2023年04月

ラーメン虎一番

尼崎にあるの表記のラーメン店を訪問。お店は国道2号線と県道42号線の尼宝線が交わる西大島の交差点の南側に位置する。尼崎ではかなり有名な店と聞き及ぶ。かなり年季の入った店舗はキッチン前のカウンター9席とテーブル席1卓。店主の完全ワンオペ。。

メニュー数がたくさんあって数えれば22個くらい。店主の飽くなき探究心の賜物らしい。ラーメンは全てスープの種類が異なるので提供するまで時間がかかることや注文の仕方、餃子の正しい食べ方などが書かれたものが目の前に置かれる。店主が人見知りなので注文は全て小さな紙に書いてテーブルに置いておくというシステム。なんでも用事があれば紙に書いて渡す。水やお酒はセルフでお酒を飲むときは大きな声で報告しなければならないらしい。

ラーメン以外のサイドメニューもたくさんあって常連の方は必ずサイドも注文するらしい。それぞれのラーメンの名前は漢字で書かれてあって一切説明なしで意味不明。隣に座る青年に何を食べればよいかを聞くと丁寧に教えていただいた。

一番人気は「極大河」というものでその次が「鶏白湯」とのこと。今回は極大河の上位版の「琥煌(こうおう)1,300円」を所望する。阪神戦をテレビで見ながら待つこと25分で着丼。

大鍋に麺を入れて平ザルですくってお湯切りする昔ながらのスタイル。ラーメンの種類によって使用する器が全て変わる。平べったい丼にレアに仕上げられた鶏むねチャーシュー2枚、生ハムのような薫香のある豚肩チャーシュー2枚、メンマ、縦切り青ネギのトッピング、味玉子、小松菜などが入る。スープは鶏ガラベースにカツオが効いて、貝風味と塩気と甘さを感じる味わい。柔らかめの中細ストレート麺はツルツルして喉越しがいい。かなりパンチのある面白い店です。

尼崎市大島1-2-3
電話番号:090-6320-6345
営業時間:11:30~14:00、18:30~22:00
定休日:月曜
駐車場は近くのコインパーキングに入れると割引してくれる

 

 


カテゴリー 兵庫県, 麺料理 |

墨や 4月

難波にある表記の寿司店を久しぶりに貸切訪問。大阪メトロ難波駅12番出口から徒歩3分の路地の中にある。大阪では現在もっとも予約が取れない寿司店として有名。このブログの読者様からもよく連絡先や予約方法の問い合わせをいただく。

私もオープンの2017年からのお付き合いで年に数回、貸切で定期訪問しているお気に入りのお店。常連の訪問客が毎回次回の予約を取って帰るので新規客が入る余地がない。年内はすでに満席で2024年の予約は未定とのこと。

住所と電話が未公表なので営業時間中に直接店に来て予約を取りにくる方もいるがほぼ徒労に終わる。店内はL字カウンター6席のみ、女性店主「のりちゃん」のワンオペの17時スタートと20時スタートの2回転制。以前は3000円のコースがあったんだけど現在は泳ぎ烏賊の付いたコース6000円のみ。

最初はよこわのお造りからスタート。マグロが苦手な私にはあん肝・奈良漬に差し替えていただく。丁寧な心遣いに頭が下がる・・・

続いて外の生簀から泳ぎ烏賊を取り出しておもむろに捌く。烏賊の種類は日によって異なる。入荷のないときは伊勢海老などに変わる。この日は剣先烏賊が登場。

透明に透き通った烏賊はとても美しい。身にはしっかりと包丁を入れているのでコリコリの食感だけどとても食べやすい。すだちを絞って墨の入った塩でいただく。

刺身の後はのれそれ(穴子の稚魚)とイカ墨の入ったシャリのミニ丼。太刀魚の塩焼きと火入れした烏賊の醤油漬け。明石の鯛をレアに炊いて梅干しを乗せたもの。鯖棒寿司の磯辺巻き。河豚の龍田揚げ。刺身で残った剣先烏賊の耳と下足を天ぷらと塩焼きにしたものが次々と供される。白ワインと一緒にいただく。

酒を焼酎に切り替えて握り寿司スタート。最初は包丁目を入れまくってふわふわ食感にした烏賊から。イカ墨の入った黒いシャリはとてもまろやか。続いてヒラメ、軽く締めた鯵と続く。タイラギ貝、小肌、カワハギ、烏賊に雲丹を乗せたものなど。どの寿司もネタの切りつけが端正で美味しく供される。

後半は天然の車海老、サヨリ、富山の白海老、本鮪、鉄火巻き、魚のエキスたっぷりの汁物でフィニッシュ。これだけ食べてお酒を飲みまくっても1万円で御釣りが来る会計にびっくり。年に数回訪問するけど何度来ても美味しくて楽しくて気持ちのいい時間を過ごすことができるお店です。訪問は常連の客と相伴しか方法がないのが残念。。

住所・連絡先は非公開


カテゴリー 難波, 寿司 |

焼肉 やっちゃん 4月

京橋の表記の焼肉店を友人と訪問。ここ数年で一番よく利用するお店。JR京橋駅北口から徒歩1分の場所に位置する。

カウンター14席のみの店で建物は古いけど掃除は行き届いていてどこも清潔。開店前は椅子の裏側まで清掃される。こちらのお店はここ数年、暖簾分け制度で大阪、神戸、東京などあっという間に11店舗展開。こちらの京橋本店はコミュニケーション力・おもてなし力が抜群の店主のやっちゃんがお手伝いのリオちゃんとともに現場に入って店を切り盛り。

リピーター率もとても高く、女性客も多いのも特徴。一見の客もやっちゃんのセンスのあるトークでいきなり心を掴まれてしまう。

メニューはかなり絞り込まれていてそれを高いコスパで提供。私も毎回同じものを注文しているけど全く飽きない。1人前がどれもきっちり200gで他店の3倍のハイボリューム。特に脂たっぷりの厚切りタンとハラミの美味しさは特筆もの。肉は全て注文されてからやっちゃんが塊からいちいち切り出す。美味しい焼肉をがっつりとカジュアルに食べたいという欲求をしっかり満たしてくれるお店。

最初に生センマイを所望。ココロ刺しとどちらにしようかいつも迷う。しっかり洗いこまれた生センマイはポン酢で供される。

続いて看板商品の塩タン登場。白くピカピカ光るタン元を厚切りにして隠し包丁を入れ、下味をつけたもの。よく焼いてもレアでも美味しい。厚切りならではの独特のショクシャクした食感とあっさりした脂の旨味は癖になる美味しさ。

かなり新鮮なハラミはビジュアルの美しさも秀逸。圧倒的な柔らかさと適度な脂分と旨味に大満足。こちらは甘口醤油とワサビでいただく。

続いて好物のホルモンミックスの塩焼きを所望。下味をつけたアカセン、ココロ、テッチャンの盛り合わせ。さっと炙って辛さのない韓国産の唐辛子をつけていただく。ハラミのワサビをつけても生センのポン酢の残りをつけても美味しい。

個人的には精肉よりもこちらの方が好みかもしれないし、こればかり永遠に食べ続けられる気がする。

最後はハラミをタレ焼きでいただく。もみだれでしっかりと下味をつけたものを酸味のある醤油だれでいただく。これも唸るくらい美味しい。ロースやツラミもワンランク上の美味しさ。

過去のやっちゃんはこちら

大阪市都島区東野田町3-1-3
090-4279-1864


カテゴリー 京橋, 焼肉 |