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五弦屋 12月 *噂の昆布水つけ麺いただきました【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記のラーメン店を先月に続き訪問する。天王寺から車で約5分、府道30号線(阿倍野筋)沿いで王子神社の前あたりに位置する。店の南側にコインパーキングあり。チンチン電車の東天下茶屋駅から徒歩5分。阿倍野界隈では一番美味しいラーメン店と言われているお店。

メニューは豚骨を中心にコッテリからあっさり中華そばまでいろいろあり。シーズナルメニューが多くて限定商品として新商品も定期的にリリースされる。この日の訪問時は薩摩っ子ラーメンをオマージュした「阿倍野っ子ラーメン」なるパンチのありそうなニンニクラーメンが登場していた。

この日は過去に限定商品として販売されあまりの人気のためにレギュラーメニューとなり現在はかなりの頻度で客が注文する「北海道函館昆布水つけ麺1200円(大1400円)」を注文する。

しばらくして着丼。スタッフさんに言われた通りにまずは昆布水に浸かった麺だけをそのままいただく。一口いただいてそのおいしさにびっくり・・・昆布の上品な旨みが鮮烈で小麦感満点のフスマの入った中太ストレート麺との相性が抜群。

ツルツルの喉越しでコシもあって最後まで昆布水のみで食べることもできそうな感じ。昆布水には北海道産真昆布・羅臼昆布・利尻昆布・日高昆布を使用とのこと。粘度はさほどでもない。

麺の上の具材は肩ロースチャーシューと焼き込んだバラ肉チャーシュ、淡めの煮卵、貝割れとレモン、柚子胡椒が添えられる。豚バラ肉とネギが入った油分が多めの温かいつけだれは和風の出汁感が強め。

途中でレモンを絞ると味変であっさりといただける。残ったつけ汁に昆布水を合わせて完飲完食ごちそうさまでした。

過去の記事はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-17-20
平日 11:00~14:00 18:00~22:00
日曜 11:00~15:00
月曜定休

大阪市 東天下茶屋 ラーメン

こうふく屋 *大淀中のセルフ立ち飲み(再訪)【大阪市 福島】

11月に訪問して約1週間後となる月末、日曜日の夕方に表記の店を友人を誘って再訪する。このブログの読者様に紹介いただいた大淀の人気立ち飲み店。JR環状線「福島駅」からあみだ池筋に出て北西に歩いて12分という歩きごたえのあるところに位置する。

調理場を囲むL字型カウンターと外の窓に向かったカウンターがある。2Fにも席があるとのことだけど不明。この日は店主さんのワンオペでお客さんが片付けなどを手伝っておられた。フードメニューは天井から吊るされた手作り感のある丸太のようなものがメリーゴーランドのように回っていて、そこに貼り付けられているものから選ぶ。そしてそれを紙に書いて渡すシステム。この丸太は何回見ても見惚れてしまう・・・

ご主人は店内に貼ってある案内の通り(「お料理に注力しているので塩対応です」との説明あり)料理に集中されている。普通の居酒屋のメニューよりもワンランク上のメニューは全て注文したくなるようなものばかり。日曜日の夕方だったので男性客のみならず女性グループや上品なジーンズ姿の高齢ご夫婦など客層も多彩。

お酒は全てセルフサービスになっていてグラスも棚から自分で取るルール。おしぼり、箸、取り皿、マドラーなども同様。日本酒は瓶を店主に持って行って注いでもらう。焼酎ソーダ割りは氷、炭酸水等はセルフで用意し、店内に設置の焼酎コーナより好きなものを取りスタッフさんへ伝達し、量を伝えるとそれを別グラスに入れてくれる。このシステムが画期的で個人的には大好き。

売り切れているものは別の場所に張り出される。天然鯛や本鮪など高級食材は早い時間に売り切れ必至。

お得感満載のおばんざい3種は玉子がゴロゴロ入ったポテサラ、高野豆腐の玉子とじ、エビのチャプチェがたっぷりと盛り込まれる。ポリポリ大根の松前漬けもお酒の肴にピッタリ。目に前のおでん鍋で即席で作る色々きのこの煮物。脂たっぷりのニシンの焼霜作りなど・・・割烹料理店でいただいている気分になる。これらが全て400円台という値付け。

だし巻き玉子400円も安定の美味しさ。ボラの白子の塩焼きも唸る美味しさ。スイッチが入り、お酒が止まらなくなってきたのでカラスミ大根までいただきました。居心地の良さも相まって料理のクオリティの高さとコスパに今回も感動。

「こうふく屋」という名前は嘘をつかないな・・・・駅からは遠いけど帰りの距離は気にならなくなる。ごちそうさまでした。

49歳の友人がプロレスデビュー。子供の頃からの夢を叶えられたことに乾杯・・・

前回のこうふく屋はこちら

大阪市北区大淀中2-5-7
06-7509-6461

大阪市 福島 居酒屋

とんかつ康四郎 *大阪のとんかつ最高峰【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

友人8人で表記の店を貸切で夜に訪問。現在、大阪を代表する高級とんかつ店の一つと言われる。大阪メトロ長堀橋駅・心斎橋駅・本町から徒歩5分くらい。昔からある農林会館のビルの向かい側に位置する。近くにコインパーキングたくさんあり。

こちらのお店は大阪で豚料理を中心に10店舗くらい展開されている「たゆたゆグループ」の経営で元フレンチシェフの川端社長自らが腕を振るうお店。ランチタイムは訪日外国人でいつも満席。夜もなかなか予約の取れない店となっている。

お店の1階はガラス張りの仕込み専門のキッチンでその2階がとんかつのお店になっている。店内は厨房を囲むL字型のカウンター12席のみ。店主の川端氏がワンオペで豚肉を揚げ、カットする仕事を至近距離で見ることができてライブ感は満点。

今回は18時半一斉スタートの6銘柄食べ比べとんかつコース 8800円を所望する。(昼メニューはとんかつ3種3,500円のセットとプレミアム豚の4,900円のセットの2種。)
最初に本日使用する豚肉のプレゼンテーション。揚げる仕上がりの異なりで最初からパン粉をつけておくものもある。

豚の品種や部位の違いでそれぞれ使い分けるパン粉が異なる

最初に名代ヒレカツサンドが供される。ビジュアルもかなり美しい。内側のみバーナーで火入れ。サクサクのトンカツはひたすら柔らかい。このサンドイッチは追加でテイクアウトもできる。。

続いて初めていただく「揚げないとんかつのサラダ仕立て」。低温調理した豚肉に炒めたパン粉を纏わせるらしい。海老芋と白葱があしらわれ、柚子風味の白味噌ドレッシングでいただく趣向。完全にフレンチな感じだけど味は和風。

岩中豚のロースカツは脂身の方からかぶりつく。土佐天日干し甘味塩が添えられる。脂と赤身が層になった贅豚リブロースカツは豚醤油と地辛子でいただく。名物のパン粉に紅麹を使った紅いミンチカツの下は舞茸のリゾットが敷かれていてミンチカツを潰して一緒にいただく。薩摩茶美豚(三元豚)のヒレカツには薄くカットしたグリエルチーズと完熟胡椒が添えられる。LYB豚のヒレカツは馴染みのある自家製ヒレ専用ソース、満州豚純粋種の特上ロースカツと続く。

放牧泥豚の肩ロースカツはデュクセルソースでいただく。様々な工夫を施されたとんかつで大満足。

締めはバラかつと長芋の茶漬けかバラかつカレーを選ぶことができる。どちらも一口サイズなので両方いただくのがお薦め。デザートの手作りわらび餅は黒胡麻のソースとさつまいものアイスクリームが添えられる。 リアージュフレール社の紅茶「エロス」でフィニッシュ。トンカツが美味しいのは当然で店主の話も面白く、とてもいい時間を過ごすことができました。予約はテーブルチェックにて・・・

過去の記事はこちら

大阪市中央区南船場2-10-24 2F
06-4307-6546
昼 1部11時~12時/2部12時15分~13時15分/3部13時30分~14時30分
夜 18時30分〜
定休日 日曜・月曜

大阪市 心斎橋/四ツ橋 とんかつ