カテゴリー:日本酒
ジャンルで絞り込む

北新地 ふか *北新地の高級餃子専門店【大阪市 梅田・JR大阪】

表記の店を友人4人で訪問。北新地の堂島中通にある古いビルの地下1階に位置する。

入り口に店名の看板は無くて丸太と包丁のオブジェが目印。店内は厨房を取り囲む楕円形のカウンター8席のみの比較的こじんまりとした空間。かなりスタイリッシュでデザインされた大人な空間。完全予約制で一斉スタート。メニューは15000円の餃子のコースのみ(ペアリング8800円)

コースの扉は鰹と昆布の一番出汁から。黒口浜天然真昆布と温泉水を使用。枕崎本枯節を3秒だけくぐらせる。濃いめだけど雑味のない綺麗な味わい。

・菜餃(剣先イカ・オクラ・長芋・コリンキー) アラン・ベルナール プルミエ・クリュ
皮は薄くカットし、水分を抜いたネバリスター(長芋)。餡は寝かせた剣先イカ・コリンキー・ミニオクラ・花穂紫蘇。タレはXO醤の香味油・鲇醤油・ブランデー。

・焼餃子 大徳寺納豆酢醤油と共に アルマネグラ オレンジワイン
富士牧場のマンガリッツァ豚の腕肉とバラ肉を使った焼餃子。ソースは大徳寺納豆酢醤油。肉は包丁のみでカット。切り方を5通りに変えて食感と味の組み合わせを探求。

・揚餃(天草牡蠣) ドメーヌ・グラン コート・デュ・ジュラ ヴァン・ジョーヌ
天草の牡蠣はシルキーで雑味のない味わいで香りがとてもいい。パイのような食感で火入れが絶妙なり。

・浮餃(どんちっち鰺・トマト・水茄子・潤菜) 一白水成 純米吟醸 美郷錦 秋
日本料理のような一品。餃子の再構築。優しい酸味が心地いい。鰹出汁と浜田産のドンチッチ鯵と若い無花果を寄せた餃子。

・反餃(縞鯵・春ピーマン・パイン) マヒ・ザ・アリアス・ソーヴィニヨン・ブラン
静岡産の縞鯵を使用。餡を皮、皮を餡にした反転餃子で脂の乗りと旨みのある縞鯵が皮(鮎醤油で下味)で具材はピーチパインと春ピーマン。
ピーチパインの甘味と酸味がワインと相性バッチリ。

・泡餃(キャビア・伊佐木・キタアカリ泡) サミュエル・ビロー シャブリ レ
きたあかりの泡を皮に見立てた物。きたあかりの甘味が生の伊佐木の旨みとキャビアの塩味を包み込む。カカオバターの香りもある。ジャガイモの泡にはびっくりした・・・

・巻餃(太刀魚・山葵・焼海苔) ピヒラー・クルツラー グリューナー・フェルトリーナー
有明海苔で炭火焼太刀魚を巻き込んだ巻餃子。鮎醤油で味の輪郭が見える。
海苔の香ばしさと太刀魚の脂とトマトの香りのする餃子の皮との重なり合いがお見事。

・水餃(発酵白菜・行者にんにく・マンガリツア豚) フィタプレタ ア・ラランジャ・メカニカ オレンジワイン
発酵白菜と行者大蒜、マンガリッツァ豚の水餃子。発酵白菜の酸味と豚の脂身の組み合わせが秀逸。

・水出し雲南紅茶

・瓜肉交餃(伊賀牛サーロイン・発酵メロン・紫雲丹) 十四代 龍の落とし子  純米大吟醸
血統にこだわりを持つ「よねいファーム」の炭火でレアに焼き上げた肉厚な伊賀牛サーロインと発酵メロンと塩水紫雲丹を葉山葵でまとめたもの。
メロン香のする日本酒との相性が素晴らしい。

・湯餃(気仙沼産フカヒレと河内鴨叉焼) 石庫門十二年 紹興酒
スペシャリテの鱶鰭餃子。鱶鰭煮汁上湯と濃厚な河内鴨上湯を合わせたスープ。スープに調味料は入っていないとのこと

・南部鉄釜炊きごはん(コシヒカリ)と自家製XO醤。これぞご飯のお供の完成形。

本日の中国茶と茶菓子小茶会風
マデラ酒の胡桃飴炊き、ナツメ、干し葡萄、干し龍眼など。
デザートも小茶会風になっていてとても贅沢。

総じて餃子のコースというよりもシェフが想像力を活かし、季節食材でさまざまな餃子形態を構築し、餃子の「皮」と「餡」を再定義したイノベーティブ料理のジャンルに入る内容で唯一無二のスタイル。

サービス、内装、ペアリング、メニュー設計も素晴らしく、料理・食材説明は別途封筒に入れて提供など何もかもがトップレストランレベル。

お酒もたくさんいただきました。

食後はいつものバーでジントニック。

大阪市北区堂島浜1-3-22
18:00〜 20:30〜
予約はHPから

ワイン日本酒中華料理大阪市 梅田・JR大阪

高麗橋 桜花 *肥後橋の和食佳店【大阪市 肥後橋】

高麗橋の表記の和食店を訪問。地下鉄四つ橋線の肥後橋駅の6番出口から東に徒歩数分。阪神高速の下ぐらいに位置する。ビル街の中にひっそりと佇む隠れ家のような風情ある外観。

モダンな店内はL字型のカウンター8席と奥にテーブル席が4卓。ご主人と奥様で切り盛り。大阪出身のご主人は素材への拘りが凄く、特に大阪産の食材については一家言あり(大阪食文化研究所を主宰)。今回は11000円(税込)のコースを所望。このクラスの和食店でこの価格設定は貴重。

大阪の地ビールの箕面ビール(箕面ビールの生を取り扱う店はレア)からスタート。飲みごたえがあってかなり美味しい。

最初に前菜の盛り合わせ。鯛の卵と白子を寄せた豆腐と独活の擦り流し。これだけでお店の実力がよくわかる。大阪の碓氷で採れた碓氷豆の煮浸し、柏の葉で包まれたのが締めたサゴシの寿司。北海道産の子持ちの渡り蟹と河内一寸豆の雲丹和え。鳥貝と筍の姫皮の和物。琵琶湖のモロコ甘露煮など。どれも手間暇のかかった仕事が施されていて食べるのが勿体無いくらい。

刺身は伊勢海老の洗い、旬のイサキの炙り、イサキの白子と真子、貝塚の木積の筍、蕨。これらを花木の芽に漬け込んだ山椒醤油、透明の桜醤油、土佐醤油でいただく趣向。日本酒が進みまくって困った・・・・

煮物椀は走りの鱧、大阪産の千両茄子翡翠煮と小メロン、炙ったばちこ、花柚子。出汁の昆布は老舗の土井昆布から仕入れた真昆布を使用。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新鮮な甲烏賊を火入れしてアスパラガスやうるい、花コリー、堺産のパープルらっきょなどの盛り合わせてイカの肝ソースとカラスミ、木の芽、蕗味噌を合わせたものでいただく(痛恨の写真撮り忘れ)

食材は海の物山の物を問わず地元のこだわり生産者さんから仕入れているとのこと。肉料理はツムラ本店の河内鴨のローストに春野菜を添えたもの。

鯛ご飯と伊勢海老の味噌汁でフィニッシュ。素材重視で隙のない力のある料理ばかりでお酒も進みまくりでお腹いっぱいいただきました。

奥様が日本酒に詳しくおススメの日本酒を色々と選んでいただき美味しさが倍増。この価格でこの内容は今の時代に稀有な存在だと思います。

細部に至るまで細やかな気配りがあってお腹も心も大満足。カウンターでご主人から色々なお話を聞かせていただいてとても楽しい時間を過ごすことができた。

過去の記事はこちら

大阪市中央区高麗橋4-5-13
06-6201-0223
営業時間:11:30-14:00 8:00-23:00
定休日:日・祝

日本酒ビール和食大阪市 肥後橋

焼き鳥 光 *南田辺の人気焼き鳥店【大阪市 南田辺】

表記の焼き鳥店を知人に勧められて訪問。JR南田辺駅を北西に徒歩3分の住宅街に位置する。16年前からこの地で営業。夜は故意に明かりが消しているのでとても分かりにくいと思われる。

店内は40代前半のご主人と若い女性で切り盛り。焼き場は網が4段になっていて食材ごとに焼き位置を変えたり食材を休ませたりするのに使用。メニューは全てアラカルト。鶏以外にも鰻や鮎などもあるようでバリエーションが楽しめてとてもいい。食材のこだわりもとても強くてどれもが上質な感じ。

レア焼きにしたふわふわ食感のささみ山葵からスタート。低温調理で火入れして最後に炙ったトロトロの肝はかなり美味しい。フォルムも美しく厚めの皮部分が香ばしいねぎま。旨みたっぷりの鴨ロース。コリコリ食感の弾ける「ずり」と口直しのスナップエンドウ。合わせ醤油でいただくトロトロに柔らかくなった赤茄子、皮目が香ばしくて味噌のコクがたまらない手羽先の味噌漬けでフィニッシュ。

お酒はビールや日本酒、焼酎などをいただいて一人5500円くらいでした。ごちそうさまでした。

大阪市阿倍野区 長池町3-21
17:30-22:00
06-7896-0009
月火定休

大阪市 南田辺日本酒ビールやきとり