料理ジャンル

OYSTER BAR by C:Grill (コンラッド大阪)

大阪コンラッドホテル内にある表記のレストランを友人と訪問。ホテル40階の「C:Grill」というグリル料理レストランの一角のカウンター席をポップアップで今の時期だけ牡蠣料理を提供するオイスターバーとして営業。

席数が限られているため現在は予約が困難と聞いていたがHPから割と簡単にできた。1年前は同じ場所でロブスターバーと称し、たくさんのロブスターをいただいた記憶がある。

こちらのウリは特別な処理をされたウイルスフリーの牡蠣を提供とのこと。日本のホテルで生牡蠣がいただけるのは珍しい。
メニューは殻付きの生牡蠣をベースに、焼いて調理したものやスモークした牡蠣の入ったサラダ、ビスクスープやフライにしたもの、牡蠣バーガーやリゾット、アヒージョなど。

メニューには生牡蠣が入ったドリンクカクテルなどもありサンフランシスコのオイスターバーに来たようなメニュー構成。カウンターには海をイメージしたかっこいいパネルが貼られていて雰囲気もいい。

この日はソムリエさんにお任せで本日の料理にぴったりのイタリアの白ワインを所望する。

最初に殻付き牡蠣3600円/6個をいただく。北海道松島産と広島産の大きなサイズの物を使用。注文が入ってから殻を剥いて盛り付ける。それぞれの産地の味の異なりも面白い。瀬戸内産のレモンを絞っていただいたりホースラディッシュ、サルサソース、ビネガーなどで味変も楽しむことができる。

生牡蠣のドレス添え2100円は生牡蠣を現代的にアレンジしたもの。一つ目は紅芯大根・昆布オイル・ロングペッパーを添えた旨み増幅タイプ。2つ目はフィンガーライム・ピンクペッパーミニョネットの酸っぱい系タイプ。3つ目はいくら・ホースラディッシュ・淡路島レモンのコンビネーションタイプ。どれも美味しくいただいた。

続いての焼き牡蠣セット2500円はクリーミーにマッシュされたほうれん草・コンラッドサワードウ・パルメサンチーズを乗せたものの味の深さにびっくり。日本では焼き牡蠣にこのような味付けをするカルチャーはない。アメリカ人シェフの歓声に脱帽。続いて越前紅ズワイガニの身・京都平飼い玉子の裏後したもの、スモーキーベーコン・トマトソースを乗せて焼き上げたものが供される。このパンチのある料理だけフランス産のピノノワールをグラスでいただいて合わせる。

メリーランド風越前紅ズワイのクラブケーキ2800円はズワイガニの身が入ったハンバーグのようなもの。メリーランドは行ったことないけどクラブケーキ発祥の地らしい。

ロブスター薪焼きディル風味のチミチュリ6300円。チミチュリはメキシコやアルゼンチン等南米のソース。ビネガー、ハーブ、ガーリック、唐辛子などが入っている感じだけどそこまで辛くはない。味噌がたっぷり入った太平洋産のロブスターも身がぷりぷりでソースと絡めて食べるとかなり美味しい。

このあたりでお腹いっぱい。サービスも素晴らしくてインドネシアやアメリカ、ネパールなど色々な国のスタッフがフレンドリーに接遇していただける。帰りはこのイベントのためにアメリカから来日したシェフのクリストファーもご挨拶に来ていただいた。

食後は生演奏を聞きながら美味しいカクテルをいただく。ごちそうさまでした。

大阪市北区中之島3-2-4 コンラッド大阪 40F


カテゴリー 肥後橋, その他料理 |

うぶすなの郷

平日の午後に奈良にある表記の宿泊施設内にあるレストランで会食。法隆寺駅からタクシーで5分。第1回の人間国宝に認定された近代陶芸の巨匠と言われる富本憲吉の生家をリノベーションした敷地面積800坪のお屋敷。

館内には自作の青磁や白磁、染め付けのほか、色絵金銀彩など故郷の風景や草花をモチーフにしたデザインの作品が飾られる。

建物は大和川北岸では典型的な環濠屋敷で、屋敷の周囲には濠がめぐらされていて金魚が放されている。
今回は多人数で訪問したので22人が入る個室で食事をいただく。ランチは1:00~と 13:00~ の2部制で3日前までの完全予約制とのこと。値段は3,300円(税込)からで予算に合わせていただけるらしい。今回は税込9000円の会席料理をいただく。

座付きは長芋を使った養老豆腐から。トンブリといくら醤油漬け、菊菜を使ったソースが掛けられる。続いての煮物椀はかぶらの摺流し仕立て。椀種は蟹真薯、奈良産の紫色のとうもろこしなどが盛り込まれる。刺身は鯛、鰹、甲烏賊など。

卓上コンロで温める宇陀市の山奥で飼育されている赤牛のブリスケを使った柳川鍋と続く。

八寸は湯掻いた長葱を乗せた鰆味噌漬け、柔らかく炊いた子持ち鮎など。海老あられ揚げ、かき揚げ。食事はじゃこご飯。デザートは豆乳餅にかぼちゃのソースをかけたもの。

ごちそうさまでした。

奈良県生駒郡安堵町東安堵1442
火曜日定休


カテゴリー 奈良県, 和食 |

美曽乃

堺にある表記のうどん店を訪問。JR阪和線堺市駅からベルマージュ堺方面に進み、東雲公園沿いに店は位置する
年季の入った店内は2名掛けのテーブル席が2卓に4名掛けのテーブル席が3卓。ご主人と娘さんと思しき方の2人で切り盛り。

こちらは注文を受けてからうどんを切り始めることで有名。そこから湯掻いて作るので出来上がりまで20分くらいかかる。店の入り口にうどん切り場がある。こちらの名物メニューのすじうどん900円を注文。うどん切り場でトントンと音が聞こえる。

しばらくして着丼。麺の一本ずつが主張するビジュアル。煮込まれた筋肉は赤身が中心でかなり大きい。極太の麺は粘り強くて密度が高い。小麦の香りがしっかり感じら得れて香ばしい。噛みごたえもあって捩れ等の不揃い部分も食感が異なって面白い。

まさに切り立て、茹でたての醍醐味が味わえる一品。人気店なので午前中の訪問がおすすめ。店の周りにコインパーキングあり。

堺市堺区東雲西町1-8-72
072-238-7488
11:30~14:00 18:00~21:00


カテゴリー 堺市, 麺料理 |