カテゴリー:地域
ジャンルで絞り込む

守破離 堂島店 *少し早めの年越し蕎麦【大阪市 梅田/JR大阪】

堂島にある表記の店を年末のランチタイムに一人で訪問。昼間は常に満席の人気店。西梅田駅から徒歩3分の好立地。こちらのお店の他にも谷町と日本橋にも同店舗がある。関西の蕎麦好きからは必ず名前が挙がる人気店。

センスのいい店内は大きなテーブル席やカウンター、ライトアップされた中庭を臨むソファー席もある。一人で酒肴をいただいて蕎麦をゆっくりいただくととてもいい時間を過ごすことができる。女性一人客が多いことにびっくり。

ビールと共に「とら豆と葉唐辛子の醤油煮450円」をいただく。

こちらのお店の蕎麦はデフォルトのものは二八でつなぎが2割入ったもの。それを石臼で自家製粉して手ごね、手打ちで仕上げられる。追加料金で十割そば、粗挽きそば、太切り細挽きそばなどもある。この日は奮発して「上天盛り蕎麦2680円」を十割にして注文する。

しばらくして着皿。加水の少ないタイプで麺線も美しく喉越しもいい。凛とした味わいでコシもあり、飲み込んだ後の香りも美しい。昆布の旨みをしっかりと感じる汁もまろやかでバランスよくて美味しい。

天ぷらは後から出来立てが供される(写真撮り忘れ)海老2匹、鳴門金時さつまいも、金時人参、加茂茄子味噌掛け、しめじ、茗荷、ブロッコリー、きのこ(名前不明)、蓮根、モロッコいんげん、白ネギなど。

蕎麦湯も美味しくいただいて大満足。ごちそうさまでした・・・・

過去の記事はこちら

大阪市北区曽根崎新地2-1-9
11:30~14:30 / 17:30~21:00

大阪市 梅田/JR大阪 蕎麦

釜揚げ かわ平 *西中島の人気釜揚げうどん店【大阪市 新大阪/西中島南方】

西中島の表記の人気うどん店を訪問。ランチタイムはいつも大行列。店内は入り口近くの6名席×1、2名席×2、カウンター7席。お父さんお母さん息子さんとその奥さまで切り盛り。客との向き合い方がすごくて挨拶に真心がこもる。退店時は何度もありがとうと言われるのが印象的。目配り気配りが尋常ではないので居心地がとてもいい。

メニューは釜揚げうどんを中心にランチタイムはセットメニューが7種類。肉舞茸うどんとかなり迷ったけど一番人気の朝引き鶏天釜揚げ釜揚げうどん950円を注文する。

しばらくして着丼、釜揚げされたうどんは加水率高めで柔らかくてモチっとした食感で縮れあり。ツヤツヤで喉越しのいいうどんは毎日食べたくなるような美味しさ。つけ汁はあっさりして優しい味わいで飲める塩梅。

揚げたての鶏天到着。平べったい大きなサイズのものが6枚盛り込まれる。ビジュアルは叩かれていてひらひらな感じ。からりとした食感で温度を変えて2度揚げされていると推察される。胸肉を使用と思われるがジューシーで柔らかくてかなり美味しい。そのままいただいても出汁につけても美味しい。どこにもありそうだけど最近いただいた鶏天の中では一番美味しいと思った。

大阪市淀川区西中島4-8-1
11:00~14:30 17:30~20:30
定休日日曜日

大阪市 新大阪/西中島南方 麺料理

おく *京橋の高級鰻料理店【大阪市 京橋】

京橋の表記の鰻料理店を友人と訪問。ずっと前からベンチマークしていて先日、産経新聞夕刊の記事で見かけて即予約。
JR京橋駅西出口から寝屋川沿いに西へ徒歩10分程の場所に位置する。出口を間違えるとびっくりするくらい時間がかかるので注意。

高級日本料理店のような設えの店内はカウンターが8席とテーブルが1卓。ご主人と奥さんで切り盛り。こちらのご主人は玉造の「居酒屋ながほり」や靭本町の「がく」で修業。夜はおまかせコース(11,000円)のみ。1人前あたり2匹の鰻を使用するとのこと。

ビールと共に鰻コロッケからスタート。じゃがいもだけではなく里芋も入っている感じがした。

2品目は鰻のアスパラ巻き。牛蒡の八幡巻きはよくいただくがアスパラは初めて。鰻の焼き加減含め峻烈な味わい。万願寺とうがらしのきんぴらとごぼうが添えられる。あしらえは銀杏。

続いて押し麦の上に蒸して焼き上げた鰻を乗せて餡をかけたもの。とても優しい印象。

この日の鰻は浜名湖の雌の鰻。雌はふっくら柔らかいと言っておられた。
普段は宮崎の味鰻(アジマン)というブランド鰻を使用。夏場や秋は天然鰻を使用すると言っておられた。

鰻の腕ものは揚げた海老芋と柔らかく炊いた鰻。出汁は根セロリの擦り流し。

カウンターの端に焼き台があって備長炭を使って丁寧に1匹ずつ満遍なく火入れする。

白焼きは蒸さずに地焼きする。そんなに大きくない鰻だけどかなり身厚でふっくらしている。

醤油でいただく白焼きは山葵と諸味味噌が添えられる。脂のある尻尾部分がとても美味しい。あしらえはお浸しともずく酢。使用している器もとても上質。

小ぶりの鰻巻きは出汁がかけられる。シンプルだけどとても丁寧な仕事で完全に日本料理の味わい。

ピンセットで焼き上げた鰻の小骨を丁寧に抜く。これをすることで舌触りが全く異なる。大阪の鰻店でこの作業をする店はとても少ない。

仕上げに藁の香りを付けた鰻たれ焼き。これはどこよりも美味しいと思った。蒲焼の一級品ここにありと断言できる仕上がり。カリフラワーのペーストにプチベールが添えられる。

香ばしく揚げた鰻が入るサラダ。日本酒がどんどん進む。

鰻丼は地焼きのタレ焼きのものが乗せられる。軽くて上品な味わいだけどパンチもあって後に余韻を引く。

清汁には素焼きした肝焼きが入る。

煎茶と共にコース最後に出てくる「おくパイ」は店主の奥様が手作りされているとのこと。

お酒も好みのものをたくさんいただきました。。

食後にワインセラーに案内いただく。ナチュールワインを中心にストック。その下にたらいがあって鰻がたくさん活かされていた。毎日、営業開始直前に捌いて料理によって何種類かを使い分けるとのこと。献立は2ヶ月単位で変更とのこと。大阪の鰻料理ではこちらに勝る店はないと思った。。

大阪市都島区片町2-1-37
06-6360-9482
17時〜22時
月曜定休

大阪市 京橋