料理屋 稲家 4月

北新地の定期訪問する表記の店をミナミの和食店のご主人と訪問。北新地駅11-23出口から徒歩1分、ステーキロンの裏側の北新地プレイスというグルメビルの7階に位置する。三宮のミシュラン店「植むら」で修行をされた向井理そっくりの店主が営むカウンター8席のお店。

場所柄ホステスさんとの同伴食事客が多く18時一斉スタートで20時15分には食事が終了となるようにされている。メニューはおまかせコース 19800円(税・サ別)のみでお酒を入れて支払いはだいたい3万円くらいになる高級店。

座付は軽く炭火で炙った平貝とミル貝。あしらえには春の山菜の芹、こごみ、わさび菜など。柑橘のジュレがかかってさっぱりした口当たり。

煮物椀は大振りの活車海老の入った薄ピンク色の真薯。あしらえはカタクリの葉、神馬草、黄柚子など。

刺身はしっかりと脂が乗った明石の鯛の塩山葵添え。盛り付けはとてもシンプル。

脂ののった太刀魚の南蛮漬けとアスパラガスの白酢かけ。。

小鉢に入ったホタルイカの沖漬けはかなり薄味。日本酒との相性がとてもいい。

銀鱈味噌漬けはふわふわの甘い身が秀逸。魚の味噌漬けって美味しい・・・

「坊主殺し」という海藻と走りの毛蟹。「坊主殺し」は健康にいいので長寿になるので坊主の仕事がなくなる・・・というところから付けられた名前。

北海道産の巨大な帆立貝柱のフライは揚げたてを手渡しで・・・

旬の黒メバルと筍と蕗の炊き合わせ。たっぷりの花山椒が載せられる。

食事は炊きたてのご飯一口から。続いて炭火で焼き上げた桜鱒と若ごぼうの釜炊きご飯。カウンターでさっと作る牛しぐれご飯と続く。

蕗の薹の入ったチーズケーキと琵琶のコンポート。。

今回は小布施のワイン造りと同じ工法で作るお酒と日高見の瓢箪型のものをいただきました。ごちそうさまでした。

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3177

 


カテゴリー 梅田/JR大阪, 和食 |