2020年10月

マサラ庵 Takumi

グルメ友達がお勧めしてくれた奈良の富雄にある隠れ家古民家インド料理店を友人6人で訪問。近鉄難波駅から電車で40分。富雄駅から1.5キロくらい離れた場所に位置する。

昼も夜も完全予約制となっている。

築150年以上の古民家を改造した店内は非常に雰囲気があって広い前栽を渡って店内に入る。これがインド料理とはだれにも分からない外観。
靴を脱いで店内に入るといくつかの部屋ごとにイスとテーブル(座敷ではない)がセットされている。

料理はコース料理のみの完全予約制で価格は以下の通り
・ランチ  2,500円 3,500円
・ディナー 3,000円 4,000円 5,000円

この日は5000円のコースを所望する。。

最初に奈良産の地ビールで乾杯。そのあと自家製豆乳ヨーグルトのラッシーが登場。これで静かに胃を目覚めさせる・・・

インド風の前菜盛り合わせは大きな皿で提供される。生地にスパイスが13種類入ったケークサレとブロッコリーのスパイスソテー。インドの赤レンズ豆のスパイス煮込み。ワカサギのエスカベッシュは普通。スパイスチキンの低温調理したもの。冬瓜の蜂蜜レモン漬け。自家製スパイスロースハムと奈良産野菜のマスタードソース。三輪そうめん山本製パスタと四角豆など。。強烈なスパイス感はないけどどれもが丁寧に作られている。

色々なスパイスが入ってとても複雑な風味の小芋のスープ。中には手長海老の身が入っている。。

熱々の魚介のトマトカレーグラタンには帆立貝が潜んでいる。

魚料理は真鯛のソテーとアサリを使ったインド風アクアパッツァ。これも見た目よりあっさりとした澄んだ味わい。

ピノ・ノワールとシャルドネともに3800円くらいで価格以上の味わい。

メインディッシュはヨーグルトとスパイスに24-36時間程度漬け込んで、最後にタンドールで焼き上げた本格的なタンドール料理。チキン、シュリンプ、マトン、鴨、ヤマトポークなど一つずつお願いして皆でシェアしていただく野菜は奈良県宇陀市のものが使われる。

締めのカレーはこの日は6種類

①朝びき若鶏のゴア風スパイシーカレー「チキンビンダル」
②子羊肉のゴア風スパイシーカレー「ラムビンダル」
③サブジマサラ「季節野菜のカレー」
④朝びき若鶏と淡路玉ねぎのカレー「チキンドピアザ」
⑤エビのココナッツマイルドカレー「ブラウンマラバーリ」
⑥牛頬肉のカレー「ビーフクンビ」

これも全てお願いしてシェアする。

鳥取県のカレー専用バスマティライスとコシヒカリがとても美味しい。小さいナンorチャパティに淡路島玉葱のピクルスが添えられる。どのカレーも癖はなく旨味と様々なスパイスの味わいがとても豊かな印象。

デザートはマンゴープリンなど。とても濃厚で味わい深い。

女将さんの接客もフレンドリーでとても楽しい時間を過ごす事ができた。総じてこちらのお店はインド料理店というよりはインド料理を基調にした創作スパイス料理で辛いものが苦手な人も大丈夫です。大阪から少し遠いのが玉に瑕・・・

奈良県奈良市中町2281
0742-47-160
12:00〜15:00(13:00LO)、18:00〜22:00(20:00LO)
火曜休、不定休あり

まさら庵TAKUMIインドカレー / 富雄駅学園前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 奈良県, カレーライス |

ひろせ 10月

ここ数年、毎月献立が変わるたびに訪問する心斎橋の表記の日本料理店を訪問。ミナミでミシュラン一つ星の「ゆうの」出身のご主人が作る丁寧でしっかりとした食い味のあるコース料理は他店にはない創意と工夫にあふれたもの。

先月から「一休.com」経由で予約をすると色々ポイントがついてかなり安く食事をすることができるようになった。税金とワンドリンク込みで13000円のコースが①今すぐポイント利用で 1,300円割引 ②さらに Go To Eat 一人最大 1,000ポイント ③大阪ミナミ地区限定の「大阪府キャンペーンポイント 」が4,000ポイント これで一人6300円の割引になるのはかなりお得。。

この日もカウンターで店主の手元を見ながらおまかせコースを二階堂のソーダー割り、すだちスライス10枚入りと一緒にいただく。

先付けは渡り蟹の黄身酢掛け。あしらえに巨峰、蓮根、ミズの実(秋田県などでこの時期に渓流な崖で採れる山菜) 蟹の甲羅は酢につけて裏返している、いわゆる和食の「甲羅返し」と呼ばれる技。

続いての油物は無花果と小芋の揚げ出し。

圧巻の刺身盛り合わせはコリコリの食感の「鯛」「うおぜ」「天然ぶり」「鯖きずし」「カマス炙り」「鰆炙り」「鰆なめろう」「八角と生雲丹」の8種盛り。

この時期ならではの土瓶蒸しは信楽の作家もの。中は鯛の身、岩手産松茸、鱧。。

炭火でミディアムに火入れされた鰆はすだち醤油でいただく。あしらえはマコモ茸、島ささげ、菊菜。。

店主のひろせ氏はソムリエの資格も持っているのでワインにも精通。料理にぴったりのグラスワインを進めていただける。

合肴は丹波黒豆の枝豆をスモークしたもの。。銀杏、トリュフオイルで風味付けしたおからなどどれも一仕事加えたお酒が進むもの。

いつも最後に出てくる肉料理。この日は牛頬肉の煮込みをかぼちゃを裏ごした餡でいただく。あしらえは焼き込んだ椎茸、揚げた天然舞茸など。。

食事は新物のいくらご飯。。皮も柔らかくてとても美味しい。

デセールは白胡麻のブランマンジェに柿があしらわれる。

お店はカウンター6席とテーブル席が2つ。カウンター席がオススメ。大阪府のキャンペーンポイントは11月中旬まで。一休予約でレッツゴー!!

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

 


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 和食 |

鯛の鯛 難波店

難波のホテルで会合があったのでその帰りに千日前通りにある表記の店を訪問。平日6時前の早い時間帯だったけどすでに満席。店名の通り魚を中心にした居酒屋なんだけど熟成させたお造りを提供することで有名。

アメリカンなかっこいい内装で若い客にも大人気。今では予約なしでは入店できないくらいとなっている。

刺身は全て塾成魚をリクエスト。7日から8日熟成させたかんぱち、ヒラメ、鯛、クエの4種盛り合わせ。鯛やクエは熟成することでしっかりと旨味がのってかなり美味しい。

ぶりの鮮魚は1299円。。脂が乗りまくりで口の中でジュワッと溶ける。

名物の活タコのレア唐揚げ。。

白蛤の酒蒸し。いわゆるホンビノス貝で南米でよく取れると聞き及ぶ。普通の蛤よりも安価だけど身が少し硬い。

沖縄の三大高級魚のスジアラ(赤ミーバイ)のカマの塩焼き1299円。とても大きくて食べ応え満点。身の弾力もあって旨味も強い。

最後は同伴者が注文した名物のウニとイクラの卵かけご飯1999円。見た目の迫力は強烈。。多くの客が注文すると聞く。最後は熱い出汁をかけていただく。。

珍しい地酒も安価でたくさん揃っています。お腹いっぱいご馳走様でした。。

過去の鯛の鯛 難波店はこちら

大阪市中央区難波4-7-14 難波フロントビルB1
06-6630-7714


カテゴリー 難波, 居酒屋 |