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台湾まぜそば はなび大阪本店

7月29日にオープンした表記の店を訪問。場所は国道26号線岸里交差点北西角を入ったところで交差点に大きな看板があるのですぐに判る。駅から徒歩3分。周りにコインパーキングもあるので交通の便はかなりいい。

台湾まぜそばの発祥店の愛知の「麺屋 はなび」からののれん分け。 看板メニューの台湾まぜそば以外にカレー台湾まぜそば、トロ肉のせ和え麺、キミスタ、塩油そば、普通の中華そば(塩・醤油)など。台湾まぜそばはニンニクの有無を聞かれるがよほどの事がなければマストだと思われる。

店内はカウンタ−10席のみ。平日のランチタイムは白ご飯のサービスあり。デフォルトの台湾まぜそば810円を所望する。着丼したまぜそばはミンチ肉、卵黄、葱、ニラ、刻みニンニク、魚粉のようなものがトッピングされそれを一気に混ぜ合わせていただく。

モッチリした麺は小麦の風味が感じられる全粒粉の極太ストレート。湯がいてるときに麺に傷をつけてタレが絡みやすくしているのを私は見逃さない・・・

魚粉の風味とキレのある醤油ダレとミンチとニンニクやニラ、卵黄が混ざりあって濃厚で油っぽくてパンチのある何とも言えないような辛いながらもジャンクな味となる。旨味もしっかりあってワシワシと頂く。。途中で卓上にある昆布酢を入れると味が一変して酸味と甘味が口に広がる。(一味唐辛子や胡椒もお薦めらしい)

最後に白ご飯を入れてもらって丼に残ったミンチと混ぜ合わせて〆とする。商品はよく出来ています。提供時間が長いけどスタッフさんの対応はかなりいい。近いうちに行列の出来まくる店になる事間違いなし・・・・

大阪市西成区潮路1-9-19
TEL:06-6657-6639
営業時間:11:30~14:30/18:00~21:00 /日11:00~14:00
定休日:月,第1火,第3火


カテゴリー 岸里, 麺料理 |

旧ヤム邸 中之島洋館

以前に仕事でダイビルに打ち合わせに行った時、表記のお店にてランチでカレーライスを頂く。そのときにこの店舗だけ「カレー鍋」をディナータイムで3日前までの予約制でされていると聞き及び、お盆の最中に予約して訪問する。

お盆の中之島のダイビルは人っ子一人いない状態。案の定、貸し切り状態でカレー鍋3500円を楽しむ。カレー鍋は和風とアジア風があるとの事だったのでアジアンテイストを希望。ビールとともにインドのせんべいのようなものが出てきて一緒にいただく。

お店のスタッフの方といろんな世間話をしながら夏の鍋を楽しむ。

ヤム邸ならではの色々なスパイスがしっかり効いたスープに海老、豚肉、鶏肉に魚のすり身を合わせたもの、満願寺唐辛子、茸、レタス、玉ねぎなどが入る。スライスした酢橘やレモングラスのせいでまさにトムヤンクンのような味わい。

思いのほか美味しいので野菜を別に所望する。すだちの酸味がスパイスの辛味と上手くマッチしてどんどん食べすすむ。頭皮の毛穴が開いて気がつけば汗だく状態。

残ったカレースープを長粒米のご飯に掛けてカレーライスで頂く。この頃には腹パン状態・・・

デザートはマンゴープリンにチアシードが入ったもの。最高の口直しに感激。スタッフさんの接遇もいいし残暑厳しい夏の夜にぴったりです。。

前回の洋館はこちら

大阪市北区中之島3-6-32ダイビル本館2F
ランチ 月~土 11:15~14:30(L.O.14:00)
ディナー月〜金 18:00~22:00(L.O.21:00)
土   18:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 日曜日、祝日、第2月曜日


カテゴリー 肥後橋, カレーライス, |

吉野散策

休日に阿倍野橋から近鉄電車に飛び乗って吉野を訪問。個人的には大混雑の桜の時期を避けて夏の蛙飛び行事や紅葉を目的に来る事が多い。昼食は界隈で有名な「初音」の「初音御膳」。

冷たいビールと一緒に美味しく頂く。葛素麺や胡麻豆腐など特産品の吉野葛を使ったものも何品かある。。

窓からは深い緑と鳥の鳴き声、虫の音が何重にも谺して自然のBGMを奏でる。食事はどおって事ないけど景色を見ながら頂くと凄いご馳走に感じるのが不思議。

知る人ぞ知る陀羅尼助のお店。大きなカエルがこちらをにらむ。街並を見ながら散策すると時間があっという間に過ぎる。

吉野葛の製造販売している店が通りに並ぶ。でも誰も買わない・・・・

そんな中で若いイケメン店主が実演販売する中井春風堂で吉野本葛を使った葛きりと葛餅を所望する。

葛粉の材料の話から精製を含め化学の実験のように葛の性質を分かりやすく解説。その場で吉野本葛と水だけを使って湯煎をしながら最後にお湯で固めると透明な葛きりと葛餅の出来上がり。

透明感と滑らかさを引き出すために温かい状態で提供。店主曰く、出来立ての状態から美味しく食べる事が出来るのは10分が限界との事。まさに「賞味期限10分の奇跡」という言葉が言いえて妙である。

吉野山が一望出来、開放的で木のぬくもりが感じられる店内で出来立ての葛餅と葛切りを頂く。黒蜜ときな粉が添えられるが最初はそのまま頂くとでんぷんの素朴な甘味をダイレクトで感じる事が出来る。驚くくらいの透明感と滑らかさと喉越し、他に例えようのない弾力と歯ごたえなどため息が出るくらいシンプルで美しい葛餅と葛切りである。

葛粉には「吉野葛」と「吉野本葛」の2種類があり、「吉野葛」というのは葛根の澱粉に甘藷澱粉(さつまいもの澱粉)を混ぜた物(割合としては葛根の澱粉が全体の50%以上)で「吉野本葛」は葛根の澱粉100%の物を言うらしい。価格は吉野本葛が2倍くらい高価。

帰りに柿の葉寿司の老舗「ひょうたろう」で鯖寿司をテイクアウトして列車で効き酒セット楽しむ。味が馴染む2日目が美味しいという事なので昨日製造したものをわざわざ分けて頂く。

杉の木箱に入った寿司は鯖の塩気と香りが強くその後で酢飯の酸味と砂糖の甘味が追いかけてきて咥内でそれらが混ざりあって一体となる。いろいろなところの柿の葉寿司をよく頂くがこちらのものはワンランク突き抜けた美味しさがあるように感じる。

青のシンフォニーという列車に始めて乗車。特急料金に+200円で乗れるらしい。

サロンカーもついていてこだわりのスイーツやお酒のアテもいろいろあって楽しむ事が出来ました。

柿の葉寿司と効き酒セットの組み合わせは無敵だな・・・


カテゴリー 奈良県 |