カテゴリー:日本酒
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創作おでん よばれや

奈良三条通りにある表記の店を訪問。町家を改装したレトロなファザードが目を引く。店内はカウンター8席と奥に座敷、2階も席があるらしい。

料理はおでんを主力に刺身や焼き物、煮物など様々な日本酒に合うアイデアたっぷりの創作酒肴が並ぶ。

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晩ご飯を食べたあとだったのでこの日はおでんと日本酒を軽く所望する。おでんの盛り合わせのなかにある玉子は「吉野源流水仕込みの鶏」が産んだものらしい。吉野の手作りのこんにゃく、しっかりとした歯触りの山型の形をした「大和揚げ」、大分県中津直送の「ごぼ天」など。

クオリティーがかなり高いのは一目見てわかる。どれも仕事が丁寧でかつ素材感がしっかりと感じられる。この他にも「だし巻き」「おでんの餅巾着」「ちくわ塩辛」などが人気らしい。アットホームな雰囲気もたっぷりでご主人との会話もとても楽しい。

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日本酒も奈良の地酒が豊富にある。

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「鯵をはじめとしたいろんな魚のなめろう ガーリックパン添え680円)」は日本酒にドンピシャ。「次回はゆっくりと訪問するね」と店主に挨拶をして近鉄奈良線の終電をめざす。

奈良県奈良市餅飯殿町8
TEL:0742-24-5575
定休日:水曜日

創作おでん よばれやおでん / 近鉄奈良駅奈良駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

日本酒関東炊奈良県和食

おごと温泉 花街道

琵琶湖の西端にある「おごと温泉」で現在最も女性に人気があるといわれる表記の旅館に宿泊。雄琴界隈は昔からソープランドが立ち並び(今もあるが)雄琴温泉の近くの琵琶湖で若い女性が泳ぐと妊娠するという都市伝説も昔に聞いたことがある。そんないわば風俗街と呼ばれる温泉街のなかで近江牛や地元の食材をふんだんに使用し多くの女性客を中心とした固定客に支持されている名旅館である。今回はこちらの旅館のオーナーでもある美人女将にお会いするのが楽しみだったんだけどあいにくこの日は所用で留守だったのが残念。

ゆっくりと温泉につかって夕食はジャズコンサートのディナーショーを相伴する。料理は俵屋等で修行をされた近江の名工である料理長の指揮のもと、地元の食材をふんだんに使った会席料理が中心となる。館内に料亭の施設もあり日帰りでの温泉と食事を楽しむことが出来ると聞き及ぶ。

今回はディナーショーと言うこともあり会席の簡易版を宴会場で頂くこととなる。

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ビールで乾杯をして三段の塗りの箱に入ったものが最初に登場。

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蓋を開けると上段は口取りとなる。春菊と菊花の白和え、粟麩、胡桃豆腐やさい味噌掛け、鯖小袖寿司、イクラと長芋、手長海老、むかごカステラ、しめじと燻製チーズの松葉刺し。

どれも丁寧に手作りされた玄人受けするものばかり。何を頂いてもとても美味しい。これだけで日本酒が3合は飲めそうな感じ。

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お造りは養殖鯛、甲烏賊、琵琶ますの3種盛り。これは特にどおって事はない。しかしサービススタッフの目配りと対応はさすが。

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半熟卵、真魚鰹西京漬、じゃがいもで作った木の葉、松葉蕎麦、炙りサーモン、貝柱、玉ねぎ、こんにゃく寒天の湯葉巻、舞茸など。

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小鍋は大振りに切り出された松茸と甘鯛、近江地鶏と季節の野菜。出汁の美味しさは群を抜いている。仕事がとても丁寧ですべてがワンランク上のできばえ。

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洋皿として近江牛の湯引きの野菜巻。三杯酢のジュレがかかる。牛肉の凝固点以下の温度で軽く湯引きされ脂を適度に落とした近江牛は赤身部位だけどとても柔らかで舌触りもよく肉の旨みが口の中で炸裂する。三杯酢の酸味が肉のおいしさをより引き立たせる。

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食事は近江のコシヒカリのとんぶり入りとろろ芋掛け。米の美味しさは秀逸。新米ということもあるが今まで頂いた白米の中でも有数の優れた食味を感じた。

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デザートは濃厚なプリン、シフォンケーキ、巨峰、無花果の盛り合わせ。

すべての料理が一級品である。価格もそう高くないのでちょっと贅沢したいときに期待を裏切らない食事と施設である。これからの紅葉の季節は大忙しと言っておられた。

びわ湖花街道旅館 / おごと温泉駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

日本酒ビール和食滋賀県

川原崎【大阪市 扇町・天満】

友人と東天満にある2012年オープンの表記の店を訪問。いろいろな友人からの良い評判を聞き前から行きたかったお店。店内はカウンタ−9席のみでは3800円と5300円の2コースなんだけど事前に予約をすればその日の市場の仕入れで構成する8500円の特別なコースがあると予約の際に聞いたので今回はそれを所望する。

生ビールで乾杯をしてさっそくご主人に揚げまくっていただく。

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口休め用にいくらおろしと甘めの酢に浸かったピクルスが出される。最初にさい巻海老が登場。やっぱり天ぷらの最初は海老に限ると納得。永久センターである前田敦子のような存在。

そのあとはこの日ピカイチのネタの虎ハゼ。正式には「トラバゼ」ハゼと言う名のキス科の魚。関東で春に天ぷらで見かけるネタだけど裏旬で秋口にもいいものが獲れるよう。身が分厚くてふわふわしているが鱚の味を濃くした感じでほのかな磯の香もいい。

栗はそのまま揚げずに一仕事をされるらしいがそれは企業秘密。しっかりと栗の風味を残しながら水分を抜く。かなり高度なテクニックである。琵琶湖の子持ちの小鮎はかなりのレア食材。

ご主人は私もたまに訪問する関西の名店「一宝」で20年間勤められたとお聞きする。そういえば仕事ぶりがそんな感じと納得。

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上質なスパークリングや日本酒とともに一品ずつ丁寧に揚げられた旬の食材を楽しむ。途中で出てきた巨大な仙鳳趾の牡蠣には驚いた。仙鳳趾は年間を通じて水温が低いので夏でも牡蠣を養殖し年中食すことが出来る。当然のことながら身はプリプリでとてもクリーミー。仙鳳趾の牡蠣は養殖期間が短いので小さめというイメージがあったがこちらのものは特別な仕入れなのであろう。

焼き芋にしたさつま芋、レアに揚げられたホタテ貝柱(写真なし)、ホクホクした下拵えが完璧な和歌山産の太刀魚、カリカリに揚げられた活海老の脚など。

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小振りであるが私たちのために仕入れていたであろう蒸し鮑。塩をつけて齧り付くと磯の香と深い旨みに包まれる。スパークリングとの相性も抜群。大振りの松茸も食べ応え満点。とても豊かな気分になる。

北海道産のバフンウニを大葉で巻いたものも甘くて美味しい。ミディアムに仕上がった新鮮な鱈白子も塩と天だしの双方で楽しむ。肉厚の長崎産の天然穴子はしっかりとした食感で旨み抜群。火を通すことで食材の水分を抜き蒸し焼き状態で火入れされるために加熱することで旨みがいっそう増すのがよくわかる。ここでもう一度さい巻海老(車海老)の登場。海老星人の私はかなり嬉しい。。

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最後の〆は天丼か天茶を選ぶことが出来る。大振りにカットされた活け海老の甘さと美味しさが際立つ最高に贅沢な茶漬けである。最後にシャーベットが出てコース終了。すべてにおいて上質な食材とその特性を充分に活かした揚げ方で旬の素材を最大限に美味しく楽しめます。軽く飲んで2人で25000円くらいでした。

リーズナブルなお昼のセットもあるようですので詳しくはお店のFacebookを参照ください。

大阪市北区東天満2-8-13
TEL 06-6881-6525
営業時間 11時半〜14時 17時半〜22時(L.O.21時)
定休日 水曜日・第4火曜日

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日本酒ビール大阪市 扇町・天満