2014年02月

じゅうじゅううめぇ家【大阪市 住之江公園】

住之江公園駅の南側にあるお好み焼き屋さん。五苑や情熱ホルモンやってる「かわべフードサービス」のお店。看板に「日本一美味しい焼きそば」とあるので前からとっても気になっていた。要は注文してから生麺を湯がいてそれを焼きそばにするらしい。メニューにも「極太茹で上げ焼きそば麺」とある。早速イカの焼きそばを所望する。

HPには「厳選された小麦粉を使用し、徹底した温度管理のもと、一昼夜じっくり熟成させたコシのある極太麺。そのモチモチとした食感と風味を楽しんでいただく為に、茹で上げホヤホヤを提供しています。」とある。店内にはラーメン屋にある麺ゆでの設備がある。

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出てきた焼きそばは写真でもわかるように・・・・やはりべちゃべちゃ・・・水が出てソースもまさに「薄たーそーす」になっている。一見良さそうに思えたんだけど物理的に美味しく出来るわけがないわなと納得。
まあいっか・・・とあきらめる。。

そういえば昨日行った西成の中華料理も麺がウリのお店なんだけどスープが異様に甘い。砂糖かなんか入れてるんちゃうかと思うような味。焼き飯が脂っぽくて変な匂いがする。食すと口の中がべとべと。それを甘いラーメンのスープで洗い流す。残すともったいないんで完食したけど気持ちが悪くなってセブンイレブンであずき最中を買って口直し。

命がけだなランチも・・・

大阪市住之江区新北島1-5-8

じゅうじゅううめぇ家 住之江店お好み焼き / 住之江公園駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 住之江公園 お好み焼きラーメン

鮨きよ原【大阪市 難波】

最近の週末と祝日前の裏なんばはどこも人がいっぱい。丑寅で軽くつまんで12月オープンの表記の店で軽く寿司をつまむ。私が常行くお店はどこも一杯。8年前は数店舗だけの寂れた通りだったのに人が溢れかえっているのに驚く。

何時もよく行く串カツ店の隣のビルの2階。寿司バルと看板に書いてあるが階段を上がってたどり着いた店はまんま寿司屋。板前さん2人でカウンターとテーブル席を切り盛り。ビールで乾杯をしてその日のお勧めなどが書かれたホワイトボードからつまみを数品頼む。

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酒の種類が少ないけどこの日はビールの気分だったので問題はない。握りは1貫100円から。高くても300円くらいか。店の落ち着いた雰囲気の割りには安い・・というかかなり大衆価格。

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木箱に入ったネタケースをまずは御開帳。天然鯛に鰤、イワシ、ゲソ、たこ、サーモン、太刀魚、〆鯖、平目の昆布締め、海老、牡蠣、タイラギ貝、生たらこ、子持ち昆布などが整然と並ぶ。ネタケースなしで客は好きなものをここから選ぶかお任せにする。

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まずは天然鯛と鯖とタコ、鰤、子持ち昆布でお造り盛りあわせ。3人で訪問したので1.5人盛りでシェアする。どれもが普通に美味しい。鯛はコリコリしていないけど熟成感があって300円にしたらとっても価値がある。鯖もいい脂があって口の中で溶ける。

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岡山の牡蠣があったので生で握ってもらう。身が丸々太っていてとてもミルキー。少し水っぽいのは仕方がない。

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平目の昆布締めも熟成香があって昆布の味と相まってとても美味しい。醤油も何もつけずに頂く。

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穴子はしっかりと焼き込んで提供。炙った太刀魚も普通に美味しい。

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お店の方お勧めの煮ハマグリも丁寧な仕事ぶり。こういったネタが廉価で食せる時代になったことに感慨がある。その隣はでっかいイワシ。軽く〆ているんだけど大振りで脂がしっかりのった真イワシ。生姜醤油で頂くとお酒が良くすすむ。

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イワシをお替わりして河豚の握りで締める。このほかにも河豚の身皮など数店握ってもらって会計はお酒を入れて一人3000円でした。。財布に優しい路地裏の鮨バルでした。。。。

友人とこの店あんま儲からないだろうな・・・と言いながら店を出る。(人の店のことほっとけ!!と言われそう)

 

大阪市中央区難波千日前14-17 
06-6649-5559
16:00~24:00

Sushi Bar きよ原寿司 / 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 寿司

だるま堂

週末に小倉に北九州マラソン参戦。レース後の昼食に前から調べてあった全国の焼うどん発祥の店である『だるま堂』さんを訪問。小倉の駅につながる魚町銀天町アーケードとつながる20軒ほどの店が連なる『鳥町食道街(からすまちしょくどうがい)』という路地にある。『食堂街』ではなく『食道街』なのがポイント。

引き戸を開けて入店すると先客3名。店内は小さな鉄板がある厨房に面したL字のカウンター6席のみ。かなり狭いお店。

店内には有名人の色紙とかが貼っているがぼろぼろで何が書いているかわかんない。達磨大使の絵とかよくわからん置物とかがあって昭和の色満載の年季の入った店内。昭和20年創業なのでまさしく戦後のお店。お客さんは皆静かに黙々と食べる。

女性店主の年齢80才くらいか。腰が曲がりきっているので正面向いても顔は下を向いている。水を出したり勘定したりは小さなトレーがあってそれを使って客とものの受け渡しをする。

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メニューはシンプル

  • 焼きうどん 460円
  • 天まど   510円
  • ごはん   100円
  • ビール   450円
  • お酒    330円

「天まど」は基本の焼きうどんの下にお好みのメリケン粉を薄くひいて最後に真ん中に玉子を落としたものらしい。語源は天窓から月を見た景色らしい。とっても情緒的。私は焼きうどん460円を所望する。

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ずっと下を向きながら鉄板の上にまんべんなく麺を広げて一心不乱に焼く。具材はキャベツ、玉ねぎ。肉は見えない。厨房の中にラードの塊が鎮座。多分これが隠し味であろう。麺は乾麺の平麺を湯がいて使う。量はかなり少ない。子供のおやつみたいな感じ。

乾麺のせいかそれなりに弾力のある麺に、魚粉と安っぽい酸味のあるソースが絡みつく。麺に絡み付く真っ黒の焦げが侘びとなってこの焼うどんの価値を昇華させている。
味がどうのこうのと言う問題ではなくビールと共にこの店で焼うどんを食す空気が文化遺産のようなものである。客はお釣りのないように小銭で支払いをする。もちろんトレーに入れて受け渡し。ごちそうさまでした。

福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-17 鳥町食道街
営業時間:12:00~18:00

だるま堂うどん / 平和通駅小倉駅旦過駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

麺料理 九州地区