2023年01月

手打ち釜揚げそば むら田【大阪府 和泉市】

和泉市の光明池運転免許場に用事があり、その帰りにすぐ近くにある表記の蕎麦店を訪問。大きな古民家をリノベーションしたお店で暖簾をくぐると石臼の製粉機と蕎麦打ち場のある土間がある。靴を脱いで座敷に上がり広間の席に案内いただく。

早速「釜揚げそば1200円」を所望する。その他にも鴨汁そばや普通の温かい出汁の蕎麦などもあり。蕎麦は福井県産の蕎麦粉使用とのこと。

各席には個々にコンロが設置されていて釜がセットされる。調理する手間が不要なのであっという間に蕎麦がサーブされる。釜の湯が沸いたら食べる分だけ湯がいていただくという趣向。約20秒くらいで引き上げて薬味と生卵を入れた甘めの蕎麦汁でいただく。

蕎麦も美味しくてしゃぶしゃぶのような感じでいただけてとても新鮮な感じ。蕎麦湯を出汁に入れていただくと体が一気に温まる。駐車場も10台分くらいあり。。ごちそうさまでした。。

和泉市伏屋町5丁目2-19
月曜定休

むら田そば(蕎麦) / 光明池駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪府 和泉市 蕎麦

おうどん 蓬【大阪市 福島】

鷺州にある聖天通りの近くの表記のうどん店を訪問。大阪の日本料理店のミシュラン2つ星の「お料理 みや本」の手がけるお店で1月7日オープンの一番客となる。多分ネットでは初めてのお店の投稿になると思う。周りにコインパーキングあり。

福島駅から徒歩6分の場所で店の周りは「鮨ひじり」や「蕎麦切りからに」「グリルニュートモヒロ」などの有名店が立ち並ぶ。店の入り口はかなりわかりにくいので写真を参考にされるといいと思う。

本湖月で修行された店主の宮本氏は私が天下茶屋で習っていた表流茶道の同門の社中さんで彼の作る料理も茶味溢れたものとして有名。こちらのお店でもしばらくは店主の宮本氏もお店に入って配膳をされると言っておられました。

営業時間は11時30分から14時30分まで。営業日はインスタやフェイスブックで確認。。

店内は高級和食店の様相で見事な檜の1枚板の大きなカウンターが目を引く。席数はカンターのみで20席くらい。店の奥には個室も用意されている。若い女性のお弟子さん2名が厨房に入ってうどんを作る。壁は竹格子が入り天井には網代があしらわれる。土壁の左官もお見事で日本で最もお金のかかっているうどん屋となっている。壁にかけられた「旬」の書もかなり高価なものと推察される。

メニューはしばらくは「かけうどん」と「釜揚げうどん」のみ。小900円 中1000円 大1100円となっている。今回はかけうどんと釜揚げうどんの両方を小サイズで所望する。少しづつトッピングのみを増やすといっておられました。着丼まで12分その間に宮本氏といろいろ話をして時間を潰す。

まずは一番のオススメのかけうどん登場。手打ちの麺は弾力があってビユーンと伸びるタイプ。グミ感もあるけどそこまで強いコシではない。出汁は最高級の昆布を使用していることは一口いただけばわかる。鰹節もしっかり効いてほんのりと鯖節のような香りもする。味も香りも透明感があり、今までいただいたうどん出汁の中で一番塩分濃度が低い気がする(多分0.8%くらいか・・)

出汁が12で薄口と味醂それぞれが1で塩をほんの少しが我々プロの黄金比(ウザくてすいません・・・)と言われるんだけど、うどんの中以外に塩は入っていないかもしれないと感じた。どちらにしても日本料理の延長のような味わいにびっくり。繊細に笹に切られた葱はご主人の包丁とのこと・・・・一目見たら只者の仕事でないことはわかる。生姜のすりおろしも繊維の硬い部分は口に残るので包丁で叩いてから行うと言っていた。。

器は唐津の人間国宝の中里無庵の窯のものといっておられた・・・器というよりももはや「お道具」で、かなりの数寄者の領域である。。

2杯目の釜揚げうどんのつゆの丸さにびっくり。。ここまで角の取れた柔らかいつゆは初めて。こちらの葱は小口に細かくカット。最後は釜揚げの茹で湯をつゆに入れて蕎麦湯のように全て飲み干す。。全ての塩梅も完璧なり。。会計のレジ横にはドンペリやグランクリュの入ったワインセラーが鎮座されていた。。オープン最初の会計は1800円。店主と記念写真を撮って店を出る。。

すぐ近くの上の写真のカフェで休憩。ファザードは地味だけど店内はかなり素敵で、女性店主の空気感も良くて長居してしまう。。バスクチーズケーキと竜の卵プリンを食べて大満足。器も綺麗で偶然にいい店見つけました。

福島区鷺州2-10-6
11:30~14:30

おうどん 蓬うどん / 福島駅新福島駅野田駅(阪神)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 福島 麺料理

Emi shyokudo (えみしょくどう)【大阪市 塚西】

西成区の区民プールで泳いだ後に近くの東玉出にある表記の店を友人と訪問。3年前にオープンした頃に訪問したことがある。私と同じ年齢の女性オーナー典子さんのワンオペで結論を先に言えばかなりセンスのいい大人な感じのカジュアルバルのようなお店で今年最初のスマッシュヒット店。

阪堺線の塚西駅の北側のライフスーパーの斜め前の昭和初期のアパートの一階に位置する(この無人アパートも見所満載で見学無料)お店は見た目はカフェ調な感じでカウンター8席のみのセンスのいい小さなバルのような感じ。

カウンターの上には手作り感満載の美味しそうな家庭料理の惣菜が並ぶ。。見ただけでセンスも良く手がかかっていることがわかるようなものばかり。

・ほうれん草と油揚げのツナポン酢和え300円
・ちくわと椎茸とこんにゃくの筑前煮300円
・海老と蓮根とスナップエンドウのオイスターマヨ炒め500円
・ポッサム(茹で豚の葉っぱ巻き)700円
・ブロッコリーとささみのからしマヨ和え400円
・ウインナーカレー味500円
・生姜の効いたしっかり鶏モモ入りのサンゲタンスープ700円
・椎茸とシシトウの炒め

どれを食べても美味しい・・・・・思いっきり飲んんで食べて一人2500円。ずっとこういったご飯が食べたかった。ごちそうさまでした。。

過去のえみしょくどうはこちら

大阪市西成区東玉出2−5−6
090-1905-2234

 

大阪市 塚西 バル居酒屋