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タヴェルナ ソライア

連休はどこもいかずに毎日普通に出社して普段できない書類の整理などをする。11月のマラソンシーズンに向けて今月からトレーニング再開。夜に長居公園を12キロ走って西田辺の銭湯で汗を流してロビーで生ビール300円を一気して駅周辺をぶらぶらしているといい感じのイタリアン発見。

西田辺駅から徒歩1分、シャープ本社の道路をわたって正面。立地は最高。。。

店内はこじんまりしたイタリア食堂って感じだがいいものを食せることは表のメニューを一目見て理解する。。ワインとアラカルトの店と言うことらしい。4人がけテーブルが2つに、2人がけが2つ。客席よりも厨房の方が広いと言うのも面白い。

シェフとサービスの方2人でされておられる。グラスのワインを所望すると三本くらい持ってこられてそれぞれテイストの違いを説明いただく。かなり良心的。

コペルトということか突き出しにグリッシーニと生ハムメロン登場。これ無料かないくらかなと考えながら食す。生ハムもメロンもかなりおいしかったがこの店には不要と感じた。

最初はイタリア産のシャルドネ600円。いい線行ってるけど内容と比較すれば少し高いかなと感じる。食事は蛤のパン粉焼き480円。よくありがちな料理だけど蛤の火入れが完璧。蛤以外に小さなたこやイカも入ってた。こんな小さなことがとってもうれしい。

貝の上に乗っている赤いのはトマトクリームソース。全体の味を引き締めいいアクセントになっている。

煮込みツブ貝と色々魚介の香草ガーリックバター ココット焼き680円もおすすめ料理。ありがちなツブ貝が全く固くならなくてとてもいい食感。付け合わせのパンもハード系じゃないのでとってもたべやすい。白ワインお替わりする。

メインはサービス君が絶対おすすめと言っていたハンガリーの国宝マンガリッツア豚の香草パン粉焼き980円。一度スープで煮込まれていてナイフを入れるとほろほろ崩れて口に入れるとふわっと溶け出す。

ソースはマデラ酒を煮詰めたものとマヨネーズにマスタードを加えたものといっていただまるでフレンチの手法なのでこれどうよ、と聞くとこの店のシェフが帝塚山の名店「ビストロエピス」の奥野シェフと同級生で一緒の勉強会をしていると言っておられなるほどと納得。。

それだけ奥野シェフのソースの味がしっかりと私の舌にインプットされていると言うことなのかと得心する。肉の下に敷かれた米はカレーの味がした。食堂の仕事じゃないなと感心する。リストランテ仕様の料理がどんどん出てくるのに驚く。赤の渋くないグラスワインと合わせるとどんどん食が進む。

その他にも下記のアラカルト料理が並ぶ。めちゃくちゃ安くはないけどそこらのイタリアンバルとかに比べたらクオリティーが2ランクくらい異なる。この日の会計は4300円なり。少し使いすぎたと反省しながら帰る。

・本日のオードヴル盛り合わせ 1200円

・煮込みツブ貝と色々魚介の香草ガーリックバター ココット焼き 680円

・自家製国産牛肩ロースのローストビーフ サラダ添え 700円

・自家製スモークサーモンのミ・キュイ仕立て イクラ添え 650円

・仏産ウズラのファルシー(フォアグラライス詰め) 820円

・スペイン産イベリコ豚(べじょーた)のグリル 980円

・黒毛和牛のタリアータ仕立て(タタキ風) 1350円

・ピッツァ マルゲリータ 950円

・ピッツァ カプレーゼ 1100円

・太陽のピッツァ 1180円

・ピッツァ アッチューゲ 1050円

・イカ墨のリゾット 1400円

・オホーツク海産 生ウニとアサツキのリングイーネ 1500円

・挽き肉といろいろ野菜のスパゲッティーニ バルミジャーノ風味 1250円

・茄子のトマトソース パルマ産生ハム添え スパゲッティーニ 1250円

・カルボナーラ風 スパゲッティ 1250円

・ペンネ ゴルゴンゾーラソース 1400円

・スモークサーモンのクリームソース リングイーネ 1300円

・フレッシュトマトとモッツァレラ、バジルのマルゲリータ風ピッツァサンド 650円

・自家製スモークサーモンと焼チーズ、色々野菜のピッツァサンド 740円

・パルマ産生ハムとハム、4種のチーズのピッツァサンド 760円

・自家製スモークサーモンと特製クリームチーズソースのピッツァサンド 740円

・自家製国産牛のローストビーフとハムのフォカッチャサンド 780円

・海老カツとタルタルソースのフォカッチャサンド 720円

(以上お店のフライヤーより)
みんなでわいわいもいいしこじんまりワインを飲むのにもいいと思う。
大阪市阿倍野区西田辺町1-2-7
06-6608-8677 日曜休み

カテゴリー 西田辺, イタリアン |

乳のみ子羊を食べつくす会

本日はこのブログでもご案内させていただいた乳のみ子羊を食べつくす会を帝塚山のビストロエピスで開催させていただいた。。ソーミュールの熟成36カ月という深い味わいのシャンパンでまず乾杯。 アニョー・ド・レ(乳飲み子羊)は生後3ヶ月ぐらいの乳飲み子羊。 本日入荷は生後45日釧路産らしい。まだ羊乳以外のえさを食べていないのでその肉は癖が無く超柔らか。. フランス人は「アニョー」(子羊)が肉の中で最も上品だという。フランスではポピュラーな食材でこの時期どこのレストランでも普通に出てきた記憶がある。   最初の料理はセルビルのポシェでわずかな子羊の脳漿をピクルスやエシャロットの入ったブラウンソースでいただく。オリーブオイルやビネガーがベースであろう。参加者全員恐る恐るいただいていた。魚臭くない臭くないフグの白子って感じやね。。 epis1.JPG 続いては乳のみ子羊のレバーを使ったパテでいちじくとクミンをしっかり効かせたもの。最初は軽い口あたりじんわりとレバーの香りが咥内に立ち込める。。子羊なのにすごいパワーを持つ。。クミンやいちじくが入っていなければさらに強烈なものになっていたであろう。ここでお店が用意していただいていたポーツルロームの白をいただく。ヤギが歩き回るという意味らしい。薄い黄金色で甘い香りとフレッシュな酸味はさすがソムリエの資格も持つシェフならではのチョイス。 epis2.JPG そのあとトリップ(胃袋)を使ったトマト煮込みにフラジオレ(豆)と春野菜が添えたものをいただく。 結構好みで一気に食べてしまい写真を撮り忘れる。。 ここで赤ワイン一発目はお店が用意していただいたカオールの赤。色合いは深く黒ワインといわれるほどで乳のみ子羊に合わす教科書の様なワイン。ブラックベリーの香り。余韻もしっかり残りかなりふくよかな印象。 そのあとでてきたのはキャレ(背肉)のロティートマトのファルシ添えでこれぞ乳のみ子羊って感じの一品。甘くて癖もなくひたすら柔らかでほんのりとミルクの香りがする骨と骨の間の肉もぷるぷるして秀逸。生を受けたばかりの幼き命を食していいのかと罪深さを感じながら骨にしゃぶりつく。トマトの中身はミンチにしたハンバーグ。。ナイフを入れると肉汁満載。。えらいことになる。。。。 episu3.JPG ここで2発目の赤ワインは持ち込みのメルロ―100%のプピーユ。18か月熟成でシャトーペトリュスに匹敵と競い合ったといわれるワイン登場。。腎臓、心臓、舌、ハラミ、肺のマスタードクリームソースでロングのマカロニ添え。。。 希少部分を12名の参加者みんなで少しづつ分け合っていただく。コリコリしてたりふわふわしてたり食感もいろいろで実に楽しい。そして美味しい。。 episu4.JPG バロンのロティーのドフィノワ(じゃがいもグラタン)添えは肉質は繊細。しっかり焼かれたお尻の肉はもっちりしてぷりぷりで超柔らか。周りの脂は軽やかなゼラチン状態。噛めば噛むほど旨み凝縮。。。これぞ乳のみ子羊の醍醐味 ワインはサンピエール99年。メドック格付け4級の名品。。やはり全然違うという印象。口当たりは柔らかくベリーの風味と甘いタンニンが実に上質な感じがする酸は弱くトロトロと喉に入っていく。。 ボルドーのこの繊細な風味はマルゴーと比べても遜色なし。。 49191065_1016325464s.jpg 3時間の食事会でした。。。 奥野シェフありがとうございました。。。


カテゴリー 帝塚山, フレンチ |

【乳のみ子羊を食べつくす会の御案内】

なかなか普段食することができない食材を食したりや「一度食べてみたいけど値段がねえ・・」といったことから始まった、こだわりの食材やお酒をワイワイガヤガヤとお店を貸し切って食べて飲みまくろうという店主ののりちゃん主催の会です。 コストパフォーマンスを何よりも重視しますのでご満足いただけるものと思っています。 前回は岸里にある山女庵で鹿のあばら骨のボイルやステーキ、雌の猪の鍋をこだわりのワインと天野酒の限定大吟醸と一緒に食べ飲みまくりました。 参加者全員大喜びでした。 前回の内容はこちら 今回はこの時期だけ流通する乳のみ子羊をいただきます。乳のみ子羊(アニョー・ド・レ)は生まれて6カ月までの草を食べていない子羊で肉は火を入れてもピンク色で柔らかくミルクの香りととろけるようなゼラチン質の脂とその甘みがうっとりするような味です。羊臭さは全くありません。過去にロブションでいただいたときにそのコース料理だけで3万くらいした記憶があります。今回は国産の北海道の予定ですが。。詳細は未定です。もちろん希少なものですので食材だけでそれなりの値段がします。 kohituji.JPG この乳のみ子羊を私が敬愛する下町のフレンチの鬼才であるビストロエピスの奥野能成シェフがさまざまな料理に仕立て上げていただくという趣向です。利益ほとんどなしで今回の会の為にええ仕事をしていただけると聞いています。 最近のビストロエピスの料理はこちらです。 その1 その2 その3 日時:5月13日(木)18:00スタート 場所:ビストロエピス     大阪市住吉区帝塚山1-3-36カーサ帝塚山B1     阪堺線姫松駅徒歩2分     06-6675-0211     会費12000円(ワイン等飲み物込み) 繊細なボルドーのワインを持ち込む予定ですので普段の会費より若干高くなっています。 参加御希望の方はinfo@nori-net.jp 店主のりちゃんまで。。 *全然気を張らない会ですので勝手に飲んで勝手に食べます。食べることが好きな方であれば単独参加も大歓迎です。


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