MICRADO(ミクラド) 6月

最近一人でのランチや晩御飯でよく立ち寄る自身のオフィスの近くにある表記のお店を仕事帰りに一人で訪問。大阪メトロ北加賀屋駅、南海本線住吉大社駅、阪堺線住吉鳥居前駅から徒歩10分の場所に位置する。姫松橋という橋の北詰当たりが目印。界隈に多数のコインパーキングあり。

ファザードならびに内観とも小さなカフェのような感じでカウンター5席とテーブル席6席のみ。カウンター内の小さな厨房でオーナーシェフのミクさんが驚くくらいの手際の良さと綺麗な仕事でこだわりのある様々なアラカルトメニューを作り出す。

壁に手書きで書かれたメニューはかなり独創的で何を注文しても安くて美味しい。

おすすめのピノ・シャルドネのイタリアンスパークリングが思いの外に味が深くて重く、美味しいことにびっくり。

この日はこのスパークリングとともにお任せで作っていただく。最初は契約農家さんから直送している新玉ねぎの冷製ポタージュスープ。塩味は控えめで透き通るような味わい。緑の部分はエンドウ豆を裏ごして作ったもので良いアクセントになっている。

前菜は定番の中東料理の「ファラフェル」個人的にはこんなエスニックな料理が大好き。ゆでたひよこ豆に「タヒニ」と呼ばれる練りごまのような調味料、オリーブオイル、にんにく、レモン汁、塩などを加えてペースト状にしたもの。そのままで食べても美味しいんだけどジャガイモを練り込んだ自家製のフォカッチャと一緒にいただくとお酒がすすみまくる。

ファラフェルの上にはヒヨコ豆を潰してコロッケ状にした「フヌス」や紅芯大根のピクルス、島らっきょなどが添えられる。

メインディッシュはあか牛のランプ肉や鹿のロース肉などもあったけどサーモンのグリルを所望する。これも注文してからあっという間に供される。。ふわふわに火入れされた身とカリカリに焼いた皮の対比が素晴らしい。ソースは塩レモンのクリームソース。玉ねぎの甘みとレモンの酸味が心地いい。。あしらえには珍しい赤軸ほうれん草が添えられる。

店主のミクさんと話をしていると料理をされて16年目になると言っておられた。目の前でオレンジを剥くスピードに圧倒される。綺麗な印象とは裏腹に実は凄腕です・・・

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大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286


カテゴリー 北加賀屋, 住吉大社, イタリアン, カフェ, レストラン |