米増 1月【大阪市 福島】

毎月定期訪問する福島の表記のミシュラン店を訪問。開店以来ずっと欠かさず食べているけど全く飽きることがない。新規予約は8ヶ月以上先となる関西和食で最も予約困難と言われる人気店。カウンター8席のみで14時と17時半スタートの2回転。この日はキャンセルがあったのか6名で相伴する。

静かな店内だけど温和な人柄の店主と交わす軽口がとても楽しい。本湖月等で修行されたご主人の茶味溢れる献立とケレンのない仕事がとても口によく合う。普段はコース18000円(税・サ別)で、この日は食材の都合で21000円とのこと。写真撮影は可だけどネット掲載は禁止なので忘備録として献立のみ記します。

・先付 富田林産の海老芋唐揚げの白味噌仕立て雑煮
・焼餅に香川産海鼠腸と鹿児島産金柑を挟んだもの
・大分産赤貝肝和えと新たまねぎマリネ
・蕪と柴山産ずわい蟹の足
・南淡路天然河豚の身と皮と分葱 北海道前浜産の干し数の子
・愛媛産鰤は表面を乾かして炭火で少しずつ火入れ
・鷹ヶ峰の金時人参の天ぷら
・塩漬けにした白菜と河豚の雑煮
・蟹のエキスと生姜のご飯に蟹の身と味噌を乗せたもの
・生姜ご飯出汁茶漬け
・白米に雑魚
・長野産ルレクチェと茨木産いちご
・自家製の花びら餅

ご主人の自作の床かざり。初日の出を淀川河川敷で見てインスピレーションが降りてきたと言っておられました。なかなかの大作です。

エントランスの床飾りも美しい。

トイレの飾りもご主人の手作り作品。

カウンター前で丁寧に切り餅を焼きこまれるご主人。

今では見ることも珍しい干し数の子。弾力ある食感が特徴で旨味も強い気がする。仕入れ価格もびっくりする値段ということはプロのみが知る。

ごちそうさまでした。

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大阪市北区大淀南1-9-16

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