2020年01月

墨や 1月

現在大阪で最も予約が取れないと言われている難波の表記の寿司店を訪問。カウンタあー6席の2回転のみでほとんどの客が帰りに再予約をして帰るので新規客はほぼ訪問できないということになっている。この日も営業時間中に数名の客が予約を取りに来たけど店主の「今は予約取ってません〜」の言葉に肩を落として帰られていく姿が印象に残った・

この日は友人と貸切で6000円の特別コースを所望する。上質の活烏賊の入荷もありとても楽しみにして伺う。

この日入荷の烏賊は大型のハリイカ。ボールの中でキュウウキュウと鳴き声を出しうごめく姿も艶かしい。店主ののりちゃんが素早くさばいて削ぎつくりと平造りの2種の切り方で供される。すだちを絞って炭塩をつけていただくと口いっぱいに烏賊の甘みが広がる。

先付けの鯛の卵の煮物。。焼き魚は鰤の幽庵焼きと烏賊げその醤油漬け。。フグの白子塩焼きは芳醇な味わい。。フグの身と一緒に供される。。活烏賊の刺身で残ったゲソと耳部分は塩焼きと天ぷらであと造りしていただける。

寿司の扉は細かく目を入れた烏賊から。食感も良くて一層甘みが強くなるような気がする。シャリはイカスミを混ぜ込んだもの。続いて天然鯛、コリコリの大きなサヨリ、今井付のコハダ、脂乗りまくりの鰤、生のほっき貝と続く。。

ほっき貝のひもを焼いたもの、甘々の車海老、富山の白えび、脂でズルズルの鯖寿司、車海老の頭の塩焼き、ミニうに丼,、手巻き寿司、穴子の握りでフィニッシュ。。。。

コスパ含めて今回も大満足でした。。普通のコースは驚愕の3000円。。ご馳走様でした。。。

住所連絡先は非公開。。


カテゴリー 難波, 寿司 |

日本料理 一心

瀬田ゴルフに行った帰りに表記の和食店で晩御飯。建部大社にほど近い、高台の住宅街に位置する。客室からは眼下に瀬田の街並と遠くには比良山系まで見渡せる。完全予約制なのでゆっくりと食事を楽しむことができる。

前菜は鰆の味噌漬けといぶりがっこのクリームチーズ挟み、雲丹の軍艦、茶振ナマコ、海老大豆、明太出汁巻、鴨ロースなど。これらだけでお酒をたっぷりいただくことができる。

刺身は皮目を炙った鰆、のどぐろ、平目、トロなど。。

分厚く包丁された河豚。。葛を入れたポン酢で供される。

金目鯛や鶏肉、豚肉などが入った小鍋。摩り下ろしたカブラが入って雪見をしているよう。。身体が一気に温まる。。

近江牛のハラミ肉を使用した味噌漬け焼き。。香ばしくて脂も優しい。。

揚げ物は鱈白子とズワイカニ、大黒しめじなど。。

炙った帆立貝と千枚漬けを酢味噌で和えたもの。

ズワイカニのご飯。。

豪華なデザートの盛り合わせ。。ボリュームもたっぷりでお腹いっぱい胸いっぱいになりました。予約制のお店です。。。

大津市神領3-5-23
電話:077-544-5679

 


カテゴリー 滋賀県, 和食 |

びすとろぽたじえ

地下鉄玉出駅を南港通り沿いに東に50mの標記の店を訪問。こちらのお店は1980年代のボキューズやシャペルが作っていたヌーベルキュージーヌを辻調理師学校の教授を長年勤められたグランシェフの肥田氏が堅実に再現した重量級のオーセンティックな料理を食せる今の大阪では希少なお店。

この日はお任せの6000円コースを所望する。普段はいくつかの料理から好きなものを選ぶことのできるプリフィクスコースとなっている。

コンソメスープからスタート。ブイヨンから数日かけて作り上げた濃厚でかつスッキリしたすんだ味わい。これだけでこちらのお店の力量が伺える。

豚肉のリエットもいくらでも食せる美味しさ。

前菜盛り合わせは根セロリ、人参のラペのオレンジ風味、田舎風パテ、自家製ロースハム無塩バターのせ、サーモンマリネのトマトのソルベ添えなど。。どれも手のかかった街場のフレンチでは食べることのできないものばかり。

舌平目に魚のすり身を詰めたものに菊菜のソース。菊菜のフリットが載せられる。ヒラメの柔らかい身質とすり身の食感のバランスがとてもいい。リヨン風のトラディショナルな魚料理。。

肉料理は合鴨のオレンジソース、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、豚肉のビール煮込みの3種盛り。それもしっかりした深い味わいでカベルネソービニオンとの相性も抜群。ポルチーニの入ったリゾットを揚げたものが添えられる。

圧巻のデザート8種盛りあわせ。おかわり自由で女性はとても嬉しいと思う。お腹いっぱいでずっしりとした満足感。。ご馳走様でした。。

過去のびすとろぽたじえはこちら

大阪市西成区玉出中2-13-31
06-6651-9568

 


カテゴリー 玉出, フレンチ |