2022年06月

タツヒロ  6月

休みの日は能勢に最近マイブームのソロキャンプに行く。その道中にある表記の店を5月に続き再訪。前回はパスタがかなり美味しかったので今回はその際に気になっていた「能勢カレー」を食しに行く。店の目印はイタリアの国旗なんだけどファザードは以前のお店「純喫茶リョウ」の看板がそのまま掛かる。お店はテラス席もあって駐車場も3台分ある。

シェフは辻調理師学校の西洋料理の先生をされておられ数年前に箕面の店舗から移転されたとのこと。ランチメニューは地元の食材を使ったパスタとクリスピーなローマ風のピザがメイン。シェフのワンオペなので混んでる時は提供時間が遅いのでモバイルや小説を持参することをお勧めする。

お勧めの「能勢カレー」の能書きが店内に掲示。

能勢の秋鹿酒造の酒粕に鶏肉を漬け込んでカレースパイスを合わせたカレーが着皿。チキンカレーベースに酒粕と山椒が効いている独特な味わい。全体的には優しくマイルドでとても美味しくいただいた。

食後はフォンダンショコラとコーヒー。バニラアイスも美味しくて一気にいただいてしまう。ごちそうさまでした。。

前回のタツヒロはこちら

大阪府豊能郡能勢町栗栖 35
金曜日定休


カテゴリー イタリアン, 能勢郡 |

米増 6月

大阪福島の表記の店で友人と会食。ここ数年、毎月ずっと定期訪問する和食店の一つで通常予約は1年先以上という予約困難店。場所はJR福島駅から徒歩8分、本湖月等で修行されたご主人の丁寧な茶味溢れる正攻法の料理とご主人夫婦をはじめとするスタッフさんの温かいホスピタリティにいつも大満足する。午後からと夕方からの2回転の営業。カウンター8席のみで料理はコース18000円(税・サ別)〜一斉スタート。価格は季節や使う食材で高くなることもある。

装飾を配した綺麗なカウンターではご主人が刺身を切って盛り付ける作業をされる。この日は床に紫陽花が生けられる。

料理写真はNGなのでこの日の献立のみ忘備録として記す。

・座付は和歌山県南部の南高梅の蜜煮。京都の茅の輪くぐりを模したガラスの器に薄く削った氷と一緒に盛り付けられる。穢れが清まりそうな初夏らしい一品。
・続いては柔らかく煮込んだ兵庫県林崎町の蛸を庖丁したものを羽曳野産の無花果と糸南京と一緒に盛り付けたもの。振り柚子と酢ゼリーが掛かる涼しげな逸品。
・煮物椀は柳の新芽の模様の蒔絵の入ったお椀に垂水で獲れた大きなアコウの切り身に白芋茎が添えられる。
・刺身の一品目は兵庫県二見産のアブラメを小さな骨を抜きながら2枚に引いて皮目を炙ったもの。あしらえは鷹ヶ峰の瑞々しい新玉ねぎ。
・2品目は塩釜産の本鮪のヅケ。赤身とトロの合わせ技(私は赤身魚が苦手なので蒸し鮑に変更いただく)
・鷹ヶ峰の茄子とレアに火入れした車海老。しんみりとした味付けはお見事。
・琵琶湖の鮎と島根県高津川の鮎の食べ比べ。高津川の鮎の美味しさにびっくり。
・甘さで有名な山梨県鳴沢村の玉蜀黍のかき揚げ。豆皿には鮮烈な味の鮒寿し。
・熱々の銘々の小鍋で供されるスッポン鍋。岡山県笹ヶ瀬村の天然物を使用。
・食事は淡路島の鱧を焼いてご飯に混ぜたもの。
・水菓子は高知県宿毛産の小夏で口に入れると爆発する仕掛けにびっくり。
・甘味は笹に包んだ練りたての本わらび粉を使った蕨餅。薄茶とともに供される。

美濃の滝川恵美子さんという陶芸作家の志野の向付皿。桃山時代の器を模して志野や織部を作られるんだけどサイズ感がとてもいい感じで何度も見直す。

2種類の鮎をカウンターの前で時間をかけて焼き上げる。窓から入る夕暮れの灯りと日本酒と鮎の香りがなんとも言えない風情を感じさせる。

この日も料理に合った日本酒を数種類いただきました。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16


カテゴリー 福島, 和食 |

らーめんstyle JUNK STORY 本店

谷町9丁目駅近くにある表記の有名ラーメン店をジムの後でランチタイムに訪問。千日前通り沿いにお店は位置する。コインパーキングに車を停める。店の入り口はビニールシートでカウンターのみの店内はかなり狭い。色々なメニューがあるけどスタッフさんお勧めの「塩つけ麺1000円」を所望する。

細麺と平打ち麺を選ぶことができるのでこれもスタッフさんお勧めの平打ち麺にする。

しばらくして着丼。平打ち中太でストレートの麺線は綺麗に整えられていて丁寧に折り重ねたかなり美しい仕上がり。これだけで美味しいことが予想される。最初に麺だけいただくとしっかりとしたコシがありモッチリしなやかで喉越しも良く噛むと小麦の味がしっかりと感じられるタイプ。

オイリーで熱々のつけダレは鶏ベースに魚介(ハマグリ)を加えたもので中にメンマ・あられ・三つ葉・ネギが入る。見た目通りクリアでマイルドでスッキリした味わい。麺の上の3種類のチャーシューはどれも低温調理されたもの(と思われる)

燻煙をかけた鶏胸肉はとても香ばしく、レア仕上げのモモ部分はとてもジューシー、豚肩ロースも肉感がとても強い。別皿の塩XO醤を入れると味がさらに深くなる。ラーメンも時代を経てどんどん進化していることを学ぶいいお店です。

大阪市中央区高津1-2-11


カテゴリー 谷町九丁目/上本町, 麺料理 |