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懐石料理徳 住之江本店 6月

お世話になる奉仕団体の方々と一緒に私どものお店の料理を相伴させていただく。この日は5000円の夜のコースとのこと。

2015-06-19 18.33.45

先付けはバチ型にカットされた卵豆腐と白芋茎に和歌山産の鱧。丁寧に骨切りされた鱧は普通に美味しい。

2015-06-19 18.33.52

この日は西條酒造の天野酒ラインアップを飲み比べ。

2015-06-19 18.43.51

お造りは剣先烏賊に今が旬のエゾバフン雲丹の海水漬けをしたものを載せたもの。ミョウバンを使用していないのでウニの甘さが際立つ。

2015-06-19 18.48.24

二つ目の造りは縞鯵と石鯛。どちらも鮮度がかなりよく味わい深い。特製の土佐醤油で頂くと日本酒がとても進む。

2015-06-19 19.06.28

椀盛は木耳と活伊勢エビのはいった糝薯。ふわふわして軽くてかなり美味しい。鶴菜と蓴菜と素麺を添える。出汁は直前に鰹節を削るのがこだわり。

2015-06-19 19.20.39

八寸は鯵とアスパラガスを三杯酢で和えたもの。冬瓜の海老餡掛け。穴子小袖寿司、さつま芋檸檬煮、明石蛸柔らか煮、蓮根小倉煮黄味酢添え、チーズ豆腐。どれもしっかりと手をかけてつくられているのでかなり美味しい。

2015-06-19 19.53.33

名物の但馬牛を使ったローストビーフ。丁寧にした処理をして醤油をベースにしたタレに1日漬け込みマリネをして超低温で真空調理する。そのままでも美味しいが軽く酸味を利かせたソースと合わせる。ウチヒラと言うもも肉を使っているのであっさりしていながらも舌の上で甘い脂が溶ける感じがあり多くの方が美味しいと言っておられた。

2015-06-19 20.04.35

留肴として天然仕立ての鮎を各パーツにわけていろいろな調理法で味わっていただく趣向。骨や頭はカリカリに唐揚げにしていただく。生のベビーコーンを焼いたものや酢蓮根がいい仕事をする。

2015-06-19 20.16.28

〆は玉蜀黍ご飯。新鮮な玉蜀黍を使って土鍋で炊き上げる。甘味は自家製の最中。5000円以上の価値は充分と確信。

http://www.nori-kaiseki.jp


カテゴリー 北加賀屋, 住之江, 和食 |

カラーズ

フェスティバルホールで友人とオペラ鑑賞したあと北新地の硯楽通りにある表記の店を訪問する。こちらのお店は昼に提供されるふわふわのオムライスがとても有名。

2015-05-30 18.05.00

お店は1階のカウンター席と2階の個室に別れていて入口も別々。新地本通りからの入口は1階カウンター席のみで2階の個室には路地から入るようになっている。
北新地にすれば比較的リーズナブルにアラカルトで本格的なものを気軽に頂けるのでとても使い勝手のいいお店。ちょっとハイカラな高級フレンチ居酒屋って感じかな。

2015-05-30 20.18.06

最初はグラスシャンパンを飲みながら前菜を頂く。

2015-05-30 20.27.54

生ハムやキャビアや雲丹のコンソメゼリーや金山寺味噌と胡瓜みたいなものや鶏の甘酢餡など和のテイストの効いた取り合わせが1500円。

2015-05-30 21.41.51

一寸豆の炭火焼は普通に美味しい。料理のジャンルはフレンチ割烹なのか和風イタリアンなのかよくわかんないけどお箸もあって高齢のお客さんもちらほら。時分時は同伴客でいつも一杯。

2015-05-30 20.17.44

シャルドネを頂きながらオペラ談義をしばし楽しむ。ドメーヌ・ラ・コロンベット シャルドネ 2013は毎日飲みたくなるような樽は効いてるんだけど酸味を押さえた後口のはフルーティーでふくよかでかつ爽やかな感じ。桃や洋梨みたいな香りが印象的。南仏のシャルドネなのでもっと濃いかなと思ったが華やかでエレガント印象。
2015-05-30 20.31.36

ワインに合わせた定番の蟹クリームコロッケ。この店に来たときにはいつも頼むメニュー。

2015-05-30 20.33.06

ずわい蟹たっぷりでとても滑らか。塩分もしっかり入っていてワインがすすみまくる。

2015-05-30 20.35.44

キノコがたっぷり入ったココット蒸し。いろんなキノコが山ほど入っていて食べ応え満点。アヒージョのようだけどこちらは茸を食べる料理となっている。

2015-05-30 21.00.24

イベリコ豚のステーキは柔らかくて脂も甘くてとても美味しい。白ワインでもしっかりしたものだったらいいマリアージュを見せる。ハチノスの煮込みもいつも必須の注文メニューなんだけどこの日はお腹いっぱい。

この店ホントに気軽に洒落た洋食づかいができるので重宝。。店を出たときの満足度が高い。
ワインだけじゃなくて日本酒や焼酎をいただきながらお箸でフレンチの香りのする洋食というのは希有な存在

価格は北新地の香りがしないのが嬉しい。。そのまま路地奥にある酎ハイ専門店「硯楽檸檬」に流れ込む。

大阪市北区曽根崎新地1-6-7
06-6345-5669


カテゴリー 梅田/JR大阪, バル, フレンチ |

鶴と亀

北新地から御堂筋を渡って老松通りのラブホの横の路地を入ると情緒豊かな昭和チックな店が何件かあり(どの店もとても素敵)その一番奥に最近出来た現在話題殺到中の寿司店。

この店は心斎橋の大人気居酒屋ニコグループの4店目のお店。少し時間があったので北新地の硯見通りの立ち飲み生酎ハイ店の「檸檬」で一休み。友人と採用の話や四方山を語る。。この店の最近の私のお気に入りのキウイの生酎ハイ。。果肉たっぷりで身体に良さそう。。。

そのあと噂の寿司を求めて西天満へ。お店は小ぢんまりとしていて和の可愛らしさもあってかなりいい空気感を醸し出している。L字のカウンターに9席のみ。
一般的な寿司屋に有るガラスのネタケースはなく木箱に入った本格派。

スーパードライで乾杯。。。グラスはうすはり。。。

能登のモズクと北海道のホタテと長芋。。スッキリとした酸味を感じながらつるりぬるりを愉しむ。

お造り盛り合わせ。。すべて一手間かけた仕事をしている。大葉の奥に隠れているのが寒ブリの黄身しょうゆ漬け。かなり美味しい。。蕩ける。甘口の日本酒をいただく。。その横が天然子持ち昆布に甘エビの塩麹漬け。煮鮑に剣烏賊の塩辛、クラゲの和え物。。。お酒がすすみまくる。。。

握りの最初はマアジ。。。関東産(房総半島)と言っていた。赤酢仕込みのシャリはネタといい一体感があるシャリの炊き具合がとても良く舌触りにパサつきも無く滑らかで、歯応え・解れも芳しい。
すべてネタに煮きり醤油を塗ったり味付してくれるためそのままでいただけるのも嬉しい。

振りゆずと塩でいただくコチ。。。旨味も充分乗っていて美味しい。

天然ヒラメ。。。普通に美味しい。。。

サシの入り方からして養殖(畜養)であろう。奄美の本まぐろ。。私は食すことが出来ずパスする。。

酢の酸味を尖らさずマイルドに仕上がった真鯖。。旨味が存分に引き出されかなりレアの状態での仕上がり。。

ここで焼き物登場。。琵琶湖の子持ち小鮎の塩焼きらしい。。。生まれてはじめて頂く。。もちろん頭からガブリとかぶりつく。。。日本酒をさっぱりとした別の純米酒に変えていただく。山形の茶豆と青森産の亀の手。。亀の手は磯で獲れる貝の一種。和歌山の友人にいただいて食したことがある。実にいい酒の肴である。。

煮ハマグリも火入れの加減が素晴らしい。。江戸前のようにしっかり火入れしていないのがポイント。

真鯛の握り。。この時期はまさに旬真っ盛り。。もちろん天然。

スダチの汁と皮で旨みを引き立てた剣先イカ。切れ込みがあるので食べやすさと美味しさが増す。ゆっくりとした握り方なんだけどまあ丁寧。。ご主人は30代か。。。かなり若い。。

鰻の白焼きはおくどさんで蒸し上げて握るとホクホクして皮の脂もしっとりして焼いたものとはまた違った味わい。

締めは梅酢沢庵とかつおと胡麻と大葉を入れた手巻き寿司。赤味噌汁もついてお腹いっぱい。。。

すべてコースになっていて酢のもの、お造り、焼きもの、と握りで3500円!このクオリティーでは驚愕のコストパフォーマンス。席数が少ないので近い将来予約の取れない店になることは必至。。食べたりない方は追加も出来る。。。お酒を入れて一人4500円でした。。。ごちそうさまでした・・・

大阪市北区西天満4-12-17

TEL:06-6365-8500
OPEN:17:00~24:00
CLOSE:日

寿司処 鶴と亀寿司 / 大江橋駅東梅田駅なにわ橋駅


カテゴリー 梅田/JR大阪, 西天満, 淀屋橋, 寿司 |