最近の週末と祝日前の裏なんばはどこも人がいっぱい。丑寅で軽くつまんで12月オープンの表記の店で軽く寿司をつまむ。私が常行くお店はどこも一杯。8年前は数店舗だけの寂れた通りだったのに人が溢れかえっているのに驚く。
何時もよく行く串カツ店の隣のビルの2階。寿司バルと看板に書いてあるが階段を上がってたどり着いた店はまんま寿司屋。板前さん2人でカウンターとテーブル席を切り盛り。ビールで乾杯をしてその日のお勧めなどが書かれたホワイトボードからつまみを数品頼む。
酒の種類が少ないけどこの日はビールの気分だったので問題はない。握りは1貫100円から。高くても300円くらいか。店の落ち着いた雰囲気の割りには安い・・というかかなり大衆価格。
木箱に入ったネタケースをまずは御開帳。天然鯛に鰤、イワシ、ゲソ、たこ、サーモン、太刀魚、〆鯖、平目の昆布締め、海老、牡蠣、タイラギ貝、生たらこ、子持ち昆布などが整然と並ぶ。ネタケースなしで客は好きなものをここから選ぶかお任せにする。
まずは天然鯛と鯖とタコ、鰤、子持ち昆布でお造り盛りあわせ。3人で訪問したので1.5人盛りでシェアする。どれもが普通に美味しい。鯛はコリコリしていないけど熟成感があって300円にしたらとっても価値がある。鯖もいい脂があって口の中で溶ける。
岡山の牡蠣があったので生で握ってもらう。身が丸々太っていてとてもミルキー。少し水っぽいのは仕方がない。
平目の昆布締めも熟成香があって昆布の味と相まってとても美味しい。醤油も何もつけずに頂く。
穴子はしっかりと焼き込んで提供。炙った太刀魚も普通に美味しい。
お店の方お勧めの煮ハマグリも丁寧な仕事ぶり。こういったネタが廉価で食せる時代になったことに感慨がある。その隣はでっかいイワシ。軽く〆ているんだけど大振りで脂がしっかりのった真イワシ。生姜醤油で頂くとお酒が良くすすむ。
イワシをお替わりして河豚の握りで締める。このほかにも河豚の身皮など数店握ってもらって会計はお酒を入れて一人3000円でした。。財布に優しい路地裏の鮨バルでした。。。。
友人とこの店あんま儲からないだろうな・・・と言いながら店を出る。(人の店のことほっとけ!!と言われそう)
大阪市中央区難波千日前14-17
06-6649-5559
16:00~24:00
Sushi Bar きよ原 (寿司 / 難波駅(南海)、近鉄日本橋駅、日本橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5