お昼

花勢

南船場にある表記の家庭料理のお店でランチ。夜はカウンターにおばんざいを並べて好きなものをいただくお店。この日はカレーが食べたくて最初に近くのスパイスカレー店の橋本屋を訪問する。席は空いているけど注文ごとにスパイスを挽くので料理提供まで70分かかると言われて店を出る。そのままこちらの店に入店。

お店は居酒屋というか女性3人体制の下町の小さい食堂という感じ。店内はおじさんで満席。メニューは日替わり定食800円のみ。以前は700円だった気がする。ほどなく冷たい麦茶が提供され順番におかず満載の定食がお盆で運ばれる。

この日のメニューは大きなヘレかつとその下にはマカロニサラダ。テーブルのソースをぶっかけてかぶりつく。大きな皿には銀紙に包まれた茄子の田舎煮と胡麻豆腐、帆立貝柱と胡瓜の梅肉和え、大きな鯖の味噌煮と種類とボリューム満点の献立にびっくり。ご飯も美味しくて漬物に至るまで手作り感が満載でかなり美味しい。着席から退店まで13分くらいでした。。安くて美味くて早いというオフィス街のランチの見本のようなお店。。

店の看板はかなりすすけていて判別不能な感じ。でもこれもなかなかいい味を出している。。

大阪市中央区南船場2丁目7-32
11:00〜売切れ次第
17:00〜23:00、
日曜・祝日定休


カテゴリー 長堀橋, お昼, その他料理, 居酒屋 |

三ツ輪食堂 10月

木津卸売り市場にある標記の店を訪問。大国町駅から徒歩3分。無料駐車場あり。周りは飲食店街で隣はオープンから閉店までずっと行列で有名なうどんの「大和」、その横が赤井英和がよく来る食堂の「当志郎」、鰻専門店の「川上」など市場ならではの有名店が建ち並ぶ。

その中でも一番個性的な店がこちら。カウンタ−12席で半分くらいの客が昼からビールを飲んでいる。店に入ると「ビールにしますかお茶にしますか〜」と尋ねられるのがおもしろい。

早朝は主に市場関係者に利用され、8時から昼頃までは一般の客が入る。木津市場で仕入れた新鮮な魚や肉を使った普段使いのお店。

最初にカウンタ−に並んだ総菜を選ぶ。この日は烏賊と焼き豆腐を炊いたものをチョイス。烏賊の火入れも素晴しく柔らかく仕上げられている。烏賊の風味の染み込んだ豆腐も絶品である。

次にこちらのお店のシグニチャーメニューの肉巻800円(定食にしたら1200円)を所望する。

驚くほどふわふわの玉子を割ると、甘く炊き込まれた柔らかい和牛バラ肉が溢れ出る。甘い脂身とふわふわ卵を熱いご飯の上に載せて頂くと最高の幸せを感じる。

いろいろな店で肉巻を頂くがこの店のものがベストオブ肉巻である。朝早くからやっているので朝食にもいいと思う。。パワー全開になります。。。

大阪市浪速区敷津東2-2-8木津卸売市場内
営業時間3:00~13:00
定休日日曜、祝日、第2第4水曜


カテゴリー 大国町, お昼, 和食 |

三ツ輪食堂

大国町徒歩3分。木津卸売り市場内にある40年以上前から私が通う表記の食堂に北海道の友人を連れて11時頃に訪問。隣の天ぷらカレーで有名な大和はすでに15名くらいの行列。こちらの食堂の先代が作っていた頃から父に連れられてきた記憶がある。市場が改装されて今は綺麗な感じのファザードと内装になってはいるが昔は強烈なインパクトのあるテレビでよく見るアジアの食堂のような感じだった。

店はカウンタ−12席のみ。昼間からビールや焼酎を飲んでいる客も多い。店に入ると「ビールにしますかお茶にしますか〜」と尋ねられる。早朝は主に市場関係者に利用され、8時から昼頃までは外からの客で埋め尽くされる。木津市場で仕入れた新鮮な魚や肉を使った普段着のおかずが有名で入店したら「今日は〇〇が入ってるよ〜」とか「〇〇のお造り美味しいよ〜」といって奨めていただける。

この日は「焼豚の焼きたて美味しいよ〜」との事なんで迷わず所望する。熱々の焼豚は肉汁たっぷりで辛子をつけて頂くとご飯がいくらでも食べる事が出来る。

お店を仕切るのは推定年齢70才のマスオ君で若いときはお父さんに「マスオ!早く片付けんか〜」「マスオ!!野菜仕入れ忘れとるやないか」と毎日ボロクソに叱られていたのを思い出す。兄の邦夫さん(推定75才)と一緒に兄弟で切り盛りされている。邦夫さんの作る料理は当時のご主人(お父さん)の味を完璧に再現された大阪らしい深みのあるしんみりした味をつけられる。

一度来た客の名前もしっかりと覚えていて「〇〇のお兄さんいらっしゃーい!」と挨拶をされる。又、料理提供のときは吉本新喜劇ばりに「おまっとーさーん」と言いながら出してくれる。客が前回に何を食べたかも記憶していて「前は〇〇食べはったけど今日は××どうですかー」と奨められる。

こちらのお店の名物の肉巻800円(定食にしたら1200円)はふわふわの玉子を割ると、甘く炊き込まれた柔らかい和牛バラ肉が溢れ出る。これも熱いご飯の上に載せて頂くと至福の喜びを感じる。新鮮なアサリがたっぷり入った貝汁の美味しさも有名で年季の入ったいい味を作られる。

天ぷらの盛り合わせはちゃんと人数分揚げてくれる。この日は背開きにした海老、新鮮な紋甲烏賊、走りの鱧、茄子の4種盛り。天だしをたっぷりつけて頂く。ビールが欲しくなるが昼間なので我慢。このあと若牛蒡の炊き合わせを頂く(写真なし)。サービスで新ジャガの炊いたものをサービスで出してくれた。。

台の上には旬の野菜を炊いたものや高野豆腐なども大鉢に入っていて好きなものを選んでいただくのもお薦め。注文してから出てくるのが遅いとかすぐ忘れるとか店が散らかってるとかいくつかの問題はあるが美味しいから気にしない。

敷地内にコインパーキングもあって使いやすいお店です。 お昼時を少しだけはずしていくのがコツ。

4月から某大学で講義をしています。終わってから食堂でカレー蕎麦を食べるのが楽しみ。今日はコロッケをトッピング。会計は290円でした。

過去の三ツ輪食堂はこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-8木津卸売市場内
営業時間3:00~13:00
定休日日曜、祝日、第2第4水曜


カテゴリー 大国町, お昼, 和食, その他料理 |