晃市 *大正の老舗洋風レストラン【大阪市 大正】

大正にある表記のレストランを久しぶりに訪問。創業38年の大正区を代表する繁盛多国籍レストラン。35年前くらいによく通った記憶がある。大正駅から徒歩20分でバスの利用が便利。

店内はカウンター8席、8人掛けテーブル1卓。本年65歳になるご主人ともう一人の男性で切り盛り。懐かしい昔話を色々しながら料理を出していただく。

開店当初から仕入れは木津市場と鶴橋の市場でいいものだけを購入。食材と味へのこだわりは当時から強烈なこだわりの記憶がある。当然のことながら客筋もよく遠方からタクシーで来る客ばかり。

黒板には本日のこだわりメニューが90種類くらいずらりと並ぶ。選んでられないのでほとんどの客が店主にお任せするという。

こちらのお店の特徴は洋食だけど新鮮な刺身があること。この日も塩釜産の本鮪、てっさ、すさみの鰹、サゴシ、締鯵、伝助穴子などが揃えられる。

最初はビールと渡り蟹のジュレ1000円(写真忘れ)をいただく。

続いて名残の桃とモッツアレラ1500円。シンプルな料理だけどとても美味しい。オリーブオイルは創業時から最高のものを取り寄せて使用しているとのこと。

名物の蛸のニンニクオイル焼き1200円。35年前からアヒージョという料理が一般的でなかった時から提供されていた料理。オリーブオイルの醤油だれのようなものが入ったオリジナルソース。甘くて辛くてコクがある。微かな酸味はバルサミコではなくワインビネガーの香り。残ったオイルは持ち帰って焼き飯などに使われる客が多いらしい。

メキシカンサラダ2000円には焼き込んだ牛バラ肉が添えられる。本来は羊肉らしい。昔から料理を提供しながらもガッツリ話しかけてくる個性の強いオーナーに懐かしさを感じる。。

たらの白子の香味焼き1500円は火入れした白子にポートワインと蜂蜜をオリーブオイルであわせたソースでいただく。このソースは開業以来継ぎ足して作っているので独特の深みがある。38年間途切れたことがないと言っておられた。

そのほかの38年間継ぎ足しのソースを味見させてくれる。どれも真っ黒で年季が入りまくっている。

北海道産の牡蠣のフライ900円。。細かいパン粉が特徴・・・・

伝助穴子と松茸の土鍋蒸し2000円はポン酢でいただく。大きな土鍋で豪快に提供。

豚の生姜焼き1800円も安定の美味しさ。豚肉は厚切りだけどひたすら柔らかい・・・・

締めは渡り蟹のリゾットを所望。これでもかというぐらい蟹の身が入る。オーナーおすすめのまかないピラフは具材が32種類とのこと・・・・次回の楽しみにする。

コーヒではなく鉄球を入れて鉄分を出したお茶でフィニッシュ。これは初めていただいた。。

過去の晃市はこちら

大阪市大正区泉尾3-3-1
06-6553-3337
営業時間 17:00-24:00
定休日 水曜

大阪市 大正 イタリアンバルフレンチ