2008年02月

グリル太平 その2【大阪市 今里】

お気に入りのこの店もずっと昼にしか行ってなかったので 思い切って電車を乗り継いで晩御飯にトライする。 今里新地のにぎやかなネオンの片隅に目指す店発見。 今日は気合を入れてワインとステーキ とりあえずビールは省略して 店主お勧めのシャトー・モン・ペラ2004年 以下受け売り→ 週刊モーニングという雑誌の『神の雫』という漫画で取り上げられ、 主人公はじめ、ワインのプロ達が、モンペラとオーパス・ワンを飲み比べています。 そして下されたのはオーパス・ワンにもひけをとらないワイン』 との賞賛っ!!(価格は8倍くらい違うヨン) 『まだ名前の知られていない、最高のボルドー・ワイン』 (辛口評論家:ロバート・パーカー氏) 『カリフォルニアや、その他の地域のカベルネと比較すると、このワインは素晴らしい。 その質と繊細さは他の全てのワインを圧倒している。』 (英国のワイン・ジャーナリスト:ジャンシス・ロビンソン氏) 『グラン・クリュと同じ品質を持ちながら、格別魅力的な価格を持っている!』 (デキャンタ誌ロジャー・ヴォス氏) ←以上受け売り終わり 完全に管理されたセラーから出てきたモンペラは 2004年物なので若さは感じられるが、ベリー系のフルーティで、 深みのある香りや、バランスの良い大柄な味わい。 こんなボルドーワインをこの店は8000円で普通に売っている 普通のレストランでは15000円くらいの値付け 待ちに待った煮込みステーキ4700円は上質のヘレ肉をベースのドミグラスソースを 少し希釈して野菜をぶち込んでソースにコクを出して・・・ なんといえばよいのかとにかく煮込みステーキである これが70歳を超えた店主の父上が宝塚ホテルで学び引き継がれたレシピである。 レアに煮込まれたステーキはふわふわで野菜がたっぷりのソースと絡み合い 口に肉とソースを入れながらワインを味わうと卒倒しそうなマリアージュを体験できる・・・ 永遠に食べ続けたいような気分になりながら 肉を一枚食べながらワインを一本一人であけてしまう・・ これはほんまにうまい つい名物のハンバーグやとんかつを注文しがちだが ゆっくりとすばらしいワインを味わいながらがっつりと肉を食べるのも最高の食事であることを学ぶ。 食事終了後例のごとく店主と1時間くらいしゃべり続ける 彼のワインに対する情熱はほんとにすごいよ・・・ taihei2.JPG

グリル太平洋食 / 今里駅(近鉄)小路駅(大阪市営)北巽駅

大阪市 今里 洋食

SHIN【大阪市 花園町】

shin.JPG 人に紹介いただいた西成の洋食屋さん 26号線の花園の交差点のひとつ南の信号を入ったところ 店構えは間違いなく喫茶店 普通に通ると確実に見落としてしまう 中に入っても喫茶店のような感じ しかしながらカウンター9席が満員御礼状態 店主らしき方が親切に対応してくれる お勧めのランチやそのほかのメニューの説明もかなり丁寧 その日のお勧めの大きな有頭海老のエビフライとハンバーグ、白身フライのついた ランチ800円にしようかと思ったが知人お勧めのヘレ肉が入ったハヤシライス(1200円スープ付)を いただくことにした。 結構時間がかかるのはしっかりとたまねぎをいためて丁寧に作られているため ソースポットに入って出てきたハヤシライスは肉がたっぷり それをそのままご飯に掛けると肉だらけの状態となるソースはあっさりとした感じ (牛乳が入っているのかマイルドな舌触り)ですがコクもしっかりとありそれよりも柔らかなヘレ肉の存在感が強烈に「どうや!まいったか」と皿の上から主張してくる。まさに (゚Д゚)ウマー! ワインをいただきながら食べたかった・・ すべてのメニューが西成価格でどんどんお客さんが入ってくる。 ここは地元の宝のような店 大阪市西成区梅南1-2-17  電話 : 06-6652-8945 営業時間 : 11:30~14:30、17:00~21:30)

大阪市 花園町 洋食

やまなか【大阪市 昭和町】

yamanaka.JPG これも有名な昭和町にある蕎麦屋さん オープン以来近いのでたまに食べに行く。 「十割蕎麦」の看板が目印で古い邸宅の蔵部分を改造して風情のある建物となっている。 一階はカウンター席。その横から窓越しに見える地主宅の前栽はなかなかの見ものとなっている。 多分この店の特等席である。 「やまなか」の蕎麦は石臼挽きした北海道産蕎麦粉を使ってしっかり丹念に打ち込んでいるのが特徴でつなぎを使っていないのにもそもそしないのはすばらしい技術の証拠である。 今日は旬菜あんかけそば(1000円)をいただく。 出てきたそばには白菜、大根、ごぼう等が入りまさに今一番美味しい野菜が シンプルに入っていた。出汁の味わいはきわめて薄くそばの味を殺さない工夫は 私には充分伝わった。目をつぶって味覚を研ぎ澄ましながらいただくと そばの香りとかつおの香りと野菜の滋味が互いに邪魔をせず すべてがバランスよく喉を通る事がよくわかる。 そばはブチブチ切れるのが普通なのだがかなり工夫をしているように見受けられる このそばの加減は日本料理に通じるところがあり この女性店主は只者ではないことがよくわかった。 普通(並みの店)はもっと醤油とみりんを入れてしまうのだが・・・ 蕎麦 やまなか   火曜日定休  大阪市阿倍野区阪南町1-50-23 TEL 06-6622-8061    11:30-14:30(L.O.14:00) 17:30-21:30(L.O.21:00)   

やまなか (和食(その他) / 昭和町駅文の里駅松虫駅

大阪市 昭和町 蕎麦