名。 「天野比類無シ」「美酒言語ニ絶ス」と絶賛された天野酒は、当時の名だたる英傑たちがこぞって愛飲した銘酒であったことが多くの文献に残されているらしい。10代目当主の西條陽三氏の卓越したアイデアと実行力で酒蔵を使ったコンサートや様々なジャンルの方とのコラボによって新たな価値を作り続けている。ここのお酒は一言でいえば超ウマ口。。水のような味っ気のない辛口のお酒が流行る中、口に入れるとほんのり甘く「丸い」味と評伝すればわかっていただけるのか・・・これが本当のお酒っていうスタンダードな上質感あふれる品質である。特にお勧めは太閤秀吉にも愛されたびたび使者が訪れ買い求めたと伝えられる「僧房酒」1500円。ふつうの清酒とは全く異なる、琥珀色をしたお酒は超濃厚甘口。歴史とロマンを味わえるそんなお酒。ちょっと高いけど間違いなく病みつきになります。西條合資会社のHPはこちら hotarubenntou1.JPG その酒蔵の前の倉庫を使ってこの時期ホタル観賞会を行っている。縁あって当社もお弁当を提供させていただいているのだが美味しい食事と天野酒の生酒をいただきながら幽玄の世界にしばし浸る。。 bennto2.JPG 私が伺った日は河内長野の名店「喜一」さんの弁当で枝豆ととうきびのご飯に鱧の煮こごり、出汁巻き、栗甘露煮、海老芋、信田巻き、茄子の田楽など手作り感あふれる美味しい逸品揃いでした。。。 問い合わせや詳細はこちら

大阪府 河内長野市 和食

ラマダホテル大阪【大阪市 梅田/JR大阪】

地下鉄御堂筋線中津駅直結のラマダホテル大阪。昔は三和銀行系の東洋ホテルという名だった。昔に銀行融資で嫌な思いをしたのであまり利用する機会がなかった。しかしながら最近は経営が変わり、もとから地の利のよい使い勝手の良いホテルとしていい評判を聞いていた。その評判の原因はホテルの特性を上手に生かした様々な企画の評判が高いこととは界隈の情報ツウでは有名。 http://www.ramada-osaka.com/ 手ビジネス客を対象にした手頃な宿泊プランから関西ウォーカーと組んだ企画ハンバーガーの販売、ワンランク上のビアガーデンやゴスペルワークショップ、料理研究家による家庭料理教室やスイーツの晩さん会の実施など今までのホテルの企画にない目線とクオリティーの高さはなかなかやるとは感じていたがそれらを統括するセールス&マーケティング部の支配人のアシュレー H. 高山氏のたぐいまれなマーケティング能力の賜物と多方面で聞く。5ヶ国語を自由に操り国際感覚抜群、しかし全然つんとしていなくて近所のおねえさんのような親しみを感じさせる。こういう方が真の才媛であること実感する。今回そのお方にご招待いただき大阪駅周辺6ホテル共同企画の日本茶をテーマにした「夏の味めぐり」ランチコース2000円をいただく。 ramadazennsai.JPG 16階の明るいイタリアンレストランでいただいた前菜はハーブをたっぷり使った「鯛のカルパッチョとナスのタルタル仕立てほうじ茶風味」は目にも麗しい夏らしい前菜。茄子のミンチとオリーブオイルとの取りあわせもよくするするとお腹の中に入っていく。 ramadasupu.JPG 十穀米とうすいえんどうの抹茶スープは思いのほかさっぱりしていて懐かしさを感じるんだけど始めていただく不思議な料理だった。ふと子供の頃、夏の暑い時に冷たいご飯の上に冷たいお茶をかけていたときのことを思い出す。もちろんそれよりもコクも味もあるんだがこのお店の吉田シェフはこの料理をつくるとき夏の日のお茶漬けをイメージされたことだと想像する。。一見簡単に見えるスープだけど私的には素晴らしい出来と感じた。お茶の香りも鮮烈であったが苦みもなくするする入る清んだスープは記憶に残る味であった。 ramadamein.JPG メインは茶美豚のソテーで少し火入れが強いかと感じたがあしらえが桃と煎茶のサラダで豚肉との相性は定番のドンピシャ。。桃と豚というのはこの時期最高の取り合わせで大好物。これに上質のシャルドネがあればこれで一生生きていける。。という感じ。ベーカリーで焼かれたパンも美味しく、楽しい会話と美味しい食事であっという間に時間が過ぎてしまった。 ramadadeseru.JPG デセールもプラス500円でいただく。 むちゃふわふわしたシフォンケーキとほうじ茶のアイスの取り合わせ・・・ 丁寧に炊かれたレンズ豆もナイスアクセント。。。 ホテルでこんな値段でランチが食べられるとはいい時代になったと実感。。。。 1Fのランチバイキングもいつもいっぱい。一度行って見てちょ。

ラマダホテル大阪 (旅館・オーベルジュ(その他) / 中津駅(大阪市営)中津駅(阪急)梅田駅(阪急)

大阪市 梅田/JR大阪 フレンチ