びすとろぽたじえ

地下鉄玉出駅を南港通り沿いに東に50mの標記の店を訪問。こちらのお店は1980年代のボキューズやシャペルが作っていたヌーベルキュージーヌを辻調理師学校の教授を長年勤められたグランシェフの肥田氏が堅実に再現した重量級のオーセンティックな料理を食せる今の大阪では希少なお店。

この日はお任せの6000円コースを所望する。普段はいくつかの料理から好きなものを選ぶことのできるプリフィクスコースとなっている。

コンソメスープからスタート。ブイヨンから数日かけて作り上げた濃厚でかつスッキリしたすんだ味わい。これだけでこちらのお店の力量が伺える。

豚肉のリエットもいくらでも食せる美味しさ。

前菜盛り合わせは根セロリ、人参のラペのオレンジ風味、田舎風パテ、自家製ロースハム無塩バターのせ、サーモンマリネのトマトのソルベ添えなど。。どれも手のかかった街場のフレンチでは食べることのできないものばかり。

舌平目に魚のすり身を詰めたものに菊菜のソース。菊菜のフリットが載せられる。ヒラメの柔らかい身質とすり身の食感のバランスがとてもいい。リヨン風のトラディショナルな魚料理。。

肉料理は合鴨のオレンジソース、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、豚肉のビール煮込みの3種盛り。それもしっかりした深い味わいでカベルネソービニオンとの相性も抜群。ポルチーニの入ったリゾットを揚げたものが添えられる。

圧巻のデザート8種盛りあわせ。おかわり自由で女性はとても嬉しいと思う。お腹いっぱいでずっしりとした満足感。。ご馳走様でした。。

過去のびすとろぽたじえはこちら

大阪市西成区玉出中2-13-31
06-6651-9568

 


カテゴリー 玉出, フレンチ |